クラフトさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

モアナと伝説の海(2016年製作の映画)

3.7

海に憧れる少女の冒険を描いたディズニープリンセス作品。

“少女が旅の中で成長しながら仲間と共に世界を救う”という王道なストーリーとキャッチーな音楽の組み合わせで、世代を問わず誰が観ても楽しめる内容だ
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フェイス/オフ(1997年製作の映画)

4.4

おとり捜査のためテロリストの顔面を自らに移植したFBI捜査官が、それによってテロリストと立場が入れ替わってしまうという物語のスリラー作品。

子供の頃にテレビ放送で観た時は、顔が入れ替わった別人に人生
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.8

カップルの誕生から終わりまでを描いた切ない恋愛作品。

最初に二人の現在の姿を見せてから回想に入るという流れなので、結末の大まかな予想はついてしまうのだが、分かっていても心を抉られてしまった…。

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名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.7

水の都ベネチアを舞台としたケネス・ブラナー監督・主演の「名探偵ポアロ」シリーズ3作目。

今作は幽霊がテーマの物語ということもあって、全体的に雰囲気が暗くホラーテイストな内容になっているため、好みが分
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シックス・センス(1999年製作の映画)

4.2

幽霊が見える少年コールが小児精神科医のマルコムとの交流を通じて、自身が持つ第6感に向き合っていく姿を描いた作品。

ジャンルとしてはホラーに分類されるかもしれないが、どちらかと言えばミステリーの要素が
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.9

ファッション誌で、悪魔のような編集長のアシスタントを務めることになった女性のサクセスストーリーを描いた作品、、、かと思いきや、それだけにとどまらず多くの社会人が直面するであろう「仕事か家庭か」という問>>続きを読む

ホーンテッドマンション(2023年製作の映画)

3.3

ディズニーの人気アトラクションをモデルにした作品のリメイク版。

幽霊屋敷が舞台の物語ではあるが、ホラーと言うよりはコメディの要素が強めで、ホラーが苦手な人や子供でも楽しめる作りになっていたと思う。
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.0

ITを駆使して失踪した娘を捜索する父親の姿を、全編に渡ってPCの画面のみで描いたサスペンス作品。

全てがPCの画面上で進行するので、SNSでの会話等の読むタイプの情報が多くて疲れる部分はあったけど、
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.2

弟の復讐を誓う少女マチルダと、成り行きから彼女に殺しを教えることになった殺し屋レオンとの不思議な共同生活を描いたクライム作品。

歳の差からすると父娘のように見えるんだけど、大人に成りきれないレオンと
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ちひろさん(2023年製作の映画)

3.7

港町の弁当屋で働く元風俗嬢の“ちひろ“が様々な人々と交流する姿を淡々と描いたヒューマンドラマ作品。

自分の過去を隠すことなく、どんな人に対してもフラットに接するちひろの姿は、先入観を持ってしまうこと
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リトル・マーメイド(2023年製作の映画)

3.8

人魚の王女アリエルと人間の王子エリックとのラブストーリーが描かれたディズニープリンセス作品の実写化バージョン。

まず、アニメ版と比較して素晴らしかったのは劇中歌のアレンジ。オリジナル版からの正当な進
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.2

第三次世界大戦後の復興した東京(ネオ東京)を舞台に、超能力を巡る騒乱が描かれたサイバーパンク作品。

まず何と言っても秩序が乱れた退廃的な世界観とデジタル技術の結晶のような赤い電動バイクの組み合わせが
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.7

他人の夢に入り込み、同じ夢を共有することで精神病の治療を行う機械(DCミニ)が何者かに盗まれ悪用されるというSFミステリー。

精神病患者の頭の中を再現したかのような気持ちの悪いデザインが印象的で、そ
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ハムナプトラ 失われた砂漠の都(1999年製作の映画)

3.6

エジプトが舞台のアドベンチャー作品。

子供の頃に金曜ロードショーで観た時は、“グロテスクなミイラ”や“人食いスカラベ”のあまりの恐ろしさにお風呂に入れなくなっていたが、今観ると意外とチープな映像だっ
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バック・トゥ・ザ・フューチャー(1985年製作の映画)

4.2

言わずと知れたSFコメディの最高傑作の1つである「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のシリーズ1作目。

内容を忘れてきた頃に定期的に見返したくなる本シリーズ。もう何度観たかは覚えていないが、毎回新鮮な
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.2

冒頭で描かれる密輸船爆破事件の真相を生存者(キント)の回想から紐解いていくというクライム・ミステリー作品。

今作の見どころは何と言っても真相が明らかとなる最後の5分間で、予想を裏切られる結末に「やら
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.8

実写版キングダムの第2作目。

今作では信の初陣となる蛇甘平原での戦いが描かれており、アニメ版を先に観ている身としては、大軍同士のぶつかり合いを実写でどのように表現するのかに注目していたが、、、まさか
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ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

3.8

スパイ映画と言えば「007」に並んで名前が挙がるであろう「ミッション:インポッシブル」のシリーズ1作目。

最新作が公開されたということで久しぶりに鑑賞したが、やはり何度観ても色褪せない面白さで、長く
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名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

3.8

「安室透」こと、公安警察(ゼロ)に所属する「降谷零」の活躍を描いたシリーズ22作目。

今作では、IoT家電や匿名情報通信など、ICT的な要素をストーリーに取り入れているので、目新しさを感じる反面、ト
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.7

前作に引き続き、こちらもオーパーツとして有名な「アンティキティラ島の機械」をテーマにしたシリーズ5作目。

若かりし日のインディの冒険シーンから物語が始まる今作。一体どうやって撮影したのか気になってい
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

4.1

マルチバースのスパイディたちが描かれたアニメーション作品のシリーズ2作目!

前作の素晴らしい出来栄えに、観る前からワクワクが止まらなかった今作だが、膨れあがったその期待に応えるハイクオリティな内容に
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コンフィデンスマンJP 英雄編(2022年製作の映画)

4.1

ロマンス編、プリンセス編に続く、劇場版「コンフィデンスマン」シリーズの3作目。

今作の舞台は、街全体が世界遺産にも登録されている地中海の島国「マルタ共和国」ということで、まるで海外旅行を疑似体験して
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.7

「ブラックパンサー」シリーズの2作目。

前作で主人公のティ・チャラ王子(ブラックパンサー)を演じた、チャドウィック・ボーズマンが癌で亡くなったと聞いていたので、次のブラックパンサーは一体誰になるんだ
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名探偵コナン 沈黙の15分(クォーター)(2011年製作の映画)

3.6

劇場版シリーズ15作目ということで、15という数字がフィーチャーされた物語となっている今作。

雪国である新潟県を舞台に、過去の事件と現在の事件がリンクするストーリー展開で、結末を予想しながら観るのが
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名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)(2010年製作の映画)

4.0

バイオテロをテーマに、怪盗キッドや平次たちが活躍する劇場版シリーズ14作目。

テロ組織にハイジャックされた東京から大阪へと向かう飛行船を舞台に、宝石“レディー・スカイ”を狙うキッドと、コナンが一時共
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名探偵コナン 漆黒の追跡者(チェイサー)(2009年製作の映画)

3.7

東京をはじめとする複数の都県で発生した連続殺人事件と、その陰で暗躍する黒の組織が描かれた劇場版シリーズ13作目。

カブトムシに貼られたテープの意味や、東都タワーでのヘリアクション等は、さすがに非現実
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ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔(2002年製作の映画)

4.1

「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズ2作目。

前作の終盤で3つのグループに分かれた旅の仲間たちが、それぞれの視点で描かれており、異なる3つの物語が同時に楽しめるのが面白い!

まずメリー&ピピンのペ
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ティガームービー/プーさんの贈りもの(1999年製作の映画)

3.7

ティガーが自分の家族を探しに行くお話を描いた「くまのプーさん」長編アニメの第2作目。

絵本のタイトルを書き換えるところから始まるのが、ティガーらしくてほっこり。

孤独から必死に自分の家族を探すティ
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ロード・オブ・ザ・リング(2001年製作の映画)

3.9

邪悪な指輪を破壊するための冒険が描かれた超大作ダークファンタジーのシリーズ1作目。

各作品が3時間を超える大作ということで後回しにしていたシリーズだが、GWを利用してついに1作目を鑑賞。

観始めて
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名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)(2023年製作の映画)

4.1

新たな顔認証技術によって再び組織の標的となった灰原哀と、彼女を命懸けで守ろうとするコナンとの関係にフォーカスした劇場版シリーズ26作目。

灰原と黒の組織に関係する物語ということで観る前から期待感しか
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

4.0

人気ゲーム「スーパーマリオ」の日米合作による映画化作品。

子供の頃から「マリオカート」や「スーパーマリオ64」など、色々なマリオシリーズを遊んできた身としては、ゲームの世界観を忠実に再現した素晴らし
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TIME/タイム(2011年製作の映画)

4.1

時間(寿命)が通貨のようにやり取りされる近未来を描いたSFアクション作品。

まさに”Time is money”という言葉を具現化したかのようなユニークな設定で、富裕層は貧困層から搾取し続けることで
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名探偵コナン 戦慄の楽譜(フルスコア)(2008年製作の映画)

3.2

音楽家ばかりを狙った連続殺人事件の真相に迫る劇場版シリーズ12作目。

前作「紺碧の棺」の出来が残念だったので、挽回を期待していた今作だったが、、、完全に期待ハズレ。

全体的に地味で盛り上がりに欠け
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ピーター・パン(1953年製作の映画)

3.4

ピーター・パンに連れられネバーランドを訪れた子どもたちの冒険譚。

妖精の粉でロンドンの空を自由に飛び回るなんて大人でも憧れるんだから、子供の頃に観てたら夢中で真似してただろうなー。

登場キャラクタ
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名探偵コナン 紺碧の棺(2007年製作の映画)

3.1

女海賊が財宝を残したという伝説がある神海島(こうみじま)を舞台に、財宝を狙って暗躍する輩と、財宝に隠された真実が描かれた劇場版シリーズ11作目。

色々と言いたいことはあるが、まず結論から言うと全然面
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名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)(2006年製作の映画)

4.0

謎の依頼人に人質を取られ“ある事件“の解決を命じられた探偵たちの命懸けの奮闘が描かれた劇場版シリーズ10作目。

さすが記念すべきシリーズ10作目というだけあって、魅力的なシナリオに豪華な登場キャラク
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