春恋、イナホ、コダマら3人の美少女たちとの同居生活に、相変わらずラッキースケベなトラブル続きのタケル。それでも魔導検警機構――通称マケンキの一員として、日々楽しい学園生活を送っていた。ところがある日、女生徒のブラジャーが奪われ、校内に貼り出されるという事件が起こる。調査に乗り出すタケルたちだったが、神出鬼没な犯人の姿を捕らえることができない。次々と被害者が増える中、新たな被害ブラを見たタケルは、ある法則性に気が付く。
エレメントを悪用する強盗犯・霜柳まひるを追いつめたアズキと春恋たち。だが一瞬の隙を突かれた春恋は、まひるの能力により、マケン<ムラクモ>と記憶とを奪われてしまう。ところが目を覚ました直後、「あんな恥ずかしい姿を見られたら、もうお嫁に行けません!」とタケルのお嫁さんになる宣言をする春恋。ご飯時にはかいがいしく傍に寄り添い、お背中流しますと一緒にお風呂…と、四六時中タケルにベタベタしっぱなし。想いが募るあまり、行動は次第に過激な方向へエスカレートしていき……。
一緒に遊んであげようと、仲良しの猫モンジを連れ登校したイナホ。しかし、その日の検警部は仕事に追われ大忙し。タケルがつい「猫の手も借りたい」と言うと、不思議なことにモンジがエレメントを発動させ、マケンキ女子メンバーが猫娘になってしまう。猫耳と尻尾を生やしてニャンニャン、うるちが春恋にじゃれれば、楓蘭と穣華はダンボール箱でまったり。さらに“発情期”を迎えたイナホやコダマらは、本能のままにタケルに迫る!
最近、授業中寝てばかりの季美とチャチャ。様子がおかしいと思ったタケルたちが問い詰めると、今度催される天日漫画祭り――通称・てんまんに参加するとのこと。同人誌の即売会やコスプレ大会など、盛りだくさんな内容で、その準備のため寝不足らしい。そんな2人に協力を申し出る春恋たちは、デッサンモデルとしてあられもない姿に……!皆の協力を得て、本も衣装も完成させた季美たちは、とうとうイベント当日を迎えるのだが……。まんが×コスプレに青春を賭けた2人の少女のひと夏の物語!
知的で美人、スタイル抜群な保健室の先生・二条秋。一見、完璧な彼女の悩みは母親からの執拗なお見合い話。困った秋は、「付き合っている人がいる」とウソをつき、タケルとの2ショット写真を見せる。ところがそれに喜んだ秋の母は、エレメント手錠でタケルと秋を離れられないようにした上、2人を南の島に送り込んでしまった。食事にトイレにお風呂まで一緒!? 憧れの大人の女性との一夜に、タケルの理性は耐えられるのか?
時期統制会を担う後継者を誰にするか――悩んでいた楓蘭と穣華は、マケンキ新メンバーのうるちに白羽の矢を立てる。統制会の一員になれば、憧れの春恋と一緒の時間も増えると思い、楓蘭たちの提案に二つ返事のうるち。しかし、講習会にと連れられた不気味な山寺で、ボンテージ姿の穣華から過激で淫靡な訓練を強いられる。へろへろになりながらも、春恋への妄想を滾らせて乗り切ったうるちに乗り切るうるちに、与えられた最後の試練とは…!?
下着の買い出しに出かけたコダマは、とあるショップの店頭にあったテディベアに一目惚れする。ドイツ製のビンテージものということで高価だったが、思わず購入し、家に連れ帰ってルドルと名付けたコダマ。しかし、ルドルは意志を持った、お下劣極まりないテディベアだった! 勝手に動き回っては、ぬいぐるみのフリをして春恋やイナホの胸を揉むルドルに、堪忍袋の緒が切れたコダマはエレメントを発動させるが……?
校内で自分への悪評を耳にし、激しくショックを受けた実。自分の価値を再認識させようと、学園長の座から退き、あろうことか碓健悟を後任に指名する。だが、権力を我が物にした碓は、自分の欲望のままに校則や教育プログラムを次々と改変。登校時はリンボーダンスで校門をくぐらねばならず、授業の内容も官能小説の朗読やキャットファイトといったものばかりに。女子からの非難の声が上がる中、碓の淫欲は留まるところを知らず……。
ある日、ケンカ帰りのアズキは、公園で楓蘭と出くわしてしまう。誤魔化そうと男のフリをするが、優しくワイルドなアズキに、なんと楓蘭が惚れてしまった!?責任を感じて戸惑うアズキを尻目に、「逆にこれは楓蘭の男嫌いを治すチャンス!」と、張り切る穣華。アズキは男装して“カズキ”となり、フリフリドレスで気合充分な楓蘭とデートすることになったのだが、穣華の考えたデートプランは、接触&密着がコンセプトだった!?
それはまだ、秋や豊華、そして実が学生だった頃。エレメントを悪用し、好き放題に暴れる輩に対するため、学内の治安を守る“統制会”が設立される。その初期メンバーとなった実たちは、マケン鍛冶師として高い腕を持つ耕志玄や、いけ好かないイケメンながら素質はピカイチの古大赤耶をスカウトしようとしていた。そんな中、学園の根幹に関わる重要な情報を盗み出そうとする動きがあり……。いま語られる、マケンキ創設の物語。