のび太の父親、のび助をストーリーに組み込むための流れがいくらなんでも強引すぎる。クライマックスに至っては絵面の盛り上がりを提示できずに、ドラえもんたちが文字通り右往左往させるしかないという。さまざまな>>続きを読む
原案となっているのは、『ドラえもん』原作コミックス第41巻に収録されている「深夜の町は海の底」だが、それは序盤の部分だけ。本作の肝の部分にあたる“海底に棲む人間とは異なる別の種族との邂逅”や、それを発>>続きを読む
1981年公開の『のび太の宇宙開拓史』のリメイク作品。原作にはないオリジナルのキャラクターを加えることによって、リメイク独自の展開を用意するあたりは、新体制の映画『ドラえもん』シリーズにおける『のび太>>続きを読む
何年ぶりかの再鑑賞。原案となっているのは、『ドラえもん』原作コミックス第31巻に収録されている「さらばキー坊」。旧アニメシリーズでは、このエピソードが単体でTVアニメのワンエピソードとして映画化され、>>続きを読む
『のび太の魔界大冒険』のリメイク作品。話の筋とゲストキャラクターは原作を踏襲しているが、原作にはいないキャラクターを配置することで、構成的に本作のオリジナリティーが見られる。本作の人物配置を見て、のち>>続きを読む
演出補の岩澤さんが髪を染めて茶髪になってる! なシリーズ第30作。『ほん呪25』で紹介された「不気味な女」の動画を見た視聴者から投稿された映像をめぐる「『不気味な女』後日談」は、心霊ビデオを見てしまっ>>続きを読む
映画『ドラえもん』シリーズ記念すべき第1作にあたる『のび太の恐竜』のリメイク。新キャスト&スタッフによる映画『ドラえもん』シリーズとしても本作が第1作となる。
やはり目を引くのは作画監督をつとめる小>>続きを読む
“カメラを回している最中に異変に気づく”系の動画である「白面の女」が劈頭に置かれたシリーズ第29作。長編取材の「占い師」は前後編ではなく3つにパートが分かれ、それぞれに心霊映像が付されているかたち。カ>>続きを読む
冒頭の2本、「戦争遺跡」と「シリーズ監視カメラ 駐輪場」は、“見えない”現象を異なるアプローチで扱った映像。続く「ITバブル」は、“見えるはずなのに見えない”映像。2視点からのカメラ映像の一方だけに霊>>続きを読む
『ほんとにあった!呪いのビデオ24』に登場した呪いのビデオに関する後日談エピソードを含めたシリーズ第27作。前回(『ほん呪26』)から引き続き番組制作スタッフに降りかかる異常事態も含めて、「踏み込んで>>続きを読む
最後のほうで『ほんとにあった!呪いのビデオ24』で登場した呪いのビデオが番組スタッフに悪影響を及ぼしているのではないか……? という疑念が持ち上がるシリーズ第26作。『ほん呪23』と『ほん呪24』でパ>>続きを読む
おそらく本シリーズでも1位、2位の知名度を争うであろう「不気味な女」が収録されている。自分も映像だけは観たことがあったが、スタッフの調査パートは初めて観た。問題のアパートの屋根裏から人間の皮脂がついた>>続きを読む
前作『ほんとにあった!呪いのビデオ23』でパワハラを受けていたスタッフが今作でもパワハラを受けている。やはりフォローなどがなにもないところが気になる。
「ダビング」、「続・ダビング」では、番組スタッ>>続きを読む
カメラを斜めにした画角と、あまりにも多いカット割り、舞台となるモーテルに入れ替わり立ち替わり登場するキャラクターたちの捌き方など、スクリーンの前における居心地の悪さが序盤からピークに達したところから、>>続きを読む
取材中における番組制作スタッフ間でのパワハラ言動が緊急事態の発生でサラッと流されるあたりが気になる。後でフォローもとくになかったし。
『ほん呪12』では動画が撮れるデジタルカメラの普及について触れら>>続きを読む
本作より演出をつとめるのは児玉和土。長編取材の「監禁」および「続・監禁」は、前作『ほん呪21』における「誘拐」および「続・誘拐」に近いものを感じた。番組スタッフが心霊映像の取材を進めるうちに、その奥の>>続きを読む
序盤において誇張された“景気の良い悪行”の印象が強いぶん、ジェイソン・ステイサム演じる“養蜂家(ビーキーパー)”によるヌルッとした制裁の行動が、その“景気の良い悪行”の興を削ぐ感じと上手く「釣り合って>>続きを読む
三面鏡が出てくる「鏡の中」は有名な映像だけれど、やや作り物っぽく感じられるのは鏡の中の人物が完全に静止しているせいか。映り込んでいるものの不気味さでは「余命」が一歩抜きん出ていた印象。
長編取材の「>>続きを読む
東京のとある児童養護施設と、そこで暮らす子どもたちに密着したドキュメンタリー。『MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない』という時間ループものの秀作を撮った竹林監督がドキュメン>>続きを読む