ショウジさんの映画レビュー・感想・評価 - 31ページ目

24フレーム(2017年製作の映画)

2.5

JAIHO7本目。
こういう機会でもないと一生観なさそうだったので観てみたけれど、退屈だった…唯一、FRAME 8の海に木が立っていてその先端に鳥が留まっている映像は好きだった。FRAME 24は遺作
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.5

海中・陸上・地底とあちこち行くので面白かった。
それにしても、マーベルもだけどヒーローものって大体お家騒動だな…
アクションのお約束な感じで物壊しまくるので、イタリアで家壊された人たちは普通に可哀想だ
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マレーナ(2000年製作の映画)

2.5

JAIHO6本目。
薄幸の美女・マレーナのケツを追いかける男どもと、そんな男たちへの憎悪をマレーナにぶつける女たち。少年・レナートはそんな大人たちを軽蔑しつつも自分もマレーナをオカズに自慰行為に更ける
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カーマイン・ストリート・ギター(2018年製作の映画)

3.8

JAIHO5本目。
ギターを作るところをじっくり見せてくれるし、音楽もがっつり聞かせてくれるし、最小限の説明で分かりやすくなっているし、かつ80分に収まっていてとても良い!!私のようにギターやミュージ
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プティ・カンカン(2014年製作の映画)

3.0

JAIHO4本目。
仲良し4人組が初期コナンと同じ男女構成だけど事件は解決されない。
これだけ長尺なんだから犯人逮捕までやってよ…

バーフバリ 伝説誕生<完全版>(2015年製作の映画)

3.6

JAIHO3本目。
一昨年の爆音映画祭で王の凱旋だけ観てしまっていたので、こっちは父?息子?とちょっと混乱した。こっちは息子でしたね…

シヴドゥがアヴァンティカの服を1枚1枚脱がせていって変身させち
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ヴィム・ヴェンダースプロデュース/ブルーノート・ストーリー(2018年製作の映画)

3.3

JAIHO2本目。
アルフレッド・ライオンとフランシス・ウルフがナチス統治下のドイツからアメリカに渡りブルーノート・レコードを立ち上げるところから、会社を売却した後、2人が亡くなるまでを一気にまとめ上
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リトル・ダーリング(1980年製作の映画)

3.6

JAIHO1本目。
男子のこういう映画はいっぱいあるけど女子が主人公は何気に珍しい気がする。エンジェルの不器用さがいじらしくて幸せになってほしいと思った。

テイタム・オニールもマット・ディロンも可愛
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盲目のメロディ~インド式殺人狂騒曲~(2018年製作の映画)

3.3

人の命をなんとも思ってない登場人物が多すぎて引き気味で観ていたら、みんなそれなりにバチが当たった。ただスカッとはしない…

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

3.6

登録し忘れ。
2018年に午前十時の映画祭にて鑑賞。

ヒューマンドラマとして細部の1つ1つを楽しめる作品だった。
アディが押し黙って、ダンサーの女に本音を語らせるシーンが印象的。
建前上の優しい言葉
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.0

登録し忘れ。
2018年に札幌プラザ2・5で開催された試写会で鑑賞。

心理戦だと思って観に行ったら武装戦だった。
邦画に例えるなら『昭和歌謡大全集』みたいな感じ。

ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.5

あてのない旅に出たくなった。
ただ映画としてはちょっと薄口かな…

東京オリンピック(1965年製作の映画)

3.5

民家の真横を大量のロードバイクが駆け抜けていって、住人がそれを縁側から眺めているシーンが印象深かった。

エンドロールに鈴木清順の浪漫三部作の脚本を務めた田中陽造の名前を見つけてびっくりした。よくよく
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.0

ピーターたち物壊しすぎ。あんなん近くにいたらイライラしそう。
パディントンみたいな面白さを期待していたらだいぶ違った。
カトンテールのキャラは良かった。

接吻(2006年製作の映画)

3.6

実際に行動に移すかどうかは別として、全ての女性があれくらいのことをやってのける気概を持っていると思う。男性諸氏はくれぐれも侮ることなかれ。『恋の罪』を観た時と同じくらい「監督、なんで女の気持ちがわかる>>続きを読む

リトル・ジョー(2019年製作の映画)

3.0

リトル・ジョーという名の新興宗教。
悲しみや怒りといった感情を失くして常に冷静で穏やかに幸せな気分で生きるってそれはもはや人間ではない…

テンポが悪く、世にも奇妙な物語だったら30分に収めそうな話を
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グッド・ワイフ(2018年製作の映画)

3.4

お金持ちから転落するのキツそう。庶民に生まれてよかった…

地下鉄のザジ(1960年製作の映画)

3.6

ザジとトルースカイヨン(ジーパン買ってくれるおじさん)の追いかけっこのシーンが最高。
後ろの方に行くにつれてどんどんカオスになっていってストーリーがよくわからなくなった。

吉祥寺ゴーゴー(2020年製作の映画)

3.5

70‘sファッションが最高にかわいい。
2人ともあのおじいさんと結婚したくなかったってオチが物悲しくも痛快。

幸せな敗者になる方法/How to Be a Happy Loser(2020年製作の映画)

3.5

ROADSIDE JAPANに影響を受けて9年間日本を旅したナンシーさんのドキュメンタリー。
北海道秘宝館、伊豆極楽苑、女将劇場、まぼろし博覧会を短編映画祭で見ることになるとは!コロナが収束したら珍ス
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百年後の或る日(1932年製作の映画)

3.6

「人間が想像できることは人間が必ず実現できる」ということが具現化されたような作品だった。リニアモーターカーが実現することを1933年に予見していたって、先見の明がありすぎる…
影絵を使っていることもあ
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四季(1969年製作の映画)

3.5

ビーズにレースと手間のかかり具合が半端ない…
私が作り手だったら発狂する。

愛しの青いワニ(1966年製作の映画)

3.0

ストーリー上散々ブサイク扱いされるけど青いワニかっこいいと思うけどなあ

シャイニー・シュリンプス!愉快で愛しい仲間たち(2019年製作の映画)

3.5

オンライン試写会にて鑑賞。
良い話ではあるんだけど、思ったよりも水球やらないし、思ったよりもヒューマンドラマに傾いてもいなくてどっちつかずな印象を受けた。いっそのことどちらかにガツンと傾けちゃえばよか
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スティング(1973年製作の映画)

3.5

楽しく騙して、楽しく儲けよう!
っていう感じが何かに似ている…と思ったらコンフィデンスマンJPだ!
いつの時代もオマージュの上手い脚本家がいるなあ…
(上の世代だと三谷幸喜とか)

コンフィデンスマン
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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

3.5

主人公がイケメンで頭良いのに詰めが甘いところが人間味があって良い。
『イヴの総て』といい本作といい、悪事はバレるもんね…
並んだエイの裏側が謎にアップで映されるカットが印象に残った。

in-side-out(2020年製作の映画)

3.0

監督が伏せられていたとしたら、田中泯か森山未來かなと思うような作品だった。瑛太はなんでも出来てすごい。
ジャンルがエクスペリメンタル(実験映画)になっていたので、もっとめちゃくちゃやっても良いと思った
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イヴの総て(1950年製作の映画)

3.6

誰かの能力や人脈を利用して得た成功はなんて儚いんだろう、とつくづく思った。友情、愛情、人望が得られなくて残念だったね、イヴ。

サイコサスペンスやホラーでは男が女を信じて命を落とすパターンがあるので本
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ブルース・ブラザース(1980年製作の映画)

3.6

車めっちゃ壊れるし、建物めっちゃ爆発する。
観ている側がなんでこんなことになってるんだっけ…?って思った頃に2人が税務署に辿り着く。確かに納税するお金は汚れたお金じゃないけど、そこに行き着くまでにどん
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ミス・フォーチュネット/Miss Fortunate(2020年製作の映画)

3.0

「シューシュシューシュ」言って猫を追い払うウィショーさんが可愛い。
後ろの絵の猫耳がウィショーさんから生えてるみたいに見えて可愛い。

確かに棺の担ぎ手が女性だけだっていいよね。

映画の街・北九州(2021年製作の映画)

3.0

昭和館の佇まいが良い。
光石研が出ているだけで映画の雰囲気がめちゃくちゃ出るなと思った。
ただ、映画館のお客さんはマスク着用のままで良かったのでは?
それともコロナ収束後の映画館を描いていたのだろうか
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ムトゥ 踊るマハラジャ(1995年製作の映画)

3.6

ボリウッド映画ならではのミュージカルシーンに気を取られていたら
途中ロードムービーになってびっくりした。
あれだけ迷ったのに家に着いたの同じ日なの!?

大量のお花のシャワー、いつか体験してみたいもん
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

なんでクローンに家族の記憶移植しちゃったの…

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

3.5

どこで「ははーん」と思うかムービーだった。
サブリミナル的に映像を差し込んだり、映画館でかかるフィルムのチェンジマークを入れたり、主人公がカメラ目線でこちら側に話しかけてきたりして、勢いのある前半は遊
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47歳 人生のステータス(2017年製作の映画)

3.0

オンライン試写会にて鑑賞。
中年男の劣等感や言い知れない不安や憂鬱に塗り固められた作品だった。
主人公・ブラッドの他人を羨む気持ちには誰しもが共感すると思う。
妄想シーンとかあるし、一応コメディなんだ
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季節の中で(1999年製作の映画)

3.8

映像が美しく静かで優しい作品だった。
登場人物が皆寂しさを抱えていて、それが少しだけ薄まる瞬間が描かれているのが好ましい。
蓮の花を摘むシーンやシクロのメンテナンスをするシーン、少年が映画館の幕の後ろ
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