10.15.2023
主人公たちは無事にゲームを完成させられるのか!?波乱の青春ラブコメ第2幕
オタク高校生の安芸倫也を中心にギャルゲー制作のために集まった、“普通”な少女・恵、倫也の幼馴染・英梨々、優等生な先輩・詩羽、倫也の従姉妹・美智留。2ヶ月後に開催される冬コミの参加を前に、ゲーム制作作業もいよいよ佳境に入ろうとしていた。
1期から続くゲーム制作の様子から、クリエイターの情熱と苦労を知ることが出来る。同時に彼らを取り巻く環境と恋愛模様も変化し、動き続けるドラマから目が離せない。
#0 恋と純情のサービス回
日曜日の午前6時、寝室にて観賞、顔を洗う
雨が降っていて、青く、霧にかすみ、風は冷たく忍び寄るように肌寒い
10月が、来てる──
水着イベントの原画を描くため、ロケハンと称しとある高級ホテルのプールにやってきたメンバーたち。相変わらず喧嘩ばかりの詩羽と英梨々に、自由過ぎる美智留。そして、やっぱりフラットな恵。
#1 冴えない竜虎の相見えかた
時は1年前の豐ヶ崎学園。自分の書いたライトノベル「恋するメトロノーム」が図書室に入ったのを確認する詩羽。その帰り道の廊下を歩いていると、途中階段に差しかかったところである人物に突然声をかけられる。
#2 本気で本当な分岐点
ついに完成したシナリオの脱稿祝いの打ち上げとして、池袋でデートをする倫也と詩羽。本屋、映画館と詩羽の知識欲を満たす場所を巡り、夜はレストランで食事をする二人。
#3 初稿と二稿と大長考
出海との待ち合わせ場所に着いた倫也達。なんとそこには、出海だけでなく伊織の姿もあった。そこで伊織は自分のサークル「rougeenrouge」の新作ゲームをメイン原画を出海が担当し、さらにゲームのジャンルを「blessingsoftware」と被らせることで、真向勝負の構えを見せる。
#4 二泊三日の新ルート
詩羽の書いたシナリオの致命的な弱点に気付いてしまった倫也。そのシナリオは小説としては完璧のクオリティだが、ゲームのシナリオとしては成立していなかった。
#5 締め切りが先か、覚醒が先か
シナリオのリテイク＆ルートの追加により、順調にゲーム制作の進行も遅れる中、英梨々の原画作業にも遅れが目立ち始める。かけた時間がクオリティに反映されてこないと指摘する詩羽。
#6 雪に埋もれたマスターアップ
ついに最後の原画を完成させた英梨々だったが、倫也に電話で完成の報告をしている最中に風邪による高熱で気を失ってしまう。英梨々の異変に気付いた倫也は、マスターアップの作業よりも英梨々の元へ駆けつけることを優先する。
#7 リベンジまみれの新企画
倫也たちが完成させたゲーム『cherryblessing』は、英梨々の原画と詩羽のシナリオがネットで評判となり、同人ショップでの委託販売もあっという間に完売し、大量の追加発注も来るほどに。
#8 フラグを折らなかった彼女
あらためて『cherryblessing』をプレイし、その演出の細かさから恵がどれほど真剣にゲーム制作に取り組んでいたかに気付いた倫也。翌日、気まずそうにする恵をなかば強引に視聴覚室に連れて行き、いつもの暑苦しい様子で「blessingsoftware」の次回作について熱く語る。
#9 卒業式と超展開
豐ヶ崎学園の卒業式を迎えた詩羽の卒業を祝う倫也は、詩羽に対しこれからも今のメンバーでゲームを作っていきたいと告げる。そのためには、みんなが参加したいと思える企画を立てるしかないと考え、詩羽に新作ゲームの企画書を見せる倫也。
#10 そして竜虎は神に挑まん
高坂朱音から、20年続く人気RPG「フィールズクロニクル」の新作に参加しないかと誘われた英梨々と詩羽。打ち合わせの場で、英梨々は絵が描けないのはスランプではなく、ただ下手なだけだと罵倒され、詩羽は英梨々のおまけとして扱われてしまう。
#11 再起と新規のゲームスタート
詩羽と英梨々のサークル離脱で傷心の倫也。恵はそんな倫也をもう一度デートにと誘う。場所は再び六天馬モール。前回のデートのことを懐かしく感じながら、色々なお店を回る二人。
でも……一期とぜんぜんちがった……
足元にも及ばないどころかまったくの別物だった印象があるかもしれない なにがことなっていたのか、それが解明できない限りはぼくはなにも学べていない…… なにがいけなかったんだろう？展開スピードはそうだけど、一貫性がなかったというか…… ぶつぎりの印象が生まれた原因は ただ演出なのか、それとももっと根深いところにあるのか 主人公象の薄さもここに来て一因になっていると思うけれど、彼と夢が無味無臭だから肝心のクリエイターシーンに求心力がなくなってしまったのかもしれない やっぱり主人公の強さは大事だし、目的とタイムリミットをこまめに強調することは重要 上滑りするだけじゃなくて、大きなものといっしょに動くために何かをリマインドし続けることは大事なのかもしれない……
