最初こそ楽しく見ていたんだけど、後半になるにつれ、毎度同じパターンだなぁという思いが抜けなくなり、そのうちもうどうでもいいやになってしまった作品。すまん、やっとこ完走したよ。
とは言いながら一度でもアイドルに嵌ったことある人は楽しめるかもしれないので（僕は残念ながらあまりない）、アニメ得意の「刺さる人には刺さる」アニメになっている。
個人的にはアイドルもキャバクラも変わらないじゃないかという思いは捨てられず（ただ否定ではない。どちらも肯定）、それなら「風俗嬢が５０００万ためられたら死ぬ」もありだし「キャバ嬢が自分の店を持ったら死ぬ」もありだし「ホストが№１ホストになったら死ぬ」もありなんで、アイドルとキャバ嬢や風俗は違うんだよと言われるとそうか？って気にもなる。でもなんでも好きなことは尊いので「貢ぐのはほどほどにね」と言うしかない。
でも「ほどほど」じゃないからこそ楽しいんだろう。人類学にもあるじゃない。ポトラッチ理論。人は自分が作ってきた「財」を無駄にすることで快楽が得るという。だから「ほどほど」じゃなくてもいいのかも（いや良くないか）。
フィールズあいのだみ声が好きなんで最後まで観れてまあまあ満足。「ダンベル～」以来だな、フィールズあい。
