彩南高校に通う少年、結城リトは思いを寄せる同級生の西連寺春菜に告白しようとしていた。だがさまざまな災難が降りかかり、どうしても伝えることができない。意気消沈して帰宅したリトが入浴していると、突如風呂が爆発！ と思いきや、目の前に全裸の美少女が！！ 彼女の名はララ。デビルーク星から逃げてきた宇宙人だという。ララの眩しい肢体にドキドキのリトだったが、ララを追ってきた者達が二人に襲いかかってきた！！

当然のようにララはリトの家に同居していた。ザスティンによれば、胸に触って思いを伝えるという、デビルーク星の正式な手続きを経て、二人の婚約は成立しているとのこと。事故だ誤解だと言おうものなら、それはデビルーク星への宣戦布告も同然、地球は破壊されるとザスティンに言われ、リトは顔面蒼白に。それでも婚約の解消法を何とか聞き出すが、それは婚約成立から三日以内に再び相手の胸を触るというものだった。ララの胸を狙って、リトの奮闘が始まる。

ララが学校に現れ、リトは気が気ではない。春菜と話す機会を得るも、なぜかララの話などしてしまい、おまけに｢二人はお似合いだ｣と言われ、更にガックリ。翌日、美柑の提案で、ララの地球見物のため街に繰り出す。無邪気に喜ぶララの姿に、ふと｢可愛いかも｣と思ったりしてしまうリトであった。その後一行は偶然出会った春菜とともに水族館に向かうが、そこでリトは春菜から｢話したいことがある｣と告げられ…。

美柑の作るごく普通の料理に、ララは大感激。デビルーク星の王族であるララの食事には毒味役が付いており、ご飯が温かいというだけでも彼女には貴重なものなのだ。リトと美柑に振る舞おうとララがデビルーク星の料理を作ってみるが、これが激マズ。｢これだ！｣と閃いたリトは、ララとの結婚を回避すべく｢俺は料理の下手な女とは結婚しない！美味い料理が作れないんならデビルーク星へ帰れ！！｣と宣言。ララは家を飛び出してしまう…。

超お金持ちのお嬢様、天条院沙姫は、学校一の人気者の座を奪われたと、ララを敵対視していた。なぜか水着勝負を挑んだり、リトがララの婚約者と知るや、彼を奪おうとしたり。企みはことごとく失敗に終わるが、めげない沙姫は、ララが宇宙人なのを隠していることを、何か恥ずかしい秘密があるのだと思い込み、それを暴こうと結城家に潜入する。だがそこには、ララを狙う刺客を防ぐための対策がザスティンの手で施されていたのだ…。

ララの婿の座を狙う宇宙人、ギ・ブリーが、彩南高校に現れた。ギ・ブリーは校長に化け、春菜を体育館の用具室に連れ込む。そして彼女を人質にリトをおびき出し、ララとの婚約を解消するよう告げる。さらにはリトを追ってきたララに、結婚を迫るが…。ギ・ブリーの真の目的はララとの結婚ではなく、デビルーク王の後継者となり、宇宙の覇者になることだった。己の野望のために女の子を利用しようとする態度に、リトの怒りが爆発する！！

リトのクラスに転入してきた美少年レン。彼は、ララに会うために地球にやってきた宇宙人だった。幼ななじみのララから、かつて言われた｢男らしくなったら結婚してくれる｣という約束を胸に、これまで男を磨き続けてきたのだ。自分の男らしさを証明しララをその腕に抱くため、レンはリトに｢君からララを取り戻す｣と宣言する。一方的かつ暑苦しいレンからの挑戦にゲンナリするリトだったが、ララとレンの関係がなぜか気になって…。

学校で巻き起こる破廉恥な騒動にいら立つ風紀委員の古手川唯は、新たな風紀法案を提案し、生徒達の服装や行動を厳しく取り締まり始める。さらに、リトが女子達をたぶらかし、その結果風紀が乱れていると考え、校長に働きかけてリトへの｢二週間の女子との会話禁止｣という処分を下させる。だがララ達が起こす騒ぎは、まったく納まる気配がなかった。｢原因は結城君じゃない！？｣。気になった唯は、一人寂しく下校するリトの後をつける…。

妙な悪寒を感じたリトは保健室を訪れるが、誰もいない。すかさずララがナース姿にコスチュームチェンジし、リトを診察しようと迫る。そこに現れたのは保健医の御門先生。色っぽくてどこか謎を秘めた、大人の女性だ。その頃、ロケットスーツを身にまとい宇宙を飛んできた宇宙人が、地球に降り立っていた。男は、キラーラ星人のピカリー。ララに結婚を申し込みにやってきたのだ…。

ララの｢ファンクラブ兼友の会兼後援会の会長｣だという宇宙人・ステラがやってきた。彼女には、ララを宇宙的アイドルとしてデビューさせるという野望があった。だがララは｢リトと婚約中だからダメ！｣と誘いを断る。やむなくステラは、代わりの人材を街で探し始める。そして目を付けたのは…春菜！ ステラは春菜を宇宙の女芸人にすると宣言する！！

美柑に買い物を頼まれ、街に出たリト。偶然出会った春菜と、ささやかなデート気分を味わうが、それ以上の進展はナシ。帰宅途中、リトは小柄な金髪の美少女に出会う。彼女は｢金色の闇｣と呼ばれる宇宙の殺し屋で、何者かにリトの暗殺を依頼され、地球を訪れたのだ。危機一髪のリトを救ったのは、ララ。ララと金色の闇の、壮絶な戦いが始まった…！

年に一度の、彩南高校体育祭。校長考案の妙な準備体操に始まり、借り物競走・障害物競走・男女混合リレーetc...地割れを起こしたり校舎を半壊させながらも、熱い戦いが繰り広げられていく。最終種目の男女混合騎馬戦が始まろうというその時、なぜか校庭に巨大なプールが出現。沙姫のゴリ押しにより、水着を着用しての水上騎馬戦へと競技が変更されるが…沙姫は、ララに恥をかかせるための周到な作戦を立てていた。

銀河系の覇者デビルーク王からザスティンのもとに、地球に立ち寄るとの通信が入った。娘であるララの婚約者、つまりリトが自分の後継者となれる器かどうかの品定めをするためだ。話を聞いたリトは、自分の気持ちに整理がつかないまま、とにかく騒ぎを起こさないようにと思うが、そんな時に限って、次々と“とらぶる”に巻き込まれる。そしてリトは、なぜか御門先生に呼び出されると、そこには…。

デビルーク王の言葉をリトは思い返していた。でも、宇宙一の男になる方法なんて判るわけがない。だけど今の優柔不断なままではいけない…。とりあえず毎朝走ることにしたリトだったが、その時、犬の散歩中の春菜と偶然出会う。｢変わらなきゃいけないと思った｣と言うリトを｢応援したい｣と言う春菜。やがて二人は、毎朝のひと時を公園でともに過ごすように…。

デビルーク星の同盟国、バローズ星のカーター王子が地球を訪れた。バローズ人は狩猟を伝統行事としており、地球の地下には、彼らが密かに設けた狩り場があるのだ。ララとザスティンは外交の一環として、カーターとともに狩り場に向かう。半ば強制的にリトと春菜も狩りに参加となるが、獲物はなんと恐竜や銀河コング、おまけに武器は原始的なものばかり。果たしてリト達は生還できるのか！？

リトはララ、春菜、ルン達とプールに遊びにきた。はしゃぐ一行から離れて、リトを物陰から見つめるルン。彼女はリトを振り向かせようと、猛アタックを開始する。水中で抱きついて溺れかけさせたり、ララ達を排除すべく、水着を喰らう宇宙ピラニアをプールに放ったり…。困りきったリトが思わず口にした言葉に落ち込み、やさぐれるルン。そして彼女の妄想と暴走は、さらにエスカレートしていく…。

彩南高校の旧校舎に幽霊が出るという噂を聞いたララは、リト、春菜、里紗、未央を誘って旧校舎に乗り込む。リト達は怪しい物音や人影にビビリまくるが、正体はララ達を追ってきた唯、そして書庫を目当てにきた金色の闇だった。｢やっぱり幽霊なんていない｣と、ひと安心したのもつかの間、歩く標本人形やクリーチャー達が彼等の前に出現する！

ララ暗殺のため、宇宙怪物が彩南高校にやってきた。怪物はララに襲いかかるが、腹痛を訴えて苦しみ出す。訊けば怪物は妊娠中で、出産費用捻出のためにララ暗殺を請け負ったという。そして怪物は保健委員の猿山の助けにより無事出産するが、もし猿山に彼女がいないのなら、一緒に宇宙にきて欲しいと言い出す。宇宙行きを避けるため、猿山の必死の恋人探しが始まった…。

テレビ番組を見て温泉に魅せられたララは、源泉を掘り当てようと、地底を掘り進むマシンを製作する。それを聞きつけた春菜、里紗、未央、猿山、さらに御門と金色の闇までもが押しかけ、ギュウギュウ詰めのマシンは地中にゴー！ 途中で徳川埋蔵金などに行き当たるが、ララの目的は温泉のみ。やがて、並々とお湯を湛えた広大な地下空洞に辿り着く。待望の入浴タイムを迎え、大はしゃぎのララ達だったが…。

恋にオシャレに大忙しの女子高生、霧崎恭子の前に、地球征服を企む悪の秘密結社ウザースの怪人、モジャック将軍が現れた！｢なんでもかんでも燃やして解決！ ハートを焦がす真っ赤な炎が地球を守る！ 爆熱少女マジカルキョーコフレイム！！｣恭子の活躍が始まるぞ！！

銀河ネットワークの旅行ガイド編集部から御門に、宇宙人が滞在できる宿が地球にないかとの問い合わせがきた。御門はリトとララに相談し、彩南高校の旧校舎を旅館に仕立て上げる。宿の主人はリト、若女将はララだ。そして金色の闇とお静に仲居を、美柑に料理長を頼み、旅館｢結城亭｣がオープンした。やがて宇宙からの旅行者達が、結城亭に訪れ始めるのだが…。

リトのクラスでは、文化祭の出し物を何にするかが話し合われていた。唯が書道の展示会や地域の研究発表を提案するが、皆の反応は今イチ。クラスの総意でアニマル喫茶をやることに決まる。里紗と未央が女子達のスリーサイズを測りまくり、春菜は衣装の作成、リトとララは看板作り…クラスの皆が大いに盛り上がる中、唯はひとり、疎外感を覚えていた。そんな唯に、春菜は優しく声を掛ける…。

猿山はリトを羨んでいた。女難に見舞われる姿が、彼には大奥で過ごす殿様のように思えるのだ。殿様になりてー！と空しく叫んだ瞬間、何故か猿山は江戸城にいた。即座に大奥に向かうと、待っていたのは宇宙人のお局達。あわてて城下へ逃げ出すが、春菜くのいちに襲われ、印籠をかざした沙姫に懲らしめられ、桜吹雪の彫り物を入れた唯に裁かれ、金色の闇に銭をぶつけられ、マサカリ担いだ美柑に相撲を挑まれ、と散々な目に遭い続ける…。

ある朝、ララの性格がおしとやかに変わっていた。御門の診断によると、性格が入れ替わってしまう症状が現れる、コロット風邪にかかっているらしい。日々変化するララの性格だったが、いずれもリトのことを思い、あれこれ世話を焼いてくれる点では共通していた。やがてララは、リトが宇宙一の男を目指すならまずは地球一！と、地球征服を提案し、ロボット軍団を製造し始める…。

デビルーク王が地球に現れ、リトに｢宇宙一の男になれ｣という約束を果たすよう迫る。その方法とは…明日の夜明けから日没の間までに、リトが王のもとに辿り着くこと。失敗した場合は、地球を破壊するという。リトの気持ちは重圧に押しつぶされそうになっていた。そんな時、携帯に春菜からのコールが！｢今から会えないかな…会いたい、結城君に！｣夜、リトは公園で春菜と会う…。

デビルーク王の仕掛けた罠に行く手を阻まれたリトだったが、友人達の助けもあり、王の待つ宇宙船へと一歩ずつ近づいていく。ララはリトのところに駆けつけようとするが、デビルーク王に制止される。夕暮れ時…タイムリミットまであと僅かという時に、なぜかリトは突然立ち止まってしまう。その頃春菜は、リトのもとへと急いでいた…。