yokoさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.9

自分を認められない人や変わりたくてもなかなか変われない人、後悔している人、、色々な不器用さが散りばめられていて、色んな人が誰かしらに共感しそうな作品。

人と人との間で起こる感情の繊細な動きとか、集団
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ドラえもん のび太のワンニャン時空伝(2004年製作の映画)

3.9

のび太くんが尊敬される世界って
幸せすぎるよね。


なーにも考えたくない時に
小学生ぶりに久しぶりに見た。
ドラえもんとジブリの世界観はずっと好き。

同級生(2015年製作の映画)

3.9

青春時代って何にも変えられない青さがある

2人の心の繊細な描写とか映像が
とっても綺麗で
見てるだけで心がきゅーてなる瞬間が
たくさんあった。

Filmarksの注目映画に出てきたので鑑賞

劇場(2020年製作の映画)

3.9

見ていると永田くんの自意識の高さみたいなものに嫌悪感を抱いてしまうシーンもあるけど、最後は人と人が出会って別れるっていう一つの始まりから終わりまでを見た気がして涙が出た。 

劇場も家も特別な空間で存
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Red(2020年製作の映画)

3.8

柄本さんの鋭い視点がよかった。
2人とも、心ここにあらずな感じは
愛着関係をこれまで育まれなかったのかな。

不倫の話ではないところを
原作の島本さんは描きたかったのだと思うけど
やっぱりこういう映画
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ロケットマン(2019年製作の映画)

3.9

自助グループの中で行われる回想で、エルトンジョンが孤独と依存症で苦しんだことが描かれていた。過去ももちろんだけどステージから降りた姿とのギャップにも苦しくなるのかな。

your songを作曲するシ
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君が君で君だ(2018年製作の映画)

3.9

池松壮亮は本当に1番好きな俳優。

『調子はどう?』『少し切ないです。』っていうところと
一人称が尾崎豊から、僕は僕で君は君のポジションに変わっていくのがすきだった。

SKIN 短編(2018年製作の映画)

4.2

生まれた時からレイシズムの立場であり、レイシストである人はいない。

あの子どもの正義感を誰が責められるのだろう。
その考えを算出させたのは文化であり環境であって、それを考え出したら
やるせない気持ち
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13th 憲法修正第13条(2016年製作の映画)

4.0

黒人が犯罪者として逮捕されやすい事実を
学者、活動家、政治家が分析するドキュメンタリー。
アメリカで憲法13条が改正された後にも根強く残る差別からも
環境や文化の歴史の怖さを思い知らされる。

今もな
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

4.1

芸術の文脈において、愛してやまない音楽とか文学や絵画に加えて数学の正確さにはとても惹かれるし好き。

2017年以来の鑑賞だったけど、大学院で臨床心理学や精神医学の分野を専攻してからみるとこの映画の深
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四月の永い夢(2017年製作の映画)

4.2

周囲から見たら心配で気が休まらないかもしれない。その中でも周囲がこんなにも優しく包んでいるような感覚で見守って、そして本人が思いのままに立ち止まることを肯定してくれる作品を他に知らない。

終わり方が
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パターソン(2016年製作の映画)

3.7

詩、日常、穏やかさ、という面で好きな部分が多いはずなのに最後までなんともいえない気分で終わった。うたた寝しながら観て日本の俳優出てきたときには、本気で夢と混じったのかと思って怖かったのもあるのかな、、>>続きを読む

カランコエの花(2016年製作の映画)

4.1

私が中高生の頃はLGBTに対する理解はさらに低くて誰も教えてくれなくて。私もわからなくて、トランスジェンダーの友達の横でどうすればいいかわからなくてとても辛かった。この映画でもそれが赤裸々に現れている>>続きを読む

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.1

小さい頃から何度も見ている。
でも毎回、グッとくるポイントが違うというのは、ジブリの魅力。

ハクと千尋が2人で手を繋いで空を飛ぶところ、名前を呼ぶところ、どうしてあんなに素敵なんだろうか。
語ればい
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タイタニック(1997年製作の映画)

4.0

言わずもがなの名作。
中高生くらいのときに両親が見ている横で
一緒に見ていた薄らとした記憶でとどまっていたので、再鑑賞。

悲しくて儚くて美しくて、、 
最後の最後まで優しい声をかけつつづけるディカプ
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トゥルー・ロマンス(1993年製作の映画)

3.9

冒頭の始まりと最後の車からの海辺のシーンは、ラブロマンス感じて、幸せな気分になる。

バイオレンス系は苦手だから途中、ちょっとこのまま続いたらきつい...と思いながら他のことで気をそらしてしまった。
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キューポラのある街(1962年製作の映画)

3.8


こんなに希望があって、
しっかりしていてもその子が生まれた環境で
報われないことがある。
それは昔も今も変わらないなぁ。

父親が怒るシーンが自分を正当化しようと
しているのが伝わってきてつらい。
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思い出のマーニー(2014年製作の映画)

3.9

ジブリの中でも上位に好きな作品。
少し昔の自分と重なるところもある作品。

秘密の共有や、ジブリの世界観、
月を移すときの綺麗さ、
お互いがお互いを必要としているのが
終始伝わってくるのも可愛い。
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彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

3.8

色づかいや言葉遣いがとっても綺麗

どの人の立場から見るかで
全く書く感想も変わるなぁ。

でも途中や最後のシーンで、
まだまだ社会に浸透していない問題だと
突きつけられるのが悲しいな、、。

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.9

仕事や恋人、家族
その人にとって一生捧げられる価値ってなんだろうなぁと考えさせられる。

どちらの選択に進んでも
その人がその人なりに自分の幸せはこれだと思っていられるか、が大事な気がした。

オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

4.1

もう見るのは何回目かな。再度更新。
時折、この世界に入りたくなる。

マイノリティともとらえられる人々への描き方が本当に切実で、感じたことがある人にしかわからない感情を描いていて、希望の見えない状況下
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ワイルドライフ(2018年製作の映画)

4.0

人の中にあるプライドも繊細さ、不安も孤独も、そういうものが
親としての枠をいとも簡単に取り壊してしまうことの怖さ。
子供からしたらそんな親は見たくもないよ。

きっと少年の胸には永遠に両親は両親なんだ
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ジュリアン(2017年製作の映画)

3.8

ジュリアンの表情と部屋に響き渡る音がつらい。
こういった形で離婚した親に挟まれた親子の関係性は耐えられない。子供を産むことへの責任ってなんなんだろう、と。

そしてまたもや、子供側から観るから父親にも
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メモリーズ・オブ・サマー(2016年製作の映画)

3.9

子供の時、毎日がとても長く辛く感じていたのと同じような感覚が襲ってきて、こんなに長く感じる映画の83分は初めてだった。

映画自体は全く退屈ではないのに、
そう感じたのはきっと日常をきりとったから。
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

3.9

ロマンスドールといういわば人間と似た部分を感じさせてくれる
人形に惹かれる人たちが一定数いるのは、
それは人と人が深く繋がろうとするときに
向き合いすぎて疲れそうになったり、
秘密を作ろうとしたり、駆
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ラストレター(2020年製作の映画)

3.8

”好き”という単純で、でも、すごく美しくて綺麗な世界を
日常のような非日常のような空間で描いていた。

岩井俊二監督にしか出せない空気感が映画にあったなあ。
最後のスピーチがまた、伏線を回収していくよ
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

4.0

繊細で美しい、、
人が人を想い焦がれるときの情景ってなんて美しいんだろう

お互いにとって特別な存在で、
きっとそれはお互いがお互いを
愛しすぎたからなのかなぁ。

繊細な描写が多くて、
三時間あっと
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.9

最初は笑ってみられるコメディラインからだんだんとズレてきて、途中で
『え、笑ってる自分危険...』
って、ハッとなってから怖くて仕方ない。

何か一つの価値観だけに固執することの怖さ。
知識の少なさ故
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羊と鋼の森(2018年製作の映画)

3.8

原作の作家、宮下奈都さんが大好きで
宮下さんの文体が映画になると
どう表現されるのか気になってみた。

ピアノの演奏が沢山聞けて嬉しい。

ピアノを習っていた時、
調律師の方が調律をしてくれた後の
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.1

わたしは、ダニエルブレイク。

"人生は変えられる。隣の誰かを助けるだけで"
この映画のキャッチコピーも
観終わった後には皮肉な言葉に聞こえる。

こういう映画を見た後は
わたしが神様だったらこんな世
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閉鎖病棟ーそれぞれの朝ー(2019年製作の映画)

4.0

生きること、優しさ、精神疾患、居場所
色々なことについて考えるなぁ。
描写はとてもつらくて、後半ずっと涙が止まらなかった。

映画のストーリーとしては、3.8くらいのところだけど、扱う題材や描写を含め
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

Phillips said “The movie makes statements about a lack of love, childhood trauma, lack of compassion>>続きを読む

宮本から君へ(2019年製作の映画)

4.3

本当に本当に圧巻。終わった後、エネルギーに満ち溢れる。

迫力あるすべての俳優陣の演技に、最後それに拍車をかけた宮本浩次のDo you remember?まで、すべてが映画とともに私の心の抑制されてる
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僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

4.0

神様、世界を平和にして下さい...
とか諸々、小さい頃、祈っていたなあ

今はもうそんな真正面から向き合える自分はいないし、だからこそ、ユラくんのこころの動きに切なくなった。

奥山監督のトークショー
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火口のふたり(2019年製作の映画)

3.7

オンライン上映にて。

秋田を舞台にした意味もあったのだろうが、そこが薄く感じてしまったなぁ。あと最後の絵が好みでなかった、、、他は良かったなにその2つが目につく。
幼な子われらに生まれも海を感じる時
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スノーデン(2016年製作の映画)

3.9

色々なことを考えられて責任感がある人はこういう問題意識を抱くのだと思う。そこから国を敵にして行動へ移したスノーデンに立腹。

面白かった。