よどるふさんの映画レビュー・感想・評価

よどるふ

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イヌとイタリア人、お断り!/犬とイタリア人お断り(2022年製作の映画)

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「監督が自身の祖父母の半生をストップモーションアニメで語る」という紹介だけでは掬えない本作の最大の魅力は、本作を制作する監督自身が実写&実寸大でミニチュアの作品内に登場し、人形サイズの登場人物(監督の>>続きを読む

夏休み(2023年製作の映画)

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“せっかくの休み”という気構えで臨んだ休暇に最初からケチが付き、いまひとつ身体も心も休まっている感じがしない「休むのが下手」な筋運びは自分を見ているようで最初は暗い気持ちになったが、最後は晴れやかな終>>続きを読む

スピード(2022年製作の映画)

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話の本筋ではないのだろうが、「よく分からないものはシンプルに『よく分からない』と言おう」と本作を観ながら思った。ラストの音楽に合わせて踊るシーンは可愛らしかったな。

カナダでの暮らし(2023年製作の映画)

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ダイアローグと音楽と映像のセッションが生み出すオープニングクレジットが素晴らしい。その反面、話の内容があまりピンとこず……。「この監督が撮るホラーを観てみたいな」と思わせる演出がチラホラと見受けられた>>続きを読む

フェアプレー(2022年製作の映画)

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3つの視点を次々に切り替えながら、描かれる風刺が利いた短編映画。行き着く果てはどれも暗澹たる結末で、そのひとつひとつにこれといった感想はないのだけれど、車に唇を当てる耐久ゲームのビジュアルのバカバカし>>続きを読む

オアシス(2022年製作の映画)

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「双子の片方だけが障害を抱えていくことになる」という題材が扱われているのだが、スーッと見れてしまう作品で、15分という短い尺よりも体感的にあっという間に終わった。この抵抗感のなさをどう取ればいいのかは>>続きを読む

新凱旋門(2023年製作の映画)

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パブリックアートが溢れる街に居る“ひとりの男”に語り手が注目する視点のどこか寂寥感のある雰囲気から、ラストには意表を突かれる幻想的な展開に。徐々に変化していく画面の色合いにも注目。

ふたりは姉妹(2022年製作の映画)

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最初から最後まで柔らかいタッチで描かれる優しい作品。途中、関係性に亀裂が入りそうになる箇所もあるけれど、そこは幼い頃ゆえの「目の前の楽しさ」 が優先され、嫌なこともあっという間に目の前から消え去ってい>>続きを読む

女と犬(1991年製作の映画)

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ふたりの女性の会話劇。2つの選択肢を提示し、「どちらがマシか」を相手に選んでもらい、互いに自分たちの価値観を見せ合う遊びをしている……と思っていたら、その“遊び”は本題を切り出す助走に過ぎなかったこと>>続きを読む

アトミック・チキン(2023年製作の映画)

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観終わってみれば、グロテスクにしようとすれば簡単にできる手前で踏みとどまっている作りにはなっているのだが、観ている間は「いつ血が吹き荒ぶ展開になるか」とハラハラしていた。

フレンズ/2匹は友だち(2014年製作の映画)

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冒頭、むかしNHKでやっていた『ニャッキ!』を一瞬だけ連想したりもしたが、それよりはるかに自然の過酷な環境が描かれていたので、「あっ、違う……」となった。『ニャッキ!』は『ニャッキ!』で「うっ……」と>>続きを読む

ダンスの中に(2022年製作の映画)

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顔を構成するパーツが一切ないデフォルメされたデザインのキャラクターたちによるダンス。表情はなくとも感情と関係性が伝わるアニメーション表現は見事の一言。音楽のがループに入ったときのの気持ち良さ。

戦いとは終わりである(2023年製作の映画)

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30分弱の尺ながら、扱われているトピックが多岐に渡るドキュメンタリー。社会の抱える問題点、多様さ、複雑さを形を変えずにそのまま切り取るための“角度”の間違いなさが作品の見応えを確かなものにしている。

ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

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突如としてハリーの目の前に現れた屋敷しもべのドビーから「ハリー・ポッターはホグワーツに戻ってはならない」と忠告を受けることから物語が始まるシリーズ第2作。ホグワーツ内で発生する連続石化事件と、「ホグワ>>続きを読む

ダム・マネー ウォール街を狙え!(2023年製作の映画)

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ひとりの個人投資家から端を発し、団結した個人投資家たちによって引き起こされたゲームストップ(コンピュータゲーム小売店)株の暴騰が、同社の株を空売りしていた大手ヘッジファンドに多大な損害を及ぼすことにな>>続きを読む

ジャンヌと七面鳥(2023年製作の映画)

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目に見える「自宅で飼っている七面鳥」が登場してはいるが、それは見せかけだけで、実際には“内なる存在”に支配されている少女が支配から逃れようとする話。“内なる存在”に飲まれかける少女のビジュアルには生理>>続きを読む

私に触れた手(2022年製作の映画)

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親が眠る我が子にやさしく触れる様を表現するアニメーションがなんとも暖かな印象を受ける(顔を撫でる手のひらが布団の波に飲まれていく!)ぶん、後半の「触れられる」恐怖表現が際立っている。ラストを前向きに受>>続きを読む

ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

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何度目かの鑑賞。改めて観ると、ハリーの“持て囃され度”の高さに気付く。逆に言うと、リアルタイムで観たときにはそのことに気付かなかった。序盤のダーズリー家における待遇との「釣り合いが取れていく」プロセス>>続きを読む

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