シーズン１につづいてB級犯罪ドラマ。
あり得ない設定が多い。米英ドラマとちがって無慈悲な展開だ。不必要に子供に手をかけるとか、無茶苦茶だ。

最後もかなりひどい。
西部劇やターミネーターじゃないんだから警察署に突入なんかC級脚本だろう。仇敵への射撃も射角が同じだから味方に当たっちまうぞ。

一気見させる流れはあるんだけど、ノリで書いたような脚本なので「はっ？」というシーンが目立つ。そこが残念ポイント。
主役の黒人の若い子は全然かわいくないのに、白人のかわいい子がベタぼれになり、逃走中にエロ行為に耽るとか、笑ってしまった。

フランス人は常にエッチばっか考え、異常な性癖が染みついているなあ。

クリスの組織にシャイネズと妹を殺されたメディは、強盗チーム唯一の生き残りトニーとリアナと組み、ベルギー脱出を計画。その資金を得るためホテルで開かれるダイヤ取引場を襲撃しブツを奪ったメディは、会場にいたクリスを射殺し逃走する。だがその時、クリスの横にいたハビエルという男も撃ってしまう。

ダイヤ換金の算段もつき、一息ついたメディたち。メディはリアナを養女にしてカナダに行くつもりで、トニーは家族を連れてイタリアに移住の予定だ。しかしそんな彼らにまたも死の影が忍び寄る。ハビエルの父親である南米麻薬カルテル〈ロス・ソレス〉のボスがメディ抹殺指令を下したのだ。現地で抹殺部隊を指揮するのは、在ベルギー・ベネズエラ領事館のアルメイダという男だ。命を狙われ進退きわまったメディは、ロス・ソレスと揉めている宿敵サベルと手を組むことに…





「ギャングランド：抗争地帯」シーズン2


サベルが仕切るジェブリ家以上の敵がベルギーに上陸してくるシーズン2。今回の相手は南米の麻薬カルテル。その先鋒アルメイダ役は、みんな大好きヨアキム・デ・アルメイダです。シーズン1では警察視点が無いのが不満だったけど、今回は女警部ロランス・ヘルマンが登場。トニーを捕まえてメディを誘き出そうとします。しかし彼女もまたカルテルに脅される羽目に…

巨大なカルテルに立ち向かう強盗親父メディと不良少女リアナ。仲間のトニーやサベルまでもが、愛すべき家族を守り抜こうともがき、そして失っていく…結構悲惨な話ですけど、一気見必至のアクションサスペンス。これくらい荒唐無稽な方が楽しいな。

シーズン1に比べたらもっとＢ級感増してた。
でもなんだかんだ最後まで見ちゃった。