クラフトさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー)(2005年製作の映画)

3.5

豪華客船を舞台に発生した連続殺人事件と、15年前に起きた貨物船沈没事故の真相が交錯する劇場版シリーズ9作目。

今作は最初から犯人が分かっている「古畑任三郎」スタイルでストーリーが進行するので、たまに
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名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン)(2004年製作の映画)

3.5

“運命の宝石“とも言われるスターサファイアを狙う怪盗キッドとコナンとの対決が描かれた劇場版シリーズ8作目。

銀翼の奇術師(マジシャン)というタイトルのとおり、怪盗キッドがメインの物語なのだが…、結論
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名探偵コナン 世紀末の魔術師(1999年製作の映画)

3.9

新たに発見されたインペリアル・イースター・エッグを狙う怪盗キッドと、ロマノフ王朝の財宝ばかりを狙い暗躍する殺し屋(スコーピオン)が描かれた劇場版シリーズ3作目。

今作は怪盗キッドの劇場版デビュー作と
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名探偵コナン 瞳の中の暗殺者(2000年製作の映画)

3.8

警察官連続殺人事件に絡んで命を狙われることになった記憶喪失の毛利蘭を、コナン達が命懸けで守り抜く姿を描いた劇場版シリーズ4作目。

まず犯人の顔を観た蘭が記憶喪失で、その記憶が戻る前に始末したい犯人と
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名探偵コナン 時計じかけの摩天楼(1997年製作の映画)

4.1

工藤新一(コナン)と狡猾な爆弾魔との戦いが描かれた劇場版シリーズ1作目。

子供の頃から何度も観てきて結末を知っているはずなのに、それでもハラハラドキドキさせてくれるのがこの作品の凄いところ。

まず
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名探偵コナン 天国へのカウントダウン(2001年製作の映画)

3.6

天国に近い場所と言われる超高層ツインタワーの建設に絡んだ殺人事件と、その陰で暗躍する黒の組織が描かれた劇場版シリーズ5作目。

灰原哀と黒の組織との関係にフォーカスを当てた物語だったので、こちらが勝手
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

巷での評判が余りにも良かったので、原作を読んだことも無ければ、3ポイントシュートの意味がギリ分かる程度の浅いバスケ知識で鑑賞してみた。

結論から言うと、原作ファンの方が楽しめるのは当然としても、私の
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メン・イン・ブラック3(2012年製作の映画)

4.2

エイリアンから地球を守る秘密組織の活躍を描いたSFコメディ、MIBシリーズ3作目。

今作は今まで描かれてこなかったKとJの秘められた過去にフォーカスを当てた内容となっており、いつも通り笑えるんだけど
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メン・イン・ブラック2(2002年製作の映画)

3.8

エイリアンから地球を守る秘密組織の活躍を描いたSFコメディ、MIBシリーズ2作目。

前作で引退したKの代わりにJの相棒となったエージェントLこと元検視官のローレルが活躍するのかと思いきや、既にニュー
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.9

「ONE PIECE」の劇場版シリーズ15作目。

子供の頃に毎週テレビで観ていたワンピース。観なくなってから随分久しいので、話に付いていけるか不安だったが、十分過ぎるほどに楽しめたので大満足!

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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

3.8

1982年に公開され、後の作品に大きな影響を与えたSF映画の金字塔とも言われるオリジナル版から、25周年を記念して制作されたファイナル・カット版。

歌舞伎町と上海をミックスしたような退廃的な世界観や
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摩天楼はバラ色に(1986年製作の映画)

3.6

成功を夢見てニューヨークでの生活をスタートさせた田舎町出身の若者のサクセスストーリーを描いたコメディ作品。

主演は「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のマーティ役で世界的スターとなったマイケル・J・フ
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.3

世界一のジャズプレーヤーを目指す青年の情熱と、彼の演奏に魅せられたジャズメンの成長を描いた青春作品。

音が聞こえてきそうな漫画として有名な原作の映画化作品ということで、まず音楽への拘りが半端じゃない
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黄泉がえり(2002年製作の映画)

3.7

熊本県の田舎町で、死んだはずの人間が突如蘇るという怪奇現象が発生し、厚生労働省の職員(草彅剛)が調査に赴くという物語。

死んだ人間が蘇ると言っても、幽霊やゾンビとしてではなく、死ぬ直前の普通の状態で
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幸せのレシピ(2007年製作の映画)

3.8

思いがけず姪を引き取ることになった仕事人間の女性が、職場に現れた自分とは正反対の男性との出会いや、姪との生活によって徐々に変わっていく姿を描いた王道の恋愛作品。

絵に描いたようなハートフルな展開が続
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セブン(1995年製作の映画)

3.8

ブラピ演じる若手刑事とモーガン・フリーマン演じるベテラン刑事のコンビが、7つの大罪になぞらえて犯行に及ぶ殺人鬼を追い詰めていくサスペンス作品。

殺人事件を題材としているので当然暗い雰囲気にはなるのだ
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きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.8

ある老紳士が認知症の療養生活を送る老婦人に物語を読み聞かせる形でストーリーが進行していく恋愛作品。

ストーリーとしては、身分の違いによって引き裂かれてしまった2人の愛の行方はいかに…?といった具合の
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

4.0

“雨宿り”を題材とした新海誠監督の作品。

新宿御苑での雨宿りをきっかけに出会った靴職人を目指す高校生と、年上女性との淡い恋愛が描かれたアニメーション作品なのだが、何と言っても映像の美しさが半端じゃな
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バックドラフト(1991年製作の映画)

3.8

命懸けで火災に立ち向かう消防士の姿が描かれた、USJのアトラクションとしてもお馴染みの作品。

生き物のように襲ってくる炎の迫力や、バックドラフト現象で空気が吸い込まれて行く際の恐怖感など、まるで自分
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.3

日本を舞台としたウェス・アンダーソン監督によるストップモーションアニメ作品。

ウェス・アンダーソン監督と言えば「グランド・ブダペスト・ホテル」を観た時に、独自の世界観を創り上げられる素晴らしい監督だ
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ベイブ(1995年製作の映画)

3.6

牧羊犬ならぬ牧羊豚としての才能を見出された子豚(ベイブ)が、牧羊犬の競技会に出場するまでを描いたアニマルムービー。

純粋で優しい性格から皆んなに愛されるベイブと、そんなベイブに嫉妬してしまう動物が登
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くまのプーさん 完全保存版(1977年製作の映画)

3.7

3つの短編を詰め込んだ「くまのプーさん」長編アニメの第1作目。

おバカなプーさんや忙しないティガーの姿にクスッと笑ったり、友達想いのピグレットの優しさにほっこりしたりと、とにかく100エーカーの森の
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RRR(2022年製作の映画)

4.6

イギリスの植民地となり、人々が家畜のような扱いを受けていた1920年代のインドを舞台に、火と水のように交わるはずのない2人の英雄の出会いは、一体インドに何をもたらすのだろうか、、、という内容の壮大なア>>続きを読む

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

3.7

オーパーツとして有名なクリスタルスカルを題材としたインディ・ジョーンズシリーズ4作目。

1989年公開の前作からほぼ20年越しの作品ということで、インディ役のハリソン・フォードも老けたなーという印象
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インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

4.3

ナチスから伝説の聖杯を守るために奮闘するインディ親子の活躍が描かれたインディ・ジョーンズシリーズ3作目。

暗めの雰囲気だった前作とは打って変わって、クスッと笑ってしまうようなコメディシーンが数多く散
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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

3.8

インドに巣食う邪教徒との戦いが描かれたインディ・ジョーンズシリーズ2作目。

上海からインドの山村に辿り着くまでの過程は完全にコメディだったが、インドに到着してからの展開はさすが。

邪教を思わせるよ
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レイダース/失われたアーク《聖櫃》(1981年製作の映画)

3.5

アドベンチャー映画の金字塔であるインディ・ジョーンズシリーズの1作目。

案外しっかりと観たことがなかったインディシリーズなのだが、今夏にハリソン・フォードにとって最後となる最新作が公開されるというこ
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シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011年製作の映画)

4.1

ロバート・ダウニー・Jrとジュード・ロウがコンビを組んだホームズシリーズの2作目。

今作では“ホームズ”と悪名高き彼の宿敵“モリアーティ教授”との戦いが描かれるということで、期待感しかなかったが、、
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.0

ゼロというタイトルのとおり、時系列としてはテレビアニメよりも前の物語で、テレビシリーズでは名前のみの登場だった特級呪術師の乙骨憂太を主人公とした劇場版作品。

その声と根暗な性格からどうしてもエヴァの
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天気の子(2019年製作の映画)

3.7

「君の名は。」に続く新海誠監督のボーイ・ミーツ・ガール作品。

世界か1人の少女の命か、どちらか一方を選べと問われて、結局両方とも救ってしまうヒーロー作品は数あれど、本当に片方を選んでしまう斬新な展開
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.0

時間の逆行という概念が存在する世界を舞台に、未来人から“現在”を守る戦いが描かれたクリストファー・ノーラン監督の作品。

ノーラン監督とば言えば「インセプション」や「インターステラー」といった作品に代
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5パーセントの奇跡 嘘から始まる素敵な人生(2017年製作の映画)

4.0

先天性の病で視力の95%を失い、5%しか見えなくなってしまった青年が、一流ホテルで働くという夢を叶えるために“目が見える“振りをするという物語。

持ち前の明るさと機転で、目が見えないことによるハンデ
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シャーロック・ホームズ(2009年製作の映画)

3.9

言わずと知れたコナン・ドイルの推理小説「シャーロック・ホームズシリーズ」を英米合同で実写化したアクション・ミステリー作品。

ホームズシリーズの実写化作品は数あれど、ここまで武闘派なホームズは珍しい。
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パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド(2007年製作の映画)

4.2

先の展開が気になって仕方ない終わり方をした前作の続きから始まるパイレーツシリーズ3作目。

東インド貿易会社に海の覇権を握られ衰退の一途をたどる海賊達が、呉越同舟的に集まり自由を求めて立ち上がるという
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パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(2006年製作の映画)

4.0

パイレーツシリーズ2作目。

前作にも増して不穏な雰囲気が漂うオープニングに一瞬身構えてしまったが、そんな雰囲気を一蹴するかのように登場したジャック・スパロウの姿にまずは一安心。

やはりこのシリーズ
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.0

詐欺師の経歴を持ちながらもセキュリティ・コンサルタントとして活躍したフランク・アバグネイルの自伝小説を原作としたクライム作品。

メーンキャストにはレオナルド・ディカプリオとトム・ハンクス、さらに監督
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