配信サービス | 配信状況 | 無料期間と料金 | |
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見放題 | 初回31日間無料 2,189円(税込) | 今すぐ観る
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見放題 | 初回30日間無料 550円(税込) | 今すぐ観る
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レンタル | なし 登録無料 | 今すぐ観る
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見放題 | 初回1ヶ月間無料 990円(税込) | 今すぐ観る
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見放題 | 初回31日間無料 550円(税込) | 今すぐ観る
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U-NEXTで、『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』は見放題配信中です。
U-NEXTには初回31日間無料体験期間があります。
無料体験中は290,000作品以上の見放題作品を鑑賞でき、いつでもキャンセルできます。
配信状況 | 無料期間と料金 | |
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見放題 | 初回31日間無料 2,189円(税込) | 今すぐ観る
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月額料金 | 無料期間 | 見放題作品数 | ダウンロード | 同時再生可能端末数 | ポイント付与 |
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2,189円(税込) | 初回31日間無料 | 290,000作品以上 | 可能 | 4端末 | 600pt(無料トライアル) 付与 |
U-NEXT トップページから、「31日間 無料体験」ボタンを押します。
「今すぐはじめる」ボタンを押します。
カナ氏名、生年月日、性別、メールアドレス、パスワード、電話番号を入力し、「次へ」ボタンを押します。
入力内容を確認し、無料期間が終了した際の決済方法としてクレジットカード情報を入力し「利用開始」ボタンを押します。支払い方法として楽天ペイ、d払い、auかんたん決済、ソフトバンクまとめて支払い・ワイモバイルまとめて支払いを選択することもできます。
これでU-NEXTの登録が完了です。続いてファミリーアカウントを追加することもできます。
U-NEXT にログインしている状態で、トップページ左上のメニューボタンを押します。
メニューから「アカウント・契約」を選択します。
「契約内容の確認・解約」を選択します。
「解約手続き」を押します。
画面をスクロールして「次へ」ボタンを押します。
画面をスクロールして、「注意事項に同意する」をチェックし、「解約する」ボタンを押します。
これでU-NEXTの解約手続きが完了です。
DMM TVで、『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』は見放題配信中です。
DMM TVには初回30日間無料体験期間があります。
無料体験中は15,000作品以上の見放題作品を鑑賞でき、いつでもキャンセルできます。
配信状況 | 無料期間と料金 | |
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見放題 | 初回30日間無料 550円(税込) | 今すぐ観る
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月額料金 | 無料期間 | 見放題作品数 | ダウンロード | 同時再生可能端末数 | ポイント付与 |
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550円(税込) | 初回30日間無料 | 15,000作品以上 | 可能 | 1端末 | 550pt 付与 |
DMM TV トップページから、「30日間無料トライアル!」ボタンを押します。
「まずは30日間 無料体験」ボタンを押します。
DMM.comのアカウントをお持ちの方はログイン、お持ちでない方は「新規会員登録」ボタンを押します。
メールアドレスとパスワードを入力し、「認証メールを送信する」ボタンを押します。
受信した「DMM:会員認証メール」の本文にあるURLを開きます。
ページをスクロールし、無料期間が終了した際の支払い方法としてクレジットカード情報を入力し、「次へ」ボタンを押します。支払い方法としてキャリア決済やDMMポイントを選択することもできます。
入力内容を確認し「登録する」ボタンを押します。
「はじめる」ボタンを押します。これでDMM TVの登録が完了です。
DMM TV にログインした状態で、トップページからアカウントメニューを開きます。
メニューから「会員タイプ DMMプレミアム」を選択します。
ページをスクロールし、「DMMプレミアムを解約する」を押します。
ページをスクロールし、「解約手続きへ進む」ボタンを押します。
アンケートに回答し「次へ」ボタンを押します。
続きのアンケートに回答し「次へ」ボタンを押します。
続きのアンケートに回答し「アンケートを送信して次へ」ボタンを押します。
再び画面をスクロールし、「解約手続きを完了する」ボタンを押します。
これでDMM TVの解約が完了です。
Rakuten TVで、『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』はレンタル配信中です。
配信状況 | 無料期間と料金 | |
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レンタル | なし 登録無料 | 今すぐ観る
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月額料金 | 無料期間 | 見放題作品数 | ダウンロード | 同時再生可能端末数 | ポイント付与 |
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登録無料 | なし | 0 | 可能 | 1端末 | - |
Rakuten TVトップページから、右上のメニューを開きます。
メニューから「ログイン」を選択します。
すでに楽天会員の場合はログインします。会員でない場合は「楽天会員に新規登録(無料)してサービスを利用する」ボタンを押します。
必須項目としてメールアドレス、パスワード、氏名、氏名(フリガナ)を入力します。クレジットカードで支払う場合はクレジットカード情報を入力し「同意して次へ」ボタンを押します。
入力内容を確認し、「登録する」ボタンを押します。
「続けてサービスを利用する」ボタンを押します。
支払い方法を選択して「利用規約に同意してサービスを利用する」ボタンを押します。これでRakuten TVの登録が完了です。
Rakuten TVにログインした状態で右上のメニューを開きます。
メニューから「ヘルプ」を選択します。
画面をスクロールして「解約・利用停止」から「利用停止」を選択します。
「Rakuten TVの利用停止方法は?」を選択します。
「利用停止申請へ」ボタンを押します。
「次へ」ボタンを押します。
画面をスクロールして「利用停止確認へ」ボタンを押します。
画面をスクロールして「利用停止する」ボタンを押します。
これでRakuten TVの利用停止申請が完了します。利用停止処理が完了すると、登録メールアドレスに利用停止のお知らせメールが届きます。
Leminoで、『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』は見放題配信中です。
Leminoには初回1ヶ月間無料体験期間があります。
無料体験中は180,000以上の見放題作品を鑑賞でき、いつでもキャンセルできます。
配信状況 | 無料期間と料金 | |
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見放題 | 初回1ヶ月間無料 990円(税込) | 今すぐ観る
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月額料金 | 無料期間 | 見放題作品数 | ダウンロード | 同時再生可能端末数 | ポイント付与 |
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990円(税込) | 初回1ヶ月間無料 | 180,000以上 | 可能 | 1 | - |
Lemino トップページから、「会員登録」ボタンを押します。
「プレミアム会員登録」ボタンを押します。
dアカウントを持っている場合は「ログイン」ボタンを押します。そうでない場合は「dアカウント発行」に進みログインします。
キャリアがdocomo以外の場合は「ドコモのケータイ回線をお持ちでないお客さま」ボタンを押します。
dアカウントIDを入力し、「次へ」ボタンを押します。
dアカウントのパスワードを入力し、「ログイン」ボタンを押します。
電話番号に届いたセキュリティコードを入力し、「次へ」ボタンを押します。
クレジットカードの情報を入力し、「確認画面へ」ボタンを押します。
「上記の利用規約/注意事項/パーソナルデータの取扱いに同意する」にチェックし、「申込内容を確認する」ボタンを押します。
「申込みを完了する」ボタンを押します。
これで Leminoの登録が完了です。
Leminoにログインした状態で、「設定」を開きます。
「dアカウント」(自分のメールアドレス)を押します。
「Leminoプレミアムの解約」を押します。
「解約手続きに進む」ボタンを押します。
現在契約中の主なサービス内にある、「Leminoプレミアム」の右にある「解約する」ボタンを押します。
「次へ(NEXT)」ボタンを押します。
dアカウントIDを入力し、「次へ」ボタンを押します。
パスワードを入力し、「ログイン」ボタンを押します。
電話番号に届いたセキュリティコードを入力し、「次へ」ボタンを押します。
注意事項の「Leminoプレミアム 注意事項」ボタンを押します。
スクロールし「閉じる」ボタンを押します。
「Leminoプレミアムを解約する」と「Leminoプレミアムの注意事項に同意する」にチェックし、「次へ」ボタンを押します。
「次へ」ボタンを押します。
「手続きを完了する」ボタンを押します。
これで Leminoの解約が完了です。
dアニメストアで、『ねじ巻き精霊戦記 天鏡のアルデラミン』は見放題配信中です。
dアニメストアには初回31日間無料体験期間があります。
無料体験中は4,800作品以上の見放題作品を鑑賞でき、いつでもキャンセルできます。
配信状況 | 無料期間と料金 | |
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見放題 | 初回31日間無料 550円(税込) | 今すぐ観る
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月額料金 | 無料期間 | 見放題作品数 | ダウンロード | 同時再生可能端末数 | ポイント付与 |
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550円(税込) | 初回31日間無料 | 4,800作品以上 | 可能 | 1端末 | - |
dアニメストア トップページの「初回初月無料トライアル」ボタンを押します。
dアカウントをお持ちでない場合は「dアカウント発行」ボタンを押します。
「ドコモのケータイ回線をお持ちのお客さま」、もしくは「ドコモのケータイ回線をお持ちでないお客さま」の該当するボタンを押します。
「メールアドレス」を入力し、「次へ」ボタンを押します。もしくは「メールアプリを起動する」から空メールを送信して登録することもできます。
入力したメールアドレス宛にメールが届きます。本文内のURLを開きます。
登録するdアカウントのIDを選択し、「パスワード」を入力して「次へ進む」ボタンを押します。
お知らせメールの受信設定をして「次へ進む」ボタンを押します。
「氏名」「氏名カナ」「性別」「生年月日」「携帯電話番号」を入力し「次へ進む」ボタンを押します。
受信したワンタイムパスワードを入力し「次へ進む」ボタンを押します。
クレジットカード情報を入力して「確認画面へ」ボタンを押します。
登録内容が正しいか確認し「規約同意画面」へボタンを押します。
「上記の利用規約/注意事項/パーソナルデータの取り扱いに同意する」にチェックを入れ「申込内容を確認する」ボタンを押します。
「申し込みを完了する」ボタンを押します。これで dアニメストアの登録が完了です。
dアニメストアにログインした状態で、ページ下部のメニューから「解約」を選択します。
画面をスクロールしてアンケートを入力し「解約する」ボタンを押します。
「dアニメストアを解約する」と「dアニメストアの注意事項に同意する」をチェックし、受付確認メールの送信先を選択した上で「次へ」ボタンを押します。
「手続きを完了する」ボタンを押します。これでdアニメストアの解約が完了です。
隣接するキオカ共和国と戦争状態にある大国、カトヴァーナ帝国。その片隅で一人の青年が戦乱に巻き込まれようとしていた。名はイクタ・ソローク。道中、賑やかな時間を過ごしていた時、突如船が座礁する。一人の少女が船から海へ落ちる姿が目に入る。大荒れの海に飛び込むイクタ。そして、彼は少女の小さな手を握った。
「あらゆる英雄は過労で死ぬ」。そう嘯く青年、イクタ・ソローク。彼とその幼なじみのヤトリは、高等士官試験の二次会場に向かうため、乗船しようとしていた。旧軍閥の名家に生まれたヤトリは、自身の主席合格をより確実なものとするため、この英雄嫌いの青年に協力を要請したのだ。船上にて同室となったのは、ふたりと腐れ縁のマシュー、衛生兵志願のハロ、そしてヤトリと同じく「忠義の御三家」に生まれたトルウェイの三人だった。和やかな談笑や他愛のないゲームに興じる5人。だが、突然の強い振動が、その時間に水を差す。ほどなく彼らの耳に届いたのは、船が挫傷したという凶報だった--。
シャミーユに代わり自らを囮としたイクタは、帝国からの亡命者のふりをすることで、キオカの軍人を油断させる。その上でトルウェイ、ヤトリとの共同作戦を展開し、彼らを撃退したイクタ。情報を聞き出すことに成功したものの、人殺しの事実は、各々の心に後味の悪いものを残すのだった。特にシャミーユに至っては、自身に流れるカトヴァンマニニクの血に咎があるという自責の念から、ついに自傷行為へと走ろうとする。イクタはそんな彼女を止め、「非科学的だ」と窘めるのだった……。翌朝、兵士たちの情報と彼らが残した気球を元に、一計を案じたイクタ。国境へと赴いた彼らが、そこで打った大芝居とは…?
高等士官学校に入学することとなったイクタ達「騎士団」の面々。さっそく因縁を付けられるイクタだったが、意に介さないどころか返り討ちにする。さらにその後の授業では用意されていた以上の回答--「時点ごとの部隊を把握する重要性」について独自の見解を述べ、教授の舌を巻かせることに。だが、騎士団は彼のような豪胆な者ばかりではなかった。授業後のトルウェイに声を掛けたのは、彼の兄であるサリハとスシュラ。自分の弟を臆病者と罵るサリハに対し、精一杯抵抗の声を張り上げるトルウェイ。一触即発の空気の中、その空気を読まずに割って入ったのは、やはりあの男だった。
河川防御陣を敷いたイクタは、上流へと小隊の一部を動かす。それを挟撃への布石と考えたサリハは、河を挟んでいる慢心も手伝い、ヤトリ小隊を迎撃に向かわせる。しかし、それはイクタの罠だった。ヤトリが離れたと確認した途端、攻めにかかるイクタ達。地形の前提を打ち破る強襲に、サリハはなすすべもない。間一髪の彼を助けたのは、機転を利かせ駆けつけたヤトリだった。双方引き上げとなり、緒戦は見事イクタたちの勝利。敗れたサリハは、悔しさを胸に湛えながら、次の一手を考える。「相手は追撃してくる。それを待ち伏せたうえで挟撃をするのだ」と。だが同じ頃、イクタは副官スーヤに語っていた。「追撃なんかしてやらない--」。
科学の世界へようこそ!」。それはヤトリがまだ9歳の頃。遊学先としてバダ・サンクレイ大将のもとに預けられた彼女は、同い年の少年、イクタと出会う。彼とともに触れ合う世界は、これまでとは違った感慨をもってヤトリに新鮮な驚きを与えていった。科学という言葉。出会ったことのない味。遊ぶという行為。そして、母親という温かい存在。彼女の笑みから硬さがなくなった頃、ヤトリは「軍人ではなく、一緒に科学者にならないか?」とイクタに誘われる。だがヤトリは瞳を伏せた。イグセムとして生まれた自分がどうあるべきなのか、彼女は誰よりも理解していたのだ……。
北域出張。それは高等士官学校にて実施されている訓練の一環だ。北の最果て、大アラファトラ山脈の麓にある北域鎮台へと赴き、野盗の相手と山岳民族の監視を行う。半ば慣例であり、暇を持て余すことも多い務めだが……任地にてさっそくイクタは生欠伸を噛み殺していた。とりわけ宴席における司令長官サフィーダの無意味な口上には、辟易とするばかり。そんな弛緩した空気の中で、突如場にそぐわぬ大声が発せられる。声の主は北域鎮台一の猛者、デインクーン准尉だった。彼は今代のイグセムに興味を持ち、ヤトリに決闘を申し込んだのだ。その様子を「卑俗な催し」だと言い捨てたシャミーユ。だがイクタは、そんな彼女に思いもよらぬ言葉を掛ける……。
ヤトリとトァックを先頭に行軍する北域鎮台の補給部隊。彼らは最寄りの街にて物資を補充し、基地に持ち帰る任務の途上にいた。その部隊後方の荷車に隠れていた男——イクタは、同じく従軍中だったカンナを無理やり連れ出し、街の様子を探り始める。彼女との会話で、サフィーダのシナーク族への対応に話が及び、眉を顰めるイクタ。その脳裏に去来するのは、営倉の中で見た光景だった……。頭を切り替え、イクタはカンナと会話を楽しむことに。大アラファトラ風土記を読み解き「シナーク族の精霊信仰と、主神アルデラミンは無関係なのでは」という推論に辿り着いた彼女に、喜びの声を上げるイクタ。だが、安穏とした時間は銃声により掻き消される……。
慣れない高地での戦いによって、少しずつ疲弊していく帝国軍。悪化する戦況に、士官候補生も前線に出されることとなる。一足先に前線に敷設された野戦病院にも人が絶えず、そこで手当をしているハロも疲れの色が隠せない。さらに、彼女はある懸念を抱いていた……。そこにやってきたイクタは、野戦病院を後方に移すべきではというハロの考えを後押しする。イクタは気付いていたのだ。この戦いの行方が、ある要因によって大きく左右されていることに。その時、彼らのいる陣地にシナーク族が夜襲を仕掛けてくる。イクタは責任者ニカフーマに迎撃部隊を援護する提案をし、指揮を採る。果たして彼の戦術は本当の戦地にあっても活きるのか……?
ついに最前線へと送り込まれる騎士団の面々。大詰めとなった戦局で、サザルーフから伝えられた任務は驚くべきものだった。それは、シナーク族集落への放火——。苦々しい想いを抱えながらも村を焼くイクタに、シナークの少年が食い下がる……。どう扱えばいいか困ったイクタは少年に対し、牽制のつもりでかすかな抵抗を示した。だが、その行動は住民に思いもよらぬ波紋と不安を巻き起こしてしまう。一触即発の空気の中で、イクタは現れたデインクーンの突発的な行動に救われるのだった。「痛い目」を見たイクタは、スーヤに「人はいつだって状況が許す範囲でしか何かを成し遂げられない」と笑顔で語る……。
集落に入ったイクタ達が見たものは、暴徒化した友軍兵士だった。イクタはヤトリと共に突入し、なんとか場を治める。締めくくりとしては最悪だが、ともあれ戦争は終わったのだ。肩の荷を下ろす帝国軍一行。そんな状況を見計らったかのように、彼らのもとへ突如アルデラ教の世情査察官が訪れる。その理由は「精霊に対する虐待について」の通告。慌てるサフィーダの言葉に聞く耳を貸さず去っていく査察官を、イクタは追うはめになる。だが、すぐさま彼の渋面は戦慄に固まった。そこに広がっていたのは絶望的な光景——。イクタの脳裏に、トァック殺害現場にあった巡礼服が蘇る。彼はついに理解した。この戦争に裏で噛んでいたのはキオカ共和国……だけではない。
「一戦を交える頃合いだ」。そう決意の表情を浮かべるイクタ。だがマシューは、このまま火線防御陣作戦を続けるべきではと疑問を呈す。それに対し、敵が迂回してくる可能性を示唆するイクタ。実は、ガガルカサカン大森林は西で果てるところよりも更に先に細い山道があり、そのまま道を選んで進めば、迂回して帝国軍陣地後方に出ることが可能なのだ。とはいえ迂回は、遠回りした分だけ攻め入るのが遅れるので、アルデラ神軍にとって苦渋の選択となる。一方で帝国軍にとっては迂回されてしまえば撤退時間を稼ぎ切れず、時間切れになってしまうという状況だった。迂回に意識を割かれないために、どうしてもここで一戦を交える必要がある……。こうして、撤退のための直接交戦が始まった――。
アルデラ神軍とキオカ軍の騎兵部隊が西の迂回路に向けて出発した――その報告を受け、迎撃部隊を出す決断をするイクタ。部隊を指揮するのは、総指揮官であるサザルーフと、トルウェイのエアライフル部隊となる。さらに、頭上を飛んでいる気球に気を取られそうになりながらも、イクタ達は炎の壁の補修と侵入してくる敵を追い返す作業、つまり「変則的な機動防御作戦」を開始する。七日間それを繰り返し、南に向かって撤退を開始するのがイクタのプランだった。一方、サザルーフのいる西の砦には「亡霊たち」の姿が忍び寄りつつあった……。
炎の壁を突破した敵騎兵に対し、対策を練るイクタ。しかし、戦力差は5対1。この劣勢をどう切り抜けるべきか…。考えのまとまらないまま、イクタはマシューとハロに対し、陣地を守るように通達。三日後に再び会うことを約束し、自分はヤトリ、ナナクとともに敵軍の迎撃へと向かう。敵を撃ち破った上で東の林道へ急行し、炎の壁を作り直す。この難行を達成するための、最大の問題点が馬とエアライフルだった。この二点を抑え込まない限り、勝機はない……。イクタは斥候から帰ったヤトリからの地形についての報告を聞き、敵将の思考を読んでいく。そして、彼は不意に顔を挙げた。「これは…いけるといえば…いけるのか?」。イクタの策が動き出す――。
(c)2015 宇野朴人/KADOKAWA アスキー・メディアワークス刊/「天鏡のアルデラミン」製作委員会