よどるふさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ワイルドライフ(2018年製作の映画)

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映画における“火”というと、瞬間的で爆発的なものが印象的なのだけれど、本作で描かれている“山火事”は規模が大きく持続的で、ふだん“火”に抱いている感覚が乱される。そんな“山火事”のように人間の関係性も>>続きを読む

テイク・ディス・ワルツ(2011年製作の映画)

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登場人物の行動を描写しながらも、その内面が大きく動く“決定的瞬間”を分かりやすく描写することを作り手は避けている。「気付いたらそう感じていた」が描かれている映画。「決定的な“理由”などないのかもしれな>>続きを読む

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

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タイトルを訳するなら「捕まえられるもんなら捕まえてみな」といったところか。しかし、捕まえようとする気持ちが湧き起こる前に、オープニングクレジットのアニメーションのカッコ良さにこちらの心が掴まれていた。>>続きを読む