今回、炭治郎が訪れる事になる刀鍛冶の里へ、上弦の鬼が襲いかかる…。
テレビ放送がもったいないぐらいの戦闘シーンのクオリティの高さと、それぞれのキャラがとても綺麗。
刀鍛冶の里に住む人達はひょっとこのお面で顔を隠し、素顔をさらさない、とてもミステリアスな存在として描かれている。
そんな刀鍛冶達が上弦の鬼に攻撃され、串刺しにされたり、面を割られ目を潰されたりと、相変わらずの残酷描写が恐ろしい。
原作全巻所持しているので結末も知っているにもかかわらず、アニメの映像が綺麗だし、映像になる事によって不穏な雰囲気が倍増されるのも良い。
霞柱・時透無一郎と恋柱・甘露寺蜜璃、風柱・不死川実弥の弟である不死川玄弥など、登場する柱達の背景もとても暗いのが、この作品に彩りを濃く与えているように感じる。
柱達は信じられないぐらい強くて、個性的なキャラばかり。無限城編の最終決戦までこの悲しみに包まれた作品を映像化してほしい。