思ったより面白かった
ジュリアン・ムーア版はクラリスみなかったんだけどこっちはちゃんとジョディ・フォスター版踏襲してる気がする。雰囲気がクラリスっぽい。
とはいえ「羊たちの沈黙」が親戚の家のトラウマ想起させて進行していくから、実両親のトラウマよりも親戚の家についてのトラウマ描写を期待してました!残念!
このあたりシーズン2あるなら期待したい所。。
ただバッファロー・ビルのトラウマやキャサリンとの関係性、現場業務への影響はリアルだったから、あの事件から1年後という時間軸での描写がめちゃくちゃ納得行った
人種差別やアルコール依存症、メンタルヘルスを深く扱ってるのは現代のドラマの風潮捉えていると思うけど、割と描写自然だったからくどいとは思わなかった。
なによりViCAPメンバー+アーデリア最高すぎる。
アーデリアは友人としても同期としても100点満点。トリパティ、クラークは安定で、エスキヴェルは一線超えちゃったけど頼り甲斐しかないし、クレンドラーめっちゃいいキャラ。
どうしてハンニバルでああなったのか本当に謎
1.
ビル事件のトラウマを抱えるクラリスが前線復帰。お飾りとしか思っていない上司と信頼してくれる同僚エスキヴェル。女性3人の遺体と子供、製薬会社の治験と女性取材記者。
2.
民間武装組織vsATF×ViCAP。ウサギ"ピーターの救難信号ライフルでATF捜査官負傷。悪徳保安官と組織ボスの売春追及でクレンドラーに認められたクラリス。PTSDは健在?
3.
製薬会社に雇われた殺し屋の背景と、揉み消そうとする製薬会社側(?)の動向。暴走するクラリス、マルチなエスキヴェル、陰謀信じるクレンドラーと収束させたい司法長官。
4.
部下を庇うクレンドラー、陥れる同期ハーマン、成果を出そうとするマップ、FBI上層部の死因改竄。よくある刑事ドラマ…?クラリス推理は見事だけどスタンドプレーしてる笑
5.
マリリンvsクラリス。マリリン医者免許剥奪納得具合の拷問。クラリスの薬剤の後遺症と父親のトラウマ具合が気になる所。アーデリア本当有能でしょ、もっと評価されるべき。
6.
クラリスのPTSD No.2。殴った男のDNA抹消。マーティン宅での会食。真実を思い出したクラリス。"How does it feel to be so beautiful?" クレンドラーの弁護士怪しい。
7.
少年殺人事件。実母から性的虐待を受けていた息子が犯人だと発覚。アーデリア株爆上がり。正義感から苛立つクラークと親権獲得の為、汚職に手を染めたクレンドラー。
8.
留学女性の自殺。解剖によって妊娠と治験参加の跡が発覚。クレンドラー、迷いながらも弁護士とバトると決意。アーデリアはFBIの腐り具合に愛想つかして組合参加。
9.
クレンドラーの飲酒。製薬会社御曹司の意思を尊重したいクラリス。外出してビル母に執着するキャサリン。性転換者として生き辛くなったジュリア。ヘラルド紙が悪いのでは?
10.
キャサリンvsライラ(ジェイム実母)。止めにかかるスタンドプレークラリス。告訴しようとするアーデリア。司法長官とライラの母親としての苦悩が対比で描かれるシーン良い。
11.
製薬会社潜入捜査。ジュリア大活躍+黒幕は製薬会社社長のハーゲン。ハーゲンと長官が懇意にしてたらもう汚職もくそもないな…記憶から父の真実に気づき始めたクラリス。
12.
FBIの強制捜査。ハドリンの殺害。(S+Eエンド?)ニルスが執着する絵の画材。クラリスの父との記憶復活。またもクラリスピンチ。ハーゲン親子は本当に残虐非道極まりない
13.
クラリス拉致。ニルスの過去と歪んだ考え。真意に気づいたタイが父とけじめをつけて、自らも重責に耐えられず自殺。母の真意を知ったクラリス、キャサリンと和解後帰郷