このレビューはネタバレを含みます
絡み合った伏線が解かれていく様は16話完走できるくらい面白かったけれど、連続殺人犯が2人とも吃音や足の不自由さを世間の目を欺くために使っていることには違和感が残りました。しかも足に関しては、障害が残ってるように見せかけているというところからして悪質で、偏見の助長につながるのでは。
最終話で20年前の呪縛はひと段落したけれど、住んでいる場所で殺人事件が起こっても自業自得と被害者を叩き、地価の下落を心配して相互監視するような住民が多い都市の息苦しさは変わらないのが遣る瀬ない。