1期で見せた微細な演奏シーンや心情描写の丁寧さはそのままに、ドラマとしての完成度が滅茶滅茶に高まった2期。10話における久美子と明日香先輩の会話シーンはその頂点で、台詞回しや声優の演技力も去ることながら、カットや構図、音楽の入るタイミングといった演出が決まりきっている。余りの楽曲の良さにサントラで本曲の確認して曲名が「特別は孤独なのか」であることを知った驚きよ。それ以外にもサントラを通して、演奏シーン以外のBGMでは吹奏楽の楽器を用いられず、大半がピアノや弦楽器で構成されているのも印象的。
とにかく凄い刺さったけど上手く言語化できないのは自身の体験に根差した所があるからなんだろうか。死別した兄と和解できなかった身としてはお姉ちゃんと打ち解けられるシーンだけで号泣しちゃうんだよ