このレビューはネタバレを含みます
バトル漫画の実写化の中では一番面白いかもしれないと思った。
序盤の皿屋敷が特にいい。
制服姿が浮いてないし、画面全体から感じるリッチさが凄い。
特に一話の冒頭なんて、年間ベスト級の邦画の始まり方だった。
一話だけの点数つけるなら4.7くらい。
アクションは最初から最後までずっと最高峰。途中、肩周りはためかせ振りかぶりイップスによる激しさの演出がちょっと気になったけどほんとに気になるのはそれくらい。
ワンピースに無いものを全て持っていた実写化だった。
逆にワンピースが持ってるもの(キャラのハマり具合と箱推しできる唯一性や小ネタなど)はなかった。
良いとこ取りしてくれたらバトル漫画実写作品の模範解答になると思う。
一番残念だったのはやっぱりキャストで、特にぼたんかなあ。
リッチだから意外といいじゃんって思えた人が殆どだったけど、流石にぼたん無理だった。
ずっと見ながら「役者さんは悪くないよ」って言い訳を考えてながら見てた。
そして気づいたけど、多分役者さんも悪いんだよねぼたんに関しては。
「役者さんは悪くない」ってみんな言うけど同じ制作陣の1人なわけだから、そこを区別する必要は無い。
雪菜もちょっと気になったかな。
男性陣は総じて良かった。
ツッコミどころとしては、攻撃が通じるってのは分かるけど、戸愚呂の攻撃にめっちゃ耐える説得力が足りなかったかな。
修行が1回なのが悪い。
実写化と言えば幽遊白書!って感じだと思う。