すっかりディズニー・テレビジョン・アニメーションの虜です。『アウルハウス』は地球人が異世界に迷い込む系のストーリーで、先日ようやく完結編の吹替が放送された（英語版はなぜかYouTubeで視聴できる）。
同時期で共通点の多い『アンフィビア』（これも傑作）とかと比べると、キャラの瞳が大きいなど日本人でも違和感なく入れるデザインだと思う。もっとも人間以外は気持ち悪いけど（しかし独創的だ）。
例によって序盤はコメディだが、話が進むにつれてシリアス度が増してくる。特に終盤は結構おぞましいというかショッキングな場面もある。ただし、テーマの難しさや話の込み入りようは『スター・バタフライ』ほどではない。
助走期間は退屈に感じるかもしれないが、キャラの掘り下げや設定の細かさ、伏線を使ってそれらを徐々に明かしていく過程が非常に巧みで、次第に目が離せなくなる。尺不足だったのか２期は駆け足気味だったのが惜しい！
あまり注目されないけど、ディズニーはＴＶシリーズの作画も普通に良い。特に本作のアクションシーンでは時々ハッとさせられる良作画に出会える。
