相棒 season 19の11の情報・感想・評価

岸谷五朗さん！ 『シャンパン いれちゃおうかしらね』 小手鞠さん

凶悪化する少年犯罪とその扱いに関して強烈なアンチテーゼとなった年始スペシャル。時に、亀山が卒業し、神戸が来る迄の間に右京に起こった事件が出発点となる。記者である新江浜役に岸谷五朗さん。映画第一作の友情出演以来の出演は正に名演となった。相棒の傾向として加害者に同情せざる得ない事情が存在するのが多数だが…今回は正に共感すら得られる内容で…(T_T)。被害者があまりにみな鬼畜…。ただそれでも右京さんの正義は揺るがない故に葛藤が起きる…そこに名演ある時、素晴らしい回となる。（映画版の西田さんみたいに。）そこに見事ハマった回だろう。また小手鞠さんのサイドストーリーがフォローになってましたね…。（悪は悪のままでもないよと。）ただ…北野武が言ってます。あの子は昔不良だったけど更生して立派だと言う事はおかしいと。迷惑をかけられた人たちはどうなのか。立派な人は最初から不良にならないと。オレは昔悪かったみたいな事を言うやつはどうなんだと。まぁ…昔悪かった人は贖罪な気持ちは持つべきなんでしょうね…。やり直せるけどね…。

少年犯罪とその復讐という刑事ドラマではありがちなテーマの中でも右京の揺るがない正義感と、岸谷五朗とのやりとりで見事な傑作に。 被害者がクズすぎるのと、オマエニツミハのアナグラムはちょっとダサいけど笑 青木柚出てた〜！

少年犯罪は難しい。

岸谷五朗さん出演の特番回。演技良かったですねー。少年犯罪が主なテーマで、加害者に同情してしまうどうにもやるせないテーマ。

未成年者の犯罪者に対する復讐殺人。 かつて救う順番を間違えた右京の罪。 「一粒の麦に終らば」

毎年恒例元旦SP。まず良かった点として、現代のトピックである生活保護受給、DV、新世代のナチス信奉者などを扱っていた事も良かった。悪かった点として、まず冒頭並びに右京さんの過去の火災シーンで顔、スーツに煤や汚れが付いているのに眼鏡が綺麗なのが気になった。また、2008年に右京さんはあの車に乗っていたのだろうか。そして、あの足の不自由な彼が自殺のシーンで、なぜ伊丹芹沢は落ちてから、驚いてるのか。登った瞬間に止めに入らなかったのかは腑に落ちない。