荒野の森くまさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

荒野の森くま

荒野の森くま

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祭りの準備(1975年製作の映画)

5.0

江藤潤の「シンドーさん言う偉いシナリオライターが雑誌に書いちょった。誰でも一本は傑作が書けるってね・・・」のセリフを聞いてぼくもシナリオを書きたいと思った。でも原稿用紙の埋め方もわからなく結局1行も書>>続きを読む

桃色の店/街角 桃色の店(1940年製作の映画)

4.7

ケンカしながら仲がいいラブコメXmas映画。
スチュワートがペンパル相手がサラヴァンと知ってからの後半がいい。彼の目の動きや表情に彼女への愛情が溢れてる。ルビッチで一番庶民的でいちばん好き。

殺しのドレス(1980年製作の映画)

4.7

このレビューはネタバレを含みます

予告編も見ていたし、アンジー・ディキンソン主演だと思って見ていた。だから退場した時の衝撃はハンパなかった。たぶん『サイコ』を公開初日に見た人はジャネット・リー主役だと思って見てたはずだからヤッパリ驚い>>続きを読む

スター・ウォーズ 特別篇(1997年製作の映画)

3.9

高校時代最大のイベント映画。初日に満員の衆楽70㎜劇場で階段に座って鑑賞。
その後、松竹系で公開された日本語版もCGで手直しした特別編も見に行ったがなぜか途中で爆睡!
友人と語るのは愉しいが見直さない
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獄門島(1977年製作の映画)

4.1

佐分利信に松村達雄 稲葉義男とキャストが完璧なだけに原作通りの結末なら大傑作だったろう。でも夏のからっとした感じがこの映画の魅力

青春の殺人者(1976年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

高校1年の時、駅前日劇で『あにいもうと』と2本立で鑑賞。
海辺のシーンで大泣きしたが、ビデオやDVDで再見してもはじめに見たときの不安な何かがぼくのなかにもう無いためか?もう涙が出ない。
ゴダイゴの音
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旅の重さ(1972年製作の映画)

3.8

前半の旅の風景が素晴らしい。後半、三國連太郎(佐藤浩市に激似)が出てくるあたりからちょっとツラくなる。でも秋吉久美子は大天使。
吉田拓郎の~今日までそして明日から~がいいのはもちろんだが~旅の重さのテ
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伊那の勘太郎(1958年製作の映画)

3.1

東千代之介のやくざが初恋の人(千原しのぶ)と幼なじみのクズ亭主(岩井半四郎)を助けて去って行く話。
大川恵子の入浴シーン有り。
田崎潤が『用心棒』の三船のようなキャラで愉快!こっちのほうが3年早い。

天下の御意見番(1962年製作の映画)

3.1

家光と大久保彦左衛門もの一心太助は松方弘樹でチャンバラがほとんどないオールスター時代劇。丘さとみが大阪弁でハナシをかき回す。
善いもんの山形勲は旗本なのに田舎侍に見える不思議。
木村功は旗本カブキ者集
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ゾンビ・ブライド(2013年製作の映画)

3.2

みづなれいのモノローグがいい。里見瑤子はマイ目玉を持ってるのか?なかみつせいじ髪の毛フサフサ(笑)倖田李梨とはわからないゾンビメイク・・・見どころ満載のゆる~い自分探し系ゾンビ映画

任侠東海道(1958年製作の映画)

3.3

千恵蔵と右太衛門が同時にスクリーンに映る事がないオールスター映画。千原しのぶが出るとこと東千代之介がカッポレ踊るシーンが好き

任侠中仙道(1960年製作の映画)

3.4

清水次郎長VS国定忠治と見せかけ、やっぱり協力して山形勲や月形龍之介や進藤英太郎をやっつける話。武家娘じゃない大川恵子を初めて見た。千原しのぶはいつもの女やくざだ。

水戸黄門(1957年製作の映画)

3.0

月形・千代之介・橋蔵の黄門様一行のほか錦之助・右太衛門にも見せ場はあるが将軍綱吉役の千恵蔵が金さんみたく吟味をはじめたのには驚いた

緋ぼたん肌(1957年製作の映画)

2.8

大川恵子は原節子のように美しく、桜町弘子はお人形さんのようにかわいらしい。
大川橋蔵のチャンバラの腕はまだ拙い。

雪之丞変化(1959年製作の映画)

3.8

「オイ、雪之丞」と言う【淡島千景】演じる鉄火肌の姉御が粋で艶っぽいこと。『江戸っ子肌』といい東映城のお姫様では太刀打ちできないね。
人気女形が義賊らの助けてを借りて父の復讐というか仇を討つ話。

おしどり囃子(1956年製作の映画)

3.0

江戸料理屋の娘でおちゃっぴーの【美空ひばり】の店で獅子舞を舞ったため破門された神楽師【大川橋蔵】が京都で父親の仇を討つ話。
橋蔵はまだ若造で、19才のひばりはおもったよりキレイで魅力的。

女子大寮VS看護婦学園寮(1984年製作の映画)

3.9

バブル直前の女子大生の恋愛風景をスケッチしたロマンポルノの佳作。着衣の浅見美那がぼくの想像する女子大生に限りなく近くて素晴らしい。
昔、家出中に姫路の映画館で見た作品。

水戸黄門 助さん格さん大暴れ(1961年製作の映画)

4.2

助さん(松方弘樹)と格さん(北大路欣也)のハチャメチャ青春物語!ふたりの動きにカメラが追いつかずスクリーンからはみ出してる。おまけに演出に勢いがあるから現代語が混じっていても全然気にならない痛快コメデ>>続きを読む

水戸黄門 天下の副将軍(1959年製作の映画)

3.2

98分で高松まで行くのに驚く。月形はテレビシリーズの里見浩太朗よりも強い黄門さま。
東千代之介が踊りはおどけていてユーモラスなうえにキレがありいつ見ても愉しい。
このオールスター映画で大川橋蔵の役がい
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結婚の夜(1935年製作の映画)

4.2

スランプのため妻と一緒に田舎に帰った作家(ゲーリー・クーパー)と隣家のポーランド娘(アンナ・ステン)は惹かれ合うがが、娘は男尊女卑が信条の同郷の男(ラルフ・ベラミー)と婚約させられる。そして結婚式の夜>>続きを読む

用心棒(1961年製作の映画)

4.8

普通の時代劇なら小柄の出番なのに出刃包丁を使ってて最高!野性味があってユーモラスでさえある。

グレムリン2/新種誕生(1990年製作の映画)

4.0

上映中フィルムが燃えだし、スワッ火事だ!逃げなきゃと思った瞬間に演出だと気付き大爆笑。DVD鑑賞じゃあ わからないだろうなぁ

お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

4.9

90年代のリバイバル時に鑑賞。
ラストのジョー・E・ブラウンのセリフで満員の劇場がドッと沸いた!そしてすぐにエンドマークであざやか!! まるで名人が落語のサゲを言った時みたいだなと思い感動が倍化した。
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銭形平次(1967年製作の映画)

3.7

鳶の平次が親方を殺した犯人を捕まえるため、岡っ引き【銭形平次】になるエピソード0的な話。ミステリーとしても面白い。
名和宏の殺陣を初めて見たけどイケてます。
結婚前のお静(なぜか水野久美)との関係も興
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名探偵ベンジー(1980年製作の映画)

3.2

護衛を依頼された女性と共に殺された探偵(チェビー・チェイス)が文字通り犬となって事件の真相を探る話。一緒に事件を追うヒロイン(『ある日どこかで』のジェーン・シーモア)が美しい!

富士に立つ若武者(1961年製作の映画)

2.9

北条政子(三田佳子)との恋にうつつをぬかしつつ源氏再興のチャンスをうかがう源頼朝(大川橋蔵)。田中春男と桜町弘子の下男下女の兄妹が泣ける・・・が、サワチュウらしさが少ない。

満月あばれ笠(1956年製作の映画)

3.2

不正が罷り通る武家を嫌ってやくざになった東千代之介のタンカが小気味よい。
田代百合子が登場する後半から俄然面白くなる。

紅顔の密使(1959年製作の映画)

3.0

大川橋蔵が一条珠実(川村ゆきえ似の美人)を連れだって坂上田村麻呂の東北征伐に参加する話。敵が古代中国兵士みたい!特に吉田義夫の異形は必見。

めくら狼(1963年製作の映画)

4.4

盲目で三味線名人のやくざ(東千代之介)が藤純子(3作目まだ子供っぽい)を護るために・・・という明治期任侠もの。お座敷で東千代之介が三味線を弾いて大受けになるシーンが愉しい。

怪竜大決戦(1966年製作の映画)

2.6

ジライヤが松方弘樹でオロチ丸が大友柳太朗の忍術特撮もの。クライマックスに巨大蝦蟇と怪竜が対決!クモンガみたいな奴がオイシいとこを持っていく。
小学生の頃テレビで見て好きだった作品、よく年末に放送してい
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若さま侍捕物帖 黒い椿(1961年製作の映画)

2.7

伊豆大島が舞台のミステリー仕立てで伝奇色が濃い捕物時代劇。いつもの沢島忠と違いコメディ要素が少ない。また江戸情緒が薄いのもぼくの好みではない。

若さま侍捕物帖(1960年製作の映画)

3.3

東映時代劇30
山形勲と三島雅夫の色と欲のため潰された大店の娘(三田佳子)を助けて真相を追う若さま(大川橋蔵)
橋蔵は左の目張りのほうが濃い。いつも町娘からちやほやされている。たぶん流し目の威力だろう
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ひばりの森の石松(1960年製作の映画)

4.5

美空ひばりは史上いちばん口が達者でおっちょこちょいな石松!喧嘩っぱやいので殺陣も多い。
堺駿ニとの「スシ喰いねぇ」「神田の産まれよ」の定番シーンも嬉しいし、神妙に次郎長を演じている若山富三郎もヘン。

お坊主天狗(1962年製作の映画)

3.5

片岡千恵蔵よりも美空ひばりよりも大川橋蔵よりも大友柳太朗の映画。
三島雅夫が演じる殿様のクズっぷりも突出している。

大江戸評判記 美男の顔役(1962年製作の映画)

4.0

町の無頼者(大川橋蔵)(山形勲)(渥美清)の3人は仲間(里見浩太朗)の母(浪花千栄子)のために一芝居うつ『ポケット一杯の幸福』な展開。
ここでも橋蔵は桜町弘子や花園ひろみ、清川虹子にまでモテモテです。

橋蔵の若様やくざ(1961年製作の映画)

5.0

二代目鼠小僧(木村功)に盗まれた家宝の香炉を探すため貧乏浪人(千秋実)の長屋に居候する若様やくざ(大川橋蔵)の活躍を描くコミカル時代劇。
考えてる事が吹き出しに現れる演出が愉しい。
映画の中の橋蔵は凄
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