白いかざぐるまさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

白いかざぐるま

白いかざぐるま

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駅 STATION(1981年製作の映画)

3.6

高倉健さんの映画をちゃんと見たのは初めてだったけど、やっぱりそこにいるだけで雰囲気が違うし、どっしりとした安心感がある。
メインキャストはもちろん、脇役も今では大御所と言われるような人達ばかりで、とに
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トレマーズ(1990年製作の映画)

3.7

かなり昔に深夜のテレビ放送でみて以来、ずっと印象に残ってた。

音や振動を感知して襲ってくる地下の怪物という設定なので、地を這うような怪物目線のカメラとか、建物の揺れで怪物が移動してることがわかるとか
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.6

染谷将太も柄本佑も締まりのないボディーが、リアルでよかったよ。特に染谷くんなんか、見事な文化系男子ボディー!
俳優さんて不自然なくらいムキムキな体してる人結構いるけど違和感すごいんだよね…。

それは
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ペコロスの母に会いに行く(2013年製作の映画)

3.4

年老いた母が認知症になり、徐々に日常生活もままならなくなる。息子には息子の生活もあるので、ずっと見ている訳にもいかないし、さてどうしよう…

これは正直あまり考えたくないテーマだ。
自分にも無関係じゃ
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.6

唐田えりかちゃんキレイな顔してるにゃ〜。
でも他の演者さんが達者すぎて、実力不足が目立っちゃってちょっとかわいそう…。
でも、今後はグイグイ来るんだろうな。

映画が始まってかなりの間、やばいなぁ、こ
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フィギュアなあなた(2013年製作の映画)

3.6

フィギュア大好男の妄想とフェチで溢れかえっている映画。
人形が心を持つという話はままあるけど、それを極めてリアルにやると、確かにこうなるかな。

それにしても、えげつないエロ描写だったな…。

妄想と
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探偵物語(1983年製作の映画)

2.8

タイトルは有名だし松田優作だし、ということで観てみた。
薬師丸ひろ子主演作はWの悲劇がダントツで好きなので、比べるとこちらはストーリーの面白さ的にも、薬師丸ひろ子のかわいさ的にもイマイチだったかな…
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テッド(2012年製作の映画)

3.5

下品で下世話なギャグばかりだけど、クマのぬいぐるみがやると笑えてしまう不思議

しかもそのぬいぐるみは、大麻とかドラッグが好きだったり、風俗嬢集めてパーティやったり。どうしようもないけど、ゲスとかわい
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FAKE(2016年製作の映画)

3.6

昔NHKスペシャルで佐村河内氏を見て、すっごい胡散臭いけどこういう音楽家もいるんだ〜、交響曲ちゃんと聞いてみたいなと思った。

Nスペの中でもとにかく印象的だったのがゴーチ氏の作曲スタイル!
頭痛に悩
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.3

ジャズミュージシャンと女優か…
オシャレな男女のお話だったな。

オープニングのミュージカルシーンはすごく楽しくて、こんな感じで続くのかなと期待したけど、ちょっと違った。

イマイチ入り込めないのは、
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

3.3

冒頭はかなりサスペンスで、めちゃ怖いんだけど、中盤から同じテンションが続くので集中力が途切れた…

後半にいくにつれ話が入り組んできて、一応殺人事件の犯人は明かされるけど、細かいところの謎は残ったまま
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Wの悲劇(1984年製作の映画)

4.5

高校生の時に、深夜のテレビ放送でたまたま見てハマった映画。音楽が久石譲って時点でもう鳥肌1.5倍だわ。

薬師丸ひろ子の可憐な雰囲気に当時高校生のボクは魅了されてしまい、薬師丸ひろ子のアルバム借りてき
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.7

黒鳥に扮したこの映画のジャケ写がめちゃカッコいい。

表舞台で主演を張る人の抱えるプレッシャーとはかくも重たいものなのか。
リアルと妄想を行き来しながら苦闘するニナの姿を見ながら、どうにか最後まで演じ
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実録・連合赤軍 あさま山荘への道程(みち)(2007年製作の映画)

4.0

連合赤軍によるあさま山荘事件。
あの鉄球による映像のイメージばかり強くて、どういう集団だったのかはよく知らなかった。今作は連合赤軍というテロ集団の内側が描かれとても勉強になった。

カクメイ、ソウカツ
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グレムリン(1984年製作の映画)

3.8

完成度が高くて、ずっといい緊張感が続くのであっという間に観終わった。
ギズモはかわいいし、悪くなったモグワイもグロテスクでありながらもユーモラス。

小学生のとき以来の鑑賞だったが、グレムリンやっぱり
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.8

なんかいいもの見せてもらったな〜

映画作りだったりモノ作りへの情熱!というのとはちょっと違うけど、次々とやってくるトラブルを切り抜けてミッションを完遂させる監督の姿は、まさにサラリーマン管理職の日々
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花とアリス(2004年製作の映画)

4.2

ヘンテコな登場人物達が織り成す、かわいいファンタジー。意外なところで結構笑えて楽しい。

主演2人のゆるくてダルい女子高生感が抜群。
学生時代にこんな友達いたら、もう一生モノの付き合いできるよね。
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Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

3.7

公開当時に劇場鑑賞したものの、何だかよくわかんね、と思っていた。

10年ぶりに観たが、やはりセリフが多いし情報量が多くて、細かいところは簡単には理解しきれない。
しかし、単純に怪しい仮面をかぶった渋
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.1

さまざまなエピソードがクリスマスというゴールに向けて収斂していく。

一つ一つのエピソードは個性的で面白いし、別個のストーリーが互いに交わり合っていくという構成はクオリティが高いのだけど、ハッピーエン
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シベリア超特急(1996年製作の映画)

2.0

タイトルはみんな知ってる伝説の映画。
つまらない映画の代名詞みたいな言われ方をしてるけど、実際どうなんだろう?
という興味だけで観てみた。

結果、評判通りつまらなかった…。
伝えたいメッセージがある
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レオン(1994年製作の映画)

4.5

昔からとても有名な映画だけど、今まで見てこなかった。

暗殺スキルは高いのに、生きることには不器用なレオンと幼くして複雑な状況に置かれてしまったマチルダ。本来なら接点もなくただのご近所さんだったはずの
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百円の恋(2014年製作の映画)

4.0

一子の最初の自堕落な姿から、自立していった姿への変化には脱帽。顔つき、目つきがまるで違う。

百円ショップの店員は皆コミュニケーションがおかしいし、元店員のおばちゃんのカバンが意味不明にパンパンなとこ
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キングスマン(2015年製作の映画)

3.5

ハリーとエグジーの紳士っぷりはとてもカッコいい。

敵キャラがいつもかぶってるヤンキースの帽子、色違いで出てきておかしかった。

バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.2

色んなエピソードが次々と伏線になっていて、最後に向けて綺麗にパズルのピースが埋まっていく。

世界観や登場人物も、脇役含めみんな特徴的で愛すべきキャラクター達。
とても良かった。

ぐるりのこと。(2008年製作の映画)

3.1

夫婦の関係性は100組あれば100通りある。ちょっとこの2人の夫婦関係にはピンとこなかった。

まあ、よその夫婦のことなんか理解できないものだし、口出しするのも野暮だしね。

ヒミズ(2011年製作の映画)

3.9

超絶重いけど、とてつもなく力強い映画。

絶望の谷へ向かって、自ら転げ落ちようとする住田くんと、それをどうにか引っ張り上げようとする茶沢さんや震災被災者達。

この綱引きは、いったいどっちが勝つのか。
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漫才ギャング(2010年製作の映画)

3.5

芸人品川祐監督作品。某映画コメンテーターがボロクソに叩いていたのを聞いて、逆に興味が湧いたので観てみた。

映画の中のシーンとして漫才をやる、というよりもずっと漫才やコントをやりながら映画が進んで行く
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一礼して、キス(2017年製作の映画)

2.9

これは斬新で新感覚なラブストーリーだったなぁ。

素直で純朴な弓道女子のエライザちゃんは最初はまともな感覚の持ち主だったはず。
しかし良い子過ぎた為、歪みまくっている三神くんから好意を持たれたことで、
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斉木楠雄のѰ難(2017年製作の映画)

3.7

期待してたよりはるかに面白かった。
福田雄一監督作の中では一番ハマったな〜

山崎賢人はこの映画の中でも、いつも通り基本クールなんだけど、照橋さんの妄想の中の斉木にめちゃくちゃ笑った。
えっ、こんな山
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.5

やってることは、いじめというより犯罪だけど、星野みたいな不良も含めてみんな救われて欲しいな。と思って観てたけど、まあ救われるわけないよね〜

14歳がテーマだけど、これくらいの歳頃って犯罪と無邪気の境
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

うーん、よくわからない!

神とか愛というキリスト教的概念への理解がもっとあればすんなりとわかるのかな…
ネタバレとかも読んでみた結果、自分として落ち着く解釈を考えてみる。

この映画のテーマであろう
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サヨナライツカ(2009年製作の映画)

2.2

観てるこっちが引くほど筋肉ムキムキの男が、日本に婚約者を残して出張先で現地妻作って好き勝手やってる。

恥ずかしげも無く同時に2人の女性に愛の言葉振りまいてる。

そんなムキムキモテ男の話を観てどうす
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愛のむきだし(2008年製作の映画)

4.6

予備知識無しで観てみたら、とんでもない映画だった。4時間に及ぶ長編だけど、ダレる時間帯もなくずっと面白い!

華麗な?盗撮シーンとか、パンチラとか園子温監督だな〜という下ネタから、一転して愛や神につい
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東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007年製作の映画)

3.0

息子がお母さんを大事にしてるのは素晴らしいし、お母さんから息子への愛を感じられるのもいい。ただ、なんだろう。

親との関係性って、どうしても自分を物差しに考えてしまって、どうしても他人の親子関係を見せ
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ヒロイン失格(2015年製作の映画)

3.1

女同士、男同士の壮絶なマウンティング合戦と、縄張り争いが延々と展開されてコワイ…
でもみんなエゴ丸出しなので、それが逆に清々しいとも言えるか。

そして弘光のヤロー!
自分なら何しても許させると分かっ
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リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.0

黒木華が演技をしている感がゼロで、ホント見事にハマってた。
「僕たちの失敗」のカラオケはやばい。

ストーリー展開は次々と想像の埒外からボールが飛んでくるので、周囲に翻弄される黒木華と共に、自分ものけ
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