機動戦士ガンダムΖΖの20の情報・感想・評価

エピソード20
泣き虫セシリア(前)
拍手:4回
あらすじ
月のグラナダ基地に入港し補給中のアーガマに、エゥーゴの実力者ウォン・リーが現れた。ウォンはブライトに、地球に降下したハマーンの部隊の追跡を命じる。 そんな中、アーガマのクルー、トーレスはミリィと入ったグラナダのピザ屋で幼なじみのセシリアと再会する。だが、セシリアはゴットンからアーガマの目的地を調べるように命じられたスパイだった。 ビーチャとモンドは街で偶然見かけたゴットン隊のネル、クレイユの話を盗み聞きし、ゴットンの艦が隠れている宇宙港を突き止めた。ジュドーとビーチャたちはゴットンの艦を叩きに出撃する。
コメント7件
PANDADA

PANDADA

このコメントはネタバレを含みます

なかなか細かい描写が秀逸な優秀回だと思います。 ウォン・リーが再登場。 ハマーンが地球制圧を狙っているので、アーガマに地球に降りるよう指示してますね。 で、その後はアナハイムで製作中の新造戦艦でまた宇宙に出ろと。 ようやくですが、大まかであるけど戦略らしいものが出て来ました。 地球に降りた後のアーガマは乗り捨てにしろとの指示に反発するブライトの 「パイロットも兵もチェスの駒にしか考えてない」 という批判に対して、 「カミーユの事か?」 と返しつつも、少し翳った表情をするウォン。 この辺、細かいですけど、良い演出だと思います。ウォンなりのカミーユに対する気持ちが表れています。 それでもウォンはウォンなので、ジュドー達と衝突し、ジュドーに「修正」をかまそうとしますが、そこは流石のジュドー、黙って殴られたりはしません。拳を躱してからの膝蹴り(笑)。 いや、やり過ぎ(笑)。 でも、この辺がアムロやカミーユとは全然違う彼の良さです。相手が誰であれ、自分が正しいと思えば、昂然と歯向かう。絶対にメソメソなんてしない。 話の中盤に、ピザ屋を飛び出してビーチャとモンドが車に飛び乗るシーンがありますが、店から出た時に少し走るのですが、ここも非常に細かくて(笑)、走り出すと少し上に大きめに跳ねるんです。月の重力は地球の6分の1なわけで、それをこのほんのちょっと走るシーンにちゃんと反映してる(笑)。 今までさんざんツッコミを入れたくなるシーン満載なΖΖなのに、ここだけ妙にリアル。 制作側に何が起きたんでしょうね(笑)。 ビーチャやモンドがすんなりΖやMarkIIを操ってますが、ここもちゃんとビーチャに 「エンドラでかなりシミュレーションやったからさ」 と言わせて、説明してます。 なんか妙に細かい辻褄合わせが上手い回です(笑)。 子供達を全く信用しないウォンと、子供達を実際に見て来て、評価すべきところはきっちり評価するブライトとの対立をくっきり描いているのも良いですよね。 やっぱ、脚本のクオリティがいきなり爆上げしてますよね。 なかなか気になる終わり方をしてきっちりとした次回への「引き」を作っているのもお見事。 次回も楽しみです。
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なつめ

なつめ

ウォンさん! ジュドーを修正できないなんて焼きが回ったな
まー

まー

Zの時は大っ嫌いだったウォンさんのシリアス路線にちょっと沸いた自分が居た🤣 そして大好きだったZをどうでも良いキャラが動かすのには抵抗あんだよね😩
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夏藤涼太

夏藤涼太

セシリアについての感想は後編の次話に書くとして、個人的にテンション上がったのはウォンさんの再登場。ハヤト再登場より湧いた。ウォンといえば、シリアスで暗い、またドメスティックなΖを象徴するキャラであり、ブライトさんのようになさけなくZZのギャグ時空に染まらずに、シリアスな戦争の影をもたらしてくれるのではないかという安心感があるからだ。Ζの時は気に入らないキャラだったが、だからこそ、ZZでは頼もしい…… まぁ、ジュドーには修正は効かなかったどころかカウンターされてたのは、Ζの印象ではちょっとスッキリしたものの、やっぱり少し悲しかったり…。それでも、ZZの腑抜けた空気に染まらず、ちゃんと我を貫いてくれたのは感謝。
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TEN

TEN

このコメントはネタバレを含みます

ブ、ブライトさん...
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がみ

がみ

ニュータイプの始まりだと思いませんか!?
KEiGO

KEiGO

このコメントはネタバレを含みます

「ニュータイプの存在を待っていらっしゃる方が、なんで子どもたちのビビットな感受性を信じようとなさらないんです?あの感覚こそ、ニュータイプのはじまりだと思いませんか?」 名台詞すぎるぜ、ブライトさん! 殴り魔ウォンさんとジュドーは痛み分け。どさくさに紛れてブライトさんも鳩尾殴られてる…笑