スターウォーズ:クローンウォーズ シーズン3の10の情報・感想・評価

エピソード10
分離主義者の友
拍手:16回
コメント11件
izumi

izumi

クローンウォーズ史上最も大事な回な気がする。 分離主義=悪ではない。
MANU

MANU

このコメントはネタバレを含みます

「恐怖は人の心を動かす」 時系列が進んだのかコスチュームが大人っぽくなり、二刀流になったアソーカ。 そんなアソーカが戦争と政治の複雑な関係を間近で見聞きして中身も大人になる話。 自分たちが正義で相手は悪だと思い込んでるけど、少し視点を変えてみると相手の中にもいい人もいるし、逆に向こうから見れば自分たちが悪に見えている。正義は人や立場の数だけあるという教訓は、近現代の戦争史とも絶妙にリンクして奥深い。 戦闘シーンに乏しいエピソードはつまらなく感じてしまいがちだが、本エピソードはそんなことなく没頭できた。 あとパルパティーンもといシディアスはまじで策士。ほんとここまで狙い通りにことを運ばせられるのは天賦の才。
ハムハム日記

ハムハム日記

和平交渉のためにアソーカとパドメが分離主義者の惑星訪問とか色々あったけどテロ攻撃のせいで台無し。一儲けしてる武器商人が悪いらしい。分離主義派の非戦闘員と話してアソーカも何か学びを得たようです。アソーカの服装が変わって大人っぽくなってびっくり
ホりんご

ホりんご

クローン増産はパルパティーンの企みでしかないよね...
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映画本編では野蛮な異種族でしかなかった"敵"が、別の大義のために戦う血の通った人々であると、アソーカがその眼で確かめる大事な政治回。 独立星系連合の首都ラクサスが描かれてクローン大戦への解像度がまた上がるし、 際限ない戦禍拡大に対して平和を求めるアミダラ議員の信念を強く描きつつ、 一方で独断で和平交渉に動くのは行政の統率権から逸脱している危うさがあるし、兵員や軍備増強無くしてどう戦うのか軍事面での実情を無視していないか?、通商連合の占領地の奪還は諦めるのか?…など、 作り手が意図して各々の視点を脚本に組み込んでいるので信頼して観ることができる。 10年も前の作品だけど、2022年以降のウクライナ戦争を外野から支援する立場の日本人にもめちゃめちゃタイムリーに視点を提供してくれるのは、CWが普遍の強度を保つ左証だと思うなぁ。
ぜに

ぜに

このコメントはネタバレを含みます

「クローンの犠牲がやばいからお金増やしてもっと製造しましょ」に賛否が巻き起こり、このままではマズいとパドメがアソーカと共に分離主義者の友達に会いに行き、双方で働きかけることに。しかしコルサントが攻撃され、戦争継続一色になる。 今まで描かれなかった、「分離主義者の一般市民」が登場。アソーカが完全に視聴者と同じ目線の役割を果たしている。確かに今までドロイドと将校達しか会ってないし描いてない。互いに敵を恨むまさに戦争。アソーカと共に「知る」重要な回だった。戦争利権を持つカス達が攻撃の手をとめない限りどうしようもない。敵を見誤りたくなくても、暗黒面に晒されるとフォースが濁るのがやはり致命的すぎる。冷静に議論して分離主義者のトップ層が腐ってんじゃね?と分離主義勢力と共和国が共に気付きたいけど無理難題。そもそもボンテリとの会合が違法にされてるみたいな話だったから、パルさんは気付かせないように既にしているということか。ニーナの動議に分離主義元老院で賛成多数だったのがなんとも切ない。 パドメの友達のニーナ・ボンテリはこの後パルパティーンに消されそうな雰囲気がプンプンしてるし、最後のシーンでアナキンがニーナと会ったことについて知ってて、パルさんとの密談♥を匂わせる。ニーナの息子のラクサスは、父が共和国との戦争で死んでいるのにもかかわらず凄まじく冷静。カヤとガビを連想した。そしてこの2人は初対面からなんかいい感じ。同時にパドメアナキンのような悲しい末路を辿ることが想像に難くない。ラックス(都市ラクサスと名前ややこしいわ)が共和国側につくことはないだろうし、アソーカが共和国を離れるか、2人が対立するかの二択だ。 偽お掃除ロボットはタチコマ風からの亜空の使者の爆弾に変形してて面白かった。 ~メモ~ ・ニクスカード 銀行グループ代議員 ・ニーナボンテリ 分離主義勢力の議員 パドメの友 ・ラックスボンテリ ニーナボンテリの息子
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地震はイヤ

地震はイヤ

これは良いエピソード
sott

sott

2024.03.30
銀河共和国元老院では長期化するクローン戦争での軍備増強のため、銀行への規制を撤廃し多額のローンを組む予算案が提出されようとしていた。軍備増強は戦争の集結を先送りにするとしてアミダラ議員をはじめとするロイヤリストコミュニティは銀行への規制撤廃では無く、分離主義勢力との和平交渉案を何とか提出しようとしていた。共和国と独立星系連合双方から和平交渉案を提出する必要があるためアミダラ議員はアソーカと協力し密かに戦前に共和国に加盟しており現在は連合の議員である旧友ミーナボンテリの元へ説得に向かうのであった..... 政治色の強い内容に触れる前に、本作からアソーカやアナキンのビジュアルが変化。特に子供ぽかったアソーカは身長やレックが伸び、より大人のトグルータに成長している。また、ライトセーバーが二刀流になったりしている。他にもアナキンも髪型が変化したりアーマーが取れたりとより映画に近い見た目になっている。 本作は成長し少し大人びた女性になったアソーカが魅力的に描かれており、言動や行動が自立した大人へと変化している。年頃の男の子ラックスボンテリとの会話シーンなどは戦時中の思春期の若者の戦争や世の中に対する意見を聞くことが出来るので非常に感慨深い。 ここ数回は政治色の強い内容でついていけない人も多いと思うが、クローン戦争の行く末を左右する重要なエピソードとなっている。 クローン戦争長期化を止めたいパドメは何とか分離主義者との和平交渉にこぎ着けたい。しかし戦時中において元老院議員が敵国の惑星に行くなどご法度、分離主義者との会話すら出来ない状態になっている。話すらさせて貰えない状況でパドメは友人アソーカのジェダイの渡航特権を使ってなんとか旧友で惑星オンダロンの議員ミー ナボンテリとの会合のため独立星系連合の首都ラクサスに密入国する。分離主義者の軍人ばかりを取り上げてきたアニメシリーズだが、ここに来て分離主義側の平和主義者という描写を描いているのが大変興味深い。 双方にとって苦しい状況で戦争継続の意味すら見いだせなていないミーナボンテリもこれに賛同し分離主義元老院で連合=共和国和平交渉案の提出の可決に漕ぎ着けるのであった。 このシーンでは独立星系連合もドゥークー爵を最高議長とし民主主義が成り立っていることが伺える。まあこれはご存知の通り表向きはという話なのだが。 共和国の軍備増強のための予算案及び銀行への規制撤廃案を通さないためにパドメとミーナボンテリが提案した和平交渉案であったが、これまたご存知の通りクローン戦争自体がシスの暗黒に仕組まれたものであり、戦争集結に向かう希望はドゥークーと銀行グループ、テクノユニオンそして通商連合によってコルサントの発電所のテロという形で絶たれしまうのである。
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yuma

yuma

3-10 「Fear is a great motivator」 恐怖は人の心を動かす 📖クローン兵増産のための銀行規制緩和の是非を元老院で協議される。規制緩和を避けたいパドメは、分離主義派のラクサスの友人を訪れる。 アソーカとラックスの交流は良かった。アナキンとパドメがアソーカの親のように見えてくる。
うたもち

うたもち

良い話だった。 アソーカが大切なことに気づく回。 陰謀が渦巻いてて、悪化するしかない戦争は悲しいのお。
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