怪 〜ayakashi〜の9の情報・感想・評価

久々に見たら映画と繋がるところもあってびっくり。 久々にライムスター聴いたし、 そしてやっぱ、OPクソかっこいい。 天野喜孝絵もかっこいい。 なにより、 使用人が天井からぐちゃぐちゃになって落ちてくるところの演出が不気味でありカッコよくて好き。

モノノ怪　を観たく、まずはこちらから。 日本の怪談、妖ってじめっとしている怖さと 色彩豊かで動きも派手な組み合わせが面白い。

おもしろすぎるし"良"すぎるだろ　あのなんかもう　全部良い

物語の導入 不気味🐱

結界の表現などおもしろいしカッコいい。 特徴的な技法は後続シリーズの「モノノ怪」の方がより研ぎ澄まされた感があるが、初めの一歩の本作、やはり目新しく目覚ましい。 1.2話でゆっくりと展開しておいて、３話の後半で残りのパズルのピースを説明ですよ感を見せずに一気に連打してくる演出もカッコいい。 猫の怨念だけでなく、アサノ家の歪みも紐解かれる。 このシリーズのテーマのひとつ、道具や玩具として扱われた者たちの痛み、怒り、悲しみを扱っている。

怪談としての雰囲気が素晴らしい 夏の暑さのなかにじっとりと湿度の高い嫌な気配を忍ばせながらテンポよく進む。 時代劇風でありお家事情や登場人物の把握、背景を掴み取るまでがクセがあると思うがそこは辛抱してもらいたい。 和紙風の美術、若冲の屏風など画面そのものが美しい。 めでたい嫁入りの支度に慌しい没落気味の武家屋敷、そんな中、ゆっくりと、敷居を跨いで、薬売りがやってくる。 冒頭に人死にがあり、薬売りは狂言回しのように物語を運ぶ。 怪談の雰囲気はそのままに 金田一耕助や火曜サスペンスなどのミステリのように 登場人物たちそれぞれから それぞれに対しての新たな情報がもたらされ 「私見たんです！〇〇さんがあそこで◼️◼️してたこと！」 事件は趣を異にしていくが その間にも ゆっくりと 怪異は その障子の向こうまで 近づいてきているのだ…