ストーリー自体は他作品と似た雰囲気を感じるが、
緊張感の中にあるあの絶妙な緩さ加減などは、
この作品ならではの良さだと思う。
また、ヴィラン気たっぷりで、自分の欲望のために戦う主人公っていうのが、
これまでにない感じがして新鮮。
作画に関しては、さすがMAPPAだなと。
安心して見れる。
でも原作と比べると、アニメの方がストーリーのテンポが若干遅いように感じて、
ほんの少しだけ退屈に感じてしまった。
ある意味"エモさ"に振り切った印象。
漫画だとデンジとパワーのアホさ加減や、
とことんシュールな感じも結構笑えるんだけどな。
でもやっぱりバトルシーンは圧巻。
とにかくアキの｢コン｣が見れて嬉しい。
岸辺さんに関しては、容姿を見ただけで津田さんが声当てするんやろうなぁ、
って思えるくらい津田さんしか考えられなかった。
まさに適役。
そしてビームくん。好き。
映画好きには堪らない映画オマージュで溢れたOPが最高なので、毎回飛ばさず見てしまう。
『レザボア・ドッグス』
『パルプ・フィクション』
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
『ラブ&サンダー』
『ファイト・クラブ』etc.
加えて主題歌は米津さんとか、もはや言うことなし。
そのうえEDは毎回変わるって前代未聞。
でも私的にはVaundyしか勝たん。
作中だと、8階で取り残される話は
『インターステラー』感があってワクワクした。
ここから更に面白く、そして切なくなっていくんだよなぁ、チェンソーマンは。
とにかくデンジ, アキ, パワー。
この3人が愛おしすぎる。大好き。
本当に楽しみ。早く見たい。
そしてイケメン吉田も早く見たい。
とりあえず1期のハイライトは、
｢オレ達からアンタへの鎮魂歌(レクイエム)だ｣です。
