アキオ

四畳半神話大系のアキオのネタバレレビュー・内容・結末

四畳半神話大系(2010年製作のアニメ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

相変わらず森見登美彦の文学的表現が光る。1話毎にパラレルワールドを過ごすが、結局同じ展開、現実を歩んでしまう僕を描く。そんな僕はやがて、、、?

相変わらず森見登美彦ワールド全開。冗長で教養のある言い回しが健在。彼の作品は俺の汚点を気づかせる媒体。
ありとあらゆる可能性を模索して、並べて眺めるだけの自分から、踏み出す自分へ。俺もそうやって時の止まったパラレルワールドを渡り歩きとてつもない後悔と反省を繰り返して、現実に戻れるシステムに生きたいよ。
私達の生きる現実は時は不可逆だ。だからこそ俺はその掴むことの出来なかった、掴めもしなかった机上の可能性を幻想として抱き、ただただ眺めるばかりで時遅くして後悔していた。そんな俺も自分自身の悪い癖となってしまった24年のマインドセットに気づき、変える為の岐路についている。この作品と出会って、同族嫌悪に苛まれたからこそ、今日をもって0.1%でも付加価値のある成長を見せたいと思う。

結局個人のマインドセットを変えないと未来は変わらないのか、、、と納得した。認知はしたから後は変えるのみ。どう変えたらいいのか分からへんけど、とにかく今までとは異なった角度からアプローチ、攻略することを意識してみます。

無駄に声優陣が豪華なのポイントよ。諏訪部君はイケボやし、吉野君のダミ声聞けるし、甲斐田さんが可愛すぎるし、真綾様ってなる。藤原啓治が相変わらず声良すぎなんよな。。。
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