2021.3.19 テレビ放送を録画したものを鑑賞。
三谷幸喜によるアガサクリスティー原作の脚色第三弾。
そういえば監督は誰だっけ？
イギリス（又はアメリカ）の映画版同様にこのテレビドラマシリーズも回を重ねるごとにキャストがショボくなっていくね。本作は本当にパッとしません。松坂慶子の貫禄のある体だけが見ものかな。でも彼女にあんなクソみたいな演技をさせるなんて酷い脚色。
三谷幸喜の作品は舞台演劇的過ぎて馴染めないです。それが彼の持ち味と評する人もいる様ですがならば映像化する必要ありますかね？
何処かにも書きましたが野村萬斎はロンドンのグローブシアターにも出演している程なので狂言の世界では凄いのでしょうけど彼の映画（ドラマ）出演作を見ると臭い芝居に腹が立ちます。特にこのポアロを模した勝呂役は気持ちが悪くなるくらいやり過ぎ。
アガサクリスティー原作ものが好きなので三谷幸喜脚色三作品とも見ていますがまあクリスティーだから見れると言うだけです。
ちなみに「死海殺人事件」は公開当時に映画館で鑑賞してますし、少し前にレンタルでも再見しているので犯人は分かっていました。それを踏まえて犯人を不必要に犯人らしくしていない脚色がいただけません。
撮影は綺麗でしたけどロケはその辺の裏山でやったのではないかな？
