真田ピロシキ

ヤマノススメ サードシーズンの真田ピロシキのレビュー・感想・評価

ヤマノススメ サードシーズン(2018年製作のアニメ)
3.2
山の話をしろ貴様ら!俺は女子高生萌え萌えアニメを見たいんじゃないんだよー萌えキャラに添えるものと成り果てた山。ゆるキャンはちゃんと毎回キャンプしてたじゃん。元埼玉県民としては埼玉県民に取って近い池袋の距離感は分かり味があるが、そんな話はどうでもいい。『翔んで埼玉』じゃねーのよ。くっそメンドクサイ女ひなたに薄れていく興味。自分は自分、人は人。そんな精神を持ち合わせてベストフレンドの関係を築けていた志摩リンと各務原なでしこのコンビを見た今では群れないと不安でたまらないひなたの脆弱さはあまりにも魅力に欠ける。ひなたはほのかにソロ活のススメを伝授して貰った方がいいと思うよ?「おい、やめろ」と言いながら何だかんだで付き合ってくれるだろうから。まぁ、リアルな女子高生像としては個を確立してるゆるキャンズより連れション文化圏(by金森氏)なこっちの方が正しいのかな?シーズン2に比べて尺が短いのも不幸な点ではあった。背景などアニメーションは堪能できるもので特に伊香保温泉は魅惑的でありましたが。

あと、ひなたの母親は離婚や死別したのでなく普通にいるのね。それなのに何故ここまで映さないのか分からんが。それにしても改めて見るとここな以外の家の裕福さ。ここなだけ生々しい母子家庭なのはどんな意図が。そんな中で登山靴を娘にプレゼントするここな母はあまりに染みる。あおいが初めて買うの4万だしね。俺が買ったの2万なんだぜ!