このレビューはネタバレを含みます
やりたかったことはなんとなく理解できるが、エンタメに落とすにはなかなか渋い題材だったと思う。
あと、今これを配信するタイミングもよくなかった……脚本もオープニングも。
フューリーの老いと、任務と、大切なもの。彼の“人生”については今まで深く触れられたことがなかったので、母親との切ないエピソードを話すくだりなどは非常に良かった。
プリシラ、もといヴァーラとフューリーの秋の木漏れ日のようなロマンスも好み。
しかし、マリアとタロスを本作で殺してしまったことへの不信感が最後まで拭えず、とても残念。
タロスとフューリーの小2みたいな喧嘩が良かったから、4話からかなりモチベーションが下がってしまい、最後まで上がることはなかった。
オリヴィアコールマンのソーニャとエミリアクラークのガイア、本作だけのキャラクターにするのは勿体無いので、良きタイミングでウィルリターンしてほしい。