
ついに明日、夏の甲子園出場をかけた青道 VS 稲城実業の決勝戦が始まる。青道は昨年の雪辱を晴らすべく、溢れ出 る闘志を内に秘め、これまで通りの練習を淡々と行っていた。決勝の先発は降谷。沢村は「初回から準備しとくから な。安心して飛ばしていけ」とエールを送る。
青道VS稲城実業、先攻は青道。1番バッターの倉持が打席に入る。成宮は初球カーブから入り、ストライクを取る。二球目、倉持はわずかに浮いたストレートを逃さず、ボールをレフト前へ。先頭バッターが出塁を決め、2番は春市。一塁の倉持は大きくリードを取り…。
155km/hを記録するなど上々の立ち上がりを見せる降谷。一・二回ともに、ランナーを許すも、落ち着いた投球で0点で抑える。二回裏まで0が並んだスコアボード。青道攻撃の三回表、再びトップバッターの倉持。新球種に、進化したストレート…世代最強投手・成宮は、そう簡単に塁へと進ませてはくれない。




©寺嶋裕二・講談社/「ダイヤの A actⅡ‐SS‐」製作委員会・テレビ東京