ufotableによる作画力の賜物なのか、心象を全部言語化してしまう原作の嗜好故か、とにかく見ていて脳に負荷がかからない。
戦闘コマンドに「ほめる」「はげます」「頑張る」といった各種応援スキルを揃えた炭治郎君はなるほど現代のヒーロー感があり、デフォルメした笑いの落とし所含めこれが現代の最大公約数なのだなと納得しながら一気見してしまった。
それにしても登場人物の誰も彼もが走馬灯のオンパレード。感想を書いていて気がついたのだけど、思い出というのは美化されるだけでなく、そもそもとして人は美化された思い出を欲するものなのだなと。
ネットミームにもなっていた無惨様パワハラ会議もオリジナルを見れて満足。ああいう「何を答えても怒られる。詰み」みたいなのあるある過ぎて心臓に悪い。