もう夏

STEINS;GATEのもう夏のレビュー・感想・評価

STEINS;GATE(2011年製作のアニメ)
4.8
繰り返される終わりなきタイムリープ…やがて訪れる悲劇を避けることはできるか?
厨二病の大学生、岡部倫太郎は総勢3名の「未来ガジェット研究所」というサークルで日々発明を繰り返していた。そんなある日、偶然から過去にメールを送れる「タイムマシン」を作り上げてしまう。倫太郎は興味本位で過去への干渉を繰り返すのだが……。
ゲーム『科学アドベンチャー』シリーズ第2弾をアニメ化。タイムマシンを開発した青年が未来の悲劇を回避するために奮闘する。伏線が一気に収束するクライマックスは壮観。
同じく『科学アドベンチャー』シリーズを原作とした「CHAOS;HEAD」と世界観を共有している。

おもしゅろ…………
こんなんリアルタイムで世界といっしょに観てたらたのしすぎて死んでしまうで
考えなくちゃいけないことが多すぎてあらゆることに気を配りながら観るんだけど、演出がめちゃくちゃうまくてずっと不穏で怖いから飽きない



第1話 始まりと終わりのプロローグ
マッドサイエンティストを自称する“厨二病”の大学生・岡部倫太郎は、発明サークル・未来ガジェット研究所を秋葉原に構え、用途不明の発明品を開発していた。そんな折、天才少女・牧瀬紅莉栖と出会い……。


第2話 時間跳躍のパラノイア
大学の講義の会場で、何者かによって数時間前に刺されたはずの紅莉栖の姿を見つけて驚愕する岡部。さらに直後の講義では、タイムマシンの存在について紅莉栖に完膚なきまでに論破されてしまう。


第3話 並列過程のパラノイア
岡部たちが発明した“電話レンジ(仮)”には、偶然にも過去へメールを送れる機能があることが判明した。さらに素粒子物理学の研究機関・SERNが秘密裏にタイムマシンの開発を進めているとみた岡部は……。


第4話 空理彷徨のランデヴー
岡部たちはSERNへのハッキングに成功するが、謎のプログラムコードに阻まれてしまう。岡部は@ちゃんねるに現れたジョン・タイターという自称“未来人”から、コード解読の鍵を教えられるが……。


第5話 電荷衝突のランデヴー
柳林神社に奉納されていたIBN5100を紅莉栖と2人でラボに持ち帰った岡部は、早速その接続を試みる。早くもラボの一員としてなじんだ紅莉栖の協力も得て、さらなるハッキングに成功するが……。


第6話 蝶翼のダイバージェンス
SERNへのハッキングに成功した岡部は、未来ガジェット研究所にラボメンを集めた。そこで、自分たちが偶然発見した“過去へ送れるメール”を“Dメール”と命名する。岡部は検証実験を再開するが……。


第7話 断層のダイバージェンス
岡部は改造した“電話レンジ(仮)”を使い、Dメールで過去を改変する実験を思い付く。ロト6の3等当選番号を記したメールを1週間前の自分に送信した彼は、その瞬間、世界がゆがむような奇妙な感覚に襲われる。


第8話 夢幻のホメオスタシス
ダルと紅莉栖に、過去を司る女神作戦の再開を告げた岡部は、自分だけに世界線変動前の記憶を保持する特殊な能力“リーディング・シュタイナー”があることを示唆する。岡部たちは4日前の萌郁にDメールを送り……。


第9話 幻相のホメオスタシス
フェイリスに“過去にメールを送る”話を聞かれてしまった岡部とダル。その後、岡部は円卓会議にて“電話レンジ(仮)”を使った物理的タイムトラベルの可能性に言及するが、紅莉栖に否定される。


第10話 相生のホメオスタシス
火曜日の午後5時半、9話観終わって真っ暗なリビングのキッチンヘ行き、一幻のえびみそラーメンつくろうとレンジのボタン押したとき怖くてヤバくてぞくぞくしちゃった
ちょっと一回10話に入る前に整理を兼ねてメモしておこうかな

目的
・ディストピアの阻止
CERNより先にタイムマシンを完成させ、CERNの覇権を防ぐ これはもともとジョンタイターの目的でありそれが現時点で岡部の目的にすり替わっているが、ジョンタイターの行動については疑いの余地がある
・牧瀬の死の回避
これに関しては、意図的に情報があれ以来隠されているようにも感じる、岡部が覚えているのか疑問 覚えていなかった場合、ループ説も有力になる

登場人物について
・岡部倫太郎
キャラ設定の中二病が気になる、ゲーム原作であることを考えると親しみやすさに一役買うからだと思うが、このせいで岡部を信用しきれないのが辛い ただこれはミスリードの可能性が高く、あんまり現実的じゃない
記憶保持について、過去(異なる世界線での未来)自身の手によってなんらかの力が付与されたと考えるのが自然 そのとき、ジョンタイターの存在と完全に切り離すのは難しい 最低でもなんらかの接触があったと見るのは自然だし、もっといえば岡部がジョンタイターの可能性が高い
・牧瀬
電話で泣いていたことが今後鍵になるだろう タイムトラベラー説は岡部との初遭遇時の反応を見た限り、可能性は低い
・すずは
諸々の反応より未来からのタイムトラベラーで確定的(身体が物理的に移動している) この時、おっは~で通じたまゆしぃとの関連性も看過できない 未来で、間接的であれ牧瀬に父親を殺された経験があり、父親はジョンタイターの仲間だと推測される 自らを戦士と名乗り、権力への対抗心からもなんらかのレジスタンスだと思われるが、ある世界線の名誉マーレ人の可能性もある
・フェイリス
Dメールによって父親を呼び戻したと思われる。アキバの萌え文化喪失は目的か、結果か。現時点でただの結果であった可能性が高い。現時点のDメールの精度で戻れる時間の長さは確かではないが、秋葉原の萌え文化開花が遅くとも90‘後半であるとすると、フェイリスのDメールによって書き換わった時間は約10年
・もえか
IBN5100に固執する理由、FBとは フェデラルビューローが真っ先に思い当たるが……。物語上一番意図的に危険人物である
・ルカ子
ルカちゃんのポケベル転送時に世界線が確かに移行していて、かつ直後にまゆしぃがルカ子のことを「ルカちゃん」と呼んでいることが確認された かつ、変更後の文面「やさいくうとげんきなこうめる」が正しく伝わっていたのか定かではなく、ポケベルを使用したところからみても必ず意図しなかったなんらかのアプローチでエフェクトが起きたと予想される
・ジョンタイター
未来の岡部説が有力 ジョンタイターが流石に中二っぽすぎる 日本語が喋れる。そして冒頭屋上で技術者が岡部に合図を送ったことは無視できない
・まゆしぃ
別の世界線での未来の岡部となんらかの関係があるとみえる。望んで人質になった、というまゆしぃの発言を岡部が容認していたのが気になる この際岡部はその目的を理解していることになるが、牧瀬の死について言及されていない点で記憶の混濁が認められる可能性も捨てきれない ただこの発言は単なる関係性の描写の可能性もあり、このまままったく無関係のヒロインの可能性もぜんぜんある
・橋田
流石に有能すぎる し、一番最初のDメール転送時電話レンジを何分で起動していたのか、また岡部の送信先が過去の彼であったこと、そしてそのDメールでおそらく彼の手によって過去改変が実際に起きたこと、さらにはこれら世界線変更以降の記憶も保持していないことなどかなり物語の根幹に関わりそうな謎が深い
しかしすべて本人の意識下にあるとするとCERNの暗号解析などに向き合っていた時間に説明がつかないし、苛立ってハッカーだ!と叫んでいたことなどからしてもCERNのハッキングをしていた時間は嘘ではなく、かなり信頼のおける仲間だと言える

その他
・オリジナル意識
岡部が世界線を越境してもひとつの記憶を保持し続けていることから、この岡部の意識をオリジナル意識とおくと、このオリジナル意識は最初のDメール(便宜上最初とする)が送られる直前の世界線の岡部の記憶にあるとされる
・観測者の存在
アルパカのくだりであったように、観測者がまゆしぃなのか、世界なのか、または岡部自身なのか ゲーム原作であることを考えるとプレイヤーというメタ設定の可能性もあるが、まあないだろう
・逆回転
電話レンジの逆回転が必ずこの後生きてくると思われる 時間の流れが反転しているというのは最初に考えてずっと注意してみてたけど、現時点で疑わしい様子はない つまり逆行はこれから起こるということ
・廃棄された世界線
過去改変を行ったことにより、うち棄てられた世界線のその後は、分岐ルート、電話レンジが機能しなかった世界、として続くのか、それともその後は紡がれず瞬間は永遠に止まったままなのか
・時間の進み
初めて時間という概念が登場したのが7月28日のこと、現在8月6日?までしか進んでいない、時の流れについての体感速度の祖語は岡部が一度言及したことがある そしてあれは突発的に降って沸いた瞬間であって、過去受けた、またはこれから受ける忠告や真実をリフレインしたとも考えられる この場合逆行、またはループ説、この記憶が何回目かである可能性が確実性を帯びてくる
・「ディストピア」の定義
ジョンタイターは、ディストピアの定義を生活レベルの18世紀周辺までの後退、とした。そこで、この岡部の住む世界ではいままで世界線変更のたびに必ずほんの少しずつ時間が巻き戻っていることに注目したい。実験を繰り返すたび、先ほどの会話を繰り返したり、スイカがまだ届かなかったり、変態紳士の会話が予定より遅いなど時間の流れがおそらく少しずつ遅くなることで元居た世界との乖離が広がっている可能性がある つまり18世紀周辺までの後退とは、未来が進んだ先で世界が原始的回帰したのではなく、ジョンタイターのもといた世界線では物理的に時間が18世紀周辺まで巻き戻ってしまった可能性もあるということ
・物価
メタルウーパー?が10,000円で高級品と、はじめの方は物価が安すぎるように感じたが、牛丼は一杯440円、スーパーマーケットに出向いた際の物価も現実世界と同程度だった これはほんとにぼくが考えすぎている可能性もあるんだけど、世界線の移動に関係がある可能性も捨てきれない
・CERNのセキュリティがガバすぎる
CERNによって岡部たちの研究が容認されている可能性、もっと言えば岡部自身が未来でCERNとなんらかの関係がある可能性も考えられるが、ジョンタイターは自らがCERNと敵対関係にあると主張している。岡部の中二心をくすぐるためにそのようなポーズをとった可能性もあるが、牧瀬がジョンタイターを間接的にであれ死なせた未来での事実が影響していると考えていいだろう このとき、CERNの人体実験ファイルを最後まで見なかったという岡部の選択が気になる 意識的か、無意識的か

1話でいくつか進歩したな
・すずはの父親は橋田とされる(ジョンタイターとは確定できない)。すずはは未来の父親、そして岡部との面識がない
・ルカちゃんは女性になった、しかしなぜこのタイミングなのか 一度目を逸らさせた理由は…… ポケベルの文言が正しく伝わったのだとしたら、もえかへの干渉はなぜ起こった
・岡部の力を得た経緯、発熱時の経験が越境時の感覚と酷似しているのは、発熱というトリガーが起こしたただの症状か、それとも岡部の言うようにそれ自体がトリガーなのか


第11話 時空境界のドグマ
Dメールの実験を繰り返す岡部たちは、発生条件の鍵となる“リフター”の代わりとなるものの正体を突き止める。“物理的タイムトラベル”の実現を目指す岡部だが、紅莉栖から即座に否定される。

・すずは「牧瀬はCERNと繋がっている」
・人形がまゆしぃに直結したのは何故か


第12話 静止限界のドグマ
タイム・リープ実験の準備が整った。最近の不審な現象が何者かからの警告だと考えた岡部は“実験を行わない”こと、“タイム・リープマシンを世間に公表し、しかるべき機関に託す”ことを決める。

!?!?!?!?


第13話 形而上のネクローシス
日付変わって水曜日の深夜午前2時半 閉じ切った真っ暗な寝室で12話を観ていたんだけど、観終わったあと怖すぎてリビングにダッシュして勉強してる妹の邪魔してきた
キッチンから戻ってきて寝室にて肉豆腐ほおばったまま観賞 自分になんらかのお気楽属性つけてないと怖くておしっこ漏らす。

いやー、クリスちゃんとの穏やかな幸せとまゆしぃのビジョンとの対比で来るかな……、って思ってたけど、いざ来たらまじで怖かった……
・おそらくCERNは敵対組織じゃない、もしくは岡部たちの試みを予定調和として処理し、援助する技術者がCERN内部にいる 技術者は最低でも実験内容を把握しており、かつ非常事態にはなんらかの対策を実行でき、そしてハッキングなどインターネットの扱いに精通している必要がある 協力者は複数名か
・FB。アプローチとして、彼女を動かす動機で考えられるのは①能動的②受動的の2パターン なんらかの大義があるか、脅されて仕方なくか 前者の可能性が高く、「必要ない」にはあらゆる可能性が指摘されるが、まゆしぃを殺害することによって今後起こるトリガーを排除しようとしている可能性もある
・人質発言。9話観終えたときは1クールだと思ってたから結論を急いでしまったんだけれども、これはただふたりの関係性に起因するものの可能性 そうなると、このオリジナル岡部……、この話の冒頭でオリジナルって言葉が登場しちゃったからちょっとややこしいんだけど、それ以外の記憶を保持しない岡部、が本当にただ主人公として純である可能性が高くなってくる
ずっと、物語の始まりが唐突であることが気になっていて、かつ11話で「記憶のタイムリープ」が登場した時点でそれはこれまでで既に行われたと考えるのが妥当だったけど、物語開始後初の岡部の意識の混濁が“牧瀬死亡後“に起こったことは無視できない。しかしそれ以前に意図的な世界線の変更は確かに起こっているはずで、その記憶をこの“オリジナル岡部”が保持していないとなると、やはり岡部の力は冒頭で“別の世界線の岡部”が牧瀬に話しかけた後に獲得したものだと考えることができる。屋上で技術者が岡部に合図を送ったことからも、未来の岡部が実体を伴って物理的にタイムトラベルしたと考えられる
よし、12話観るぞ!

ラボへの招かれざる来訪者により岡部たちの日常が一変。最悪の結末を回避するため、幾度もタイム・リープマシンで過去の改変を試みるが、全てが同じ結果に収束する。果たして、運命を変えることは不可能なのか?



第14話 形而下のネクローシス
何度タイム・リープしても、ただ一つの結果を変えられないことに絶望する岡部。心が折れそうになった何度目かのタイム・リープ先で、彼は紅莉栖にこれまでの経緯を打ち明ける。それを聞いた紅莉栖は……。

5時間前の私はさ、知らないんだよね
あんたが紅莉栖、って呼んでくれたこと

牛丼が、並で400円で大盛りが500円…… 消費税は2014に8%、2019に10%に上がるからやはり計算が……

うおおおおおぜんぜんちがうじゃないか!


第15話 亡環上のネクローシス
鈴羽の衝撃の告白に驚く岡部と紅莉栖。彼女からの情報によれば、まゆりの死を回避するためにはIBN5100が必要だという。鈴羽はIBN5100を手に入れるため、岡部たちと別れて探しに行くと言うが……。


第16話 不可逆のネクローシス
ピンバッジを頼りに鈴羽の父親を捜す岡部たち。父親と思われる人物にたどり着くヒントを得るも、その正体は分からないまま、鈴羽との別れが近づく。そんな中、まゆりが唐突に「鈴羽の父親が分かった」と言う。

なえちゃん……、娘であり孫か 盲点だったな。そうなるとノーマークだった人々の存在に気付きミスターブラウンまで考察を勧めたくなるところだが、背負うならどんな役割だ?悪人ではないだろうが、敵対するのか……
今回分かったのは、過去改変が起きたとして、“岡部の目的”に関係しない限りは世界線の変更がないということ、つまり世界規模で岡部が主人公であるということ


第17話 虚像歪曲のコンプレックス
何度タイム・リープしてもまゆりを助けられない岡部は、これまでの経緯を紅莉栖に相談する。そんな岡部に紅莉栖はある仮説を提示し、岡部はフェイリスが送った内容不明のDメールを取り消そうとする。

フェイリスの力の一時獲得は何者かの意図によるものか、それ以外か つまり、異なる世界線の“未来”の管理下にあるのか、それとも世界が崩壊し始めている、つまり岡部たちの手を離れたカオスへと突入しかけているのか

まゆしぃの死に回避可能な原因があるとして、それがすべての結果との間で自然的な因果関係にあることは想定しにくく、なんらかの意図が介在していたと見るのが妥当 この時、まゆしぃの死というひとつの運命を導き出せるのは、ラプラスの悪魔……予測の不可能性を超越する計算機の存在、そこでIBN5100のコードが鍵を握っているものと思われる
シュタゲの物語が、希望なのか絶望なのかで今後の展開が異なるだろう もしストーリーテリングが絶望にあるなら、クリスちゃんと惹かれ合っていく岡部は……危険すぎてる怖い……


第18話 自己相似のアンドロギュノス
続いて、るかのDメールを取り消すよう彼女にお願いしに行く岡部。だが、るかが出した条件は「岡部が1日だけるかとデートをする」というものだった。初デートに戸惑う岡部だが、結果は散々なものに。


第19話 無限連鎖のアポトーシス
ついに残りのDメールはあと一つ、萌郁が送ったものだけとなる。萌郁を捜し、ようやくアパートを突き止める岡部。だが、Dメールの内容を知るため、萌郁から携帯を奪おうとして彼女と乱闘になってしまう。

19話終了時点で、およそまゆしぃ救済への目途は立ったと思われる。これ以上引っ張るとは思えないし、20話ないし21話で解決されるように思うが、そうなると本軸はいよいよ当初の目的(言及なし)・牧瀬の死の真相、そして回避に移ると思われる
この際、やはり気がかりとなるのは牧瀬と岡部の少しずつ進んできた関係、そしてまゆしぃの存在である ルカちゃんの好意、もえかとのキス…… 巧妙に隠されてはいるがこいつらの本性はやはり同人ゲー……!これはどうみてもダブルヒロインによるギャルゲ仕様シナリオがフィナーレを飾ると睨んだ!牧瀬の死では、必ずここが肝になる。さらに、まゆしぃは多分世界線変更時の記憶を保持できる。そもそもこの力がなんの外的特徴も持たない時点で岡部ひとりがこれを所持するとは考えにくかったけれども、最近…… でも流石にミスリードの可能性もある 意図的に誘導しているようにも感じるな…… しかしもう、登場人物でそれらしき人間はなー……


第20話 怨嗟断絶のアポトーシス
萌郁からIBN5100が大ビル前のコインロッカーの中にあると聞いた岡部は、現地でロッカーを破壊して取り出そうとする。だが、ラウンダーがIBN5100を回収に来るまでロッカーを見張ることになり……。


第21話 因果律のメルト
ダイバージェンス1%の壁を超え、まゆりが死なないβ世界線へ移動するために、岡部たちはIBN5100を使ってSERNのサーバーへハッキングを試みる。そんな中、岡部はあるリスクに気付き……。


第22話 存在了解のメルト
ラジ館の屋上で一人たたずむ紅莉栖を見つけた岡部。2人は話を始めるが、突如大雨が降り出し屋内へ移動する。紅莉栖は岡部の破れた白衣を縫うことに。暗闇が2人を包む中、紅莉栖は岡部にある決意を伝える。
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