次郎

サイバーパンク エッジランナーズの次郎のレビュー・感想・評価

4.1
OP曲がFranz Ferdinandというだけで120%アガるし、各エピソードのタイトルも有名曲からのサンプリングで最高にクール。『ブレードランナー』や『ニューロマンサー』が描いてきたサイバーパンクの世界をTRIGGERが描いてくれたってだけで最高じゃんって気持ち。やっぱりねえ、サイバーパンクはネオチバシティのような、ハイテクなのに猥雑なジャパンの世界がよく似合うんですよ…まぁナイトシティのモデルは別に日本じゃなくて日本企業に支配されている設定なんだけど…ショギョウムジョウ!
物語の始まりは典型的なボーイ・ミーツ・ガールながらも、ノワール性が増してくる6話以降で面白さが一気にハねた印象。サイバーサイコの設定や導入からして不穏な気配は漂っていたけど、ゲームの前日譚的エピソードだからそこ可能なエンディングの無常感は他にない驚きだった。トリガーハッピーなレベッカはいかにもアニメ的と思いつつキュート過ぎて死ねる。
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