嵐の夜、小屋に避難して来たオオカミのガブとヤギのメイ。暗闇の中でお互いの姿は見えないが、意気投合する。嵐が過ぎ去り、明日のお昼にこの小屋の前で会う約束を交わし、自分たちのすみかに帰る２匹。次の日、「あらしのよるに」の合い言葉で再会するが、お互いの姿を見てびっくり！ガブとメイはどうなるのか？

ガブとメイがそれぞれの仲間たちには秘密で会っている間に、メイが妹のように可愛がっているミイが高熱を出す。熱を下げる薬草は危険な高い場所にある。メイを危険な所へ行かせたくないガブは「何回も登った」とメイにうそをついてまで、自分で薬草を取りに行く事にしたが…

ボスのギロに怒られて元気の無いガブ。心配してくれたメイに対して、強がるガブ。その結果、メイは次のボスはガブだと勘違いしてしまう。次の日、白ヤギに対して異常な執念を燃やすギロがメイに迫る！ギロより先にガブはメイの元に辿りつけるか？

丘の上でグミの実を食べているガブとメイ。「木の実よりも肉」と思わず本音を言ってしまうガブ。ごまかすために「ヤギの肉は大っ嫌い」と宣言するが、メイはそんなガブが信じられない。「おいらの身にもなって欲しい」と言うガブの言葉を受けて、オオカミの真似を始めるメイ。その頃、ヤギの匂いに誘われてバリーたちが近づいて来た…

ツバメの一団がメイの住むサワサワ山に飛んで来た。ツバメは自分たちが見聞きした事を歌にして表現する。ガブとメイが仲良くしているところを子ツバメのピッピとチッチに見られてしまう。このままでは皆に「秘密の友達」の事がバレてしまう！ガブとメイはピッピたちを必死に追いかけるが…

遠く離れたタカタカ高原で楽しい時間を過ごしたガブとメイ。メイがサワサワ山に帰ると「高原に向かうオオカミを見た」と言われ、ガブがバクバク谷に帰ると「高原からヤギの匂いがした」と言われる。これはマズイと２人は「ひみつのかくれ家」を探しまわるが、なかなか良い場所が見つからず…

ある日、メイの住むサワサワ山にさわやかな黒ヤギの少年クロがやって来た。カッコ良く人あたりの良いクロは女の子ヤギたちに大人気。一人で四つ葉のクローバーを探していたメイの所にクロが来て、クローバー探しを手伝う。その場面を偶然見てしまい、ショックを受けたガブがとった行動とは？

歯が痛くて寝不足で空腹のガブがメイとの待ち合わせ場所に来たが、メイはまだ来ていない。ここは見晴らしの良い草原で、真ん中にある茂みの中で居眠りするガブ。すると、子ヤギたちの団体が遠足でやって来て、ガブが隠れている茂みを取り囲むように集合した。もうヤギは食べないと誓ったガブだったが…

ギロの妹のロロが赤ちゃんオオカミを産んだ。バクバク谷では赤ちゃん誕生のお祝い会が開かれる事になったが、その日はガブとメイが会える日でもあった。どうしてもメイに見せたいモノがあるガブは、お祝い会場とメイを待たせている場所との間を何度も行ったり来たりする事になるが、いろいろなトラブルが起こって…

ガブがメイに会うために群れを抜け出す所をララに見つかった。群れのマドンナのララが突然ガブと一緒に行きたいと言う。ガブが断ると「おみやげ」をねだるララ。最近様子のおかしいガブを怪しんでいたララは仲間たちとガブを尾行する。ガブとメイがふざけて追いかけっこをしている所を遠くから見てしまうララたち。目線を感じたガブは…

「オオカミと友達のヤギがいる」という噂がヤギたちの間で広がっていた。同じ頃、ウソつき猿のウサルが帰って来た。ウサルを知っている大人たちはだまされる事はないが、100回に1回だけ本当の事を言うウサルに少しだけ期待していたメイは何度もだまされてしまう。ある日ウサルにガブとメイが仲良くしている所を見られてしまうが…

黒ヤギの赤ちゃんを見にパラパラヶ原に行く事になったメイとミイとタプとモロ。しかし、そこに行くには危険なマガマガ森を通らなければならない。タプはマガマガ森に来た事があるので、道案内役を務めるがどんどん違う方向へ行ってしまう。偶然メイたちを見つけたガブは姿を隠しながらも正しい道を教えるのだが…

ガブとの楽しい時間を過ごしたメイがすみかに帰って来ると、タプからミイがメイを追いかけて行ったきり戻ってこないと知らされる。あわててメイがミイを探しに行こうとするが、大人のヤギたちにもうすぐ夜になるから危ないと止められてしまう。夜の森の中で月見をしていたガブのしっぽを何者かが突然つかんできた！よく見るとそれは寝ぼけたミイだった…

おばあちゃんに誘われてメソメソ山に行く事になったメイ。日帰りかと思っていたら洞くつに泊まって、翌日に黒ヤギたちの住むパラパラヶ原に行くとおばあちゃんに言われて驚くメイ。翌日はガブと会う約束をしていたメイだったが、洞くつの中でおばあちゃんが若かった頃に出会った黒ヤギの少年の事も気になりだして…

ガブたちは子供オオカミたちとペアを組んで、先輩としてのお手本を見せる事になった。ガブとペアを組んだボロはお腹が減っていないからと鹿を襲わないガブが理解できない。夜に子供たちが今日の自慢話をしている内に臆病者のガブにぃと組んだボロはかわいそうという話になった。それを偶然聞いてしまうガブ。次の日元気の無いガブから理由を聞き出したメイはある作戦を思いつく。

雨の日が続いて遊びに行くことができないガブとメイは空に向かって「雨なんか大っ嫌い」と叫んでしまう。その言葉が通じたのか今度は雨が降らない日が何日も続いて、ヤギが食べる草も足りなくなってきた。遠くのフサフサ草原に草を食べに行くことになったメイたちだが、そこにはオオカミたちが待ち構えていた…

ボコボコ台地に遊びに来たガブとメイだったが、足元の状態が悪くて穴の中に落ちてしまう。長い坂を滑り落ちた先は巨大などうくつで、簡単には地上に戻れそうもない。お腹がすいたメイは地底湖のまわりの草を食べる事ができるが、ガブにとってはメイがごちそうに見えてきて…

通り雨が降ったある日、今から虹を見に行こうとおばあちゃんに誘われたメイ。ガブから「今度、通り雨が降ったらキラキラ丘で待っている」と言われていたメイは困ってしまう。悩んでいるメイをタプがからかって、結局はタプたちも含めた全員で虹を見に行く事になる。その事を知らないガブは楽しそうにキラキラ丘に向かうが…

鹿の群れからはぐれてしまった小鹿のビビは偶然メイと出会う。プカプカ山からやって来たビビを助けたいメイはガブにプカプカ山の事を聞きに行く。迷子のビビの話を聞いたガブはまっ先に「おいしそう！」と思ってしまう。気を取り直したガブはプカプカ山の事は知らないのでメイが助けてあげるでやんすと送り出すが…

メイたちのいたずらが原因で長老の腰痛を悪化させてしまった。腰痛に効く温泉があるユゲユゲ谷に引っ越そうという話が出て驚くメイ。責任を感じたメイたちはがんばって長老のお世話をするが、かえって悪化させてしまう。このままでは引っ越しする事になって、ガブと会えなくなるかも…

フカブカ森でメイが見なれない一匹オオカミのジェスに襲われた！ガブがジェスに体当たりをしてメイを助けると、大きなキズをおっていたジェスはその場に倒れてしまう。逃げてきたガブとメイだったが、メイがいっしょにいる所を見られたかも？と言い出し、心配になったガブはジェスが倒れた場所に戻るが…

メイはサワサワ山でヤギとオオカミが楽しく暮らしている夢を見た。メイからその話を聞かされたガブはバクバク谷でオオカミとヤギが楽しく暮らしている夢を見た。ガブも同じような夢を見た事で何かを思いついたメイがとった作戦とは？

ガブとメイが仲良くしているところをヤギのロッソに見られてしまった！大人ヤギたちに追求されたメイはとうとうガブが友達である事を打ち明ける。みんなからオオカミにだまされていると思われたメイは岩屋に入れられてしまう。同じ頃、バクバク谷にヤギの味方をするオオカミがいるという噂が伝わってきて…

ヤギの味方をするオオカミがガブだったことがギロたちにバレてしまった！バクバク谷の洞窟に閉じ込められるガブ。メイの方はサワサワ山の岩屋の中で悪夢にうなされていた。夢のなかでは若い頃のギロとメイの母親の姿があった。

ガブはギロからヤギのエサ場などの情報を聞き出してこいと命令され、メイは長老からオオカミの狩りの予定や苦手な物を聞き出して欲しいと頼まれる。お互い相手をだますことになるかもしれないガブとメイはいつものように会うことになったが…

どしゃ降りの雨の中、激流の川に飛び込んだガブとメイ。夜になって満天の星空の下、ガブが目を覚ました。体中が痛いガブだったが必死にメイを探して川岸を走る。そんなガブをカワウソのタオが興味深く見ていた…