【第76回エミー賞　ドラマ部門作品賞ノミネート】
『ダウントン・アビー』のスタッフが手掛けたドラマ。シーズン2ではエミー賞作品賞など全6部門でノミネートされた。

シーズン1に引き続き普通に面白い歴史ドラマだった。メインキャストは変わらずオペラハウスの闘いを中心に描かれる。

主演はメリル・ストリープの娘、のはずだがエミー賞では新興実業家ラッセル家の奥様を演じたキャリー・クーンがノミネートされた。確かにこれはバーサが完全に喰ってしまっている。

お金持ちたちのオペラハウス紛争を中心にしながら、使用人たちの生き様や黒人問題にも切り込んでいる。そういった意味で現代的なドラマだと思うし、リッチな画面が楽しめる作品でもある。

前シーズンでは添え物のような扱いだったエイダが後半のメインになっていく。幸せをあっという間に失った不運な運命に涙した。

スコットさんと編集長の取材旅行のくだりはハラハラものだった。ただ、あれだけ引っ張っておいてあっさり帰ってきた場面に繋げるのは如何なものか。どうやって帰ったか、そこを見たかったのに。

クリスティーン・バランスキーは流石の存在感で場を支配する。頑固な保守派は叔母さんを魅力的に演じている。

ラッセル夫妻、普通のドラマなら悪役として描かれそうなキャラクターなのに何故だか応援してしまう魅力があった。

オスカーは…お気の毒としか言いようがない。でも都合のいいときだけ彼氏に頼るんじゃダメよ。あの彼があまり描かれないのも不満の一つ。せっかく同性愛描写をしているのにもったいない。

昔のNYを舞台にしつつ、適度に盛り上がりもあってクリフハンガーも妥当、演出も上品でよかった。『ダウントン・アビー』は観ていないので比較は出来ないが、普通によく出来た歴史ものだった。荒んだ心にこういう適度にどうでもいい（褒めてる）ドラマが響く。良作。

• #第76回エミー賞

前シーズンよりパワーアップ！！！

グラディスがどんどん輝いていく。

相変わらずラブラブなラッセル夫妻。

そしてエイダ叔母様の覚醒。笑

マリアンのラストシーンにも無事にキュン死🫰💕

早く続きが観たいな〜

面白過ぎて一気見してしまった。
ドロドロしすぎていない展開が続くのでとても見やすいドラマ。
シーズン1では主役だったはずのマリアンの存在感がどんどん薄くなっていて、ラッセル夫人の圧倒的存在感に完全に喰われてしまっている…。
ラッセル夫人はかなりの野心家でとても厳しい女性なのに、使用人へのちょっとした心遣いが素敵だったりして、つい応援してしまいたくなってしまう。
マリアンはもう少しがんばらないと、ラッセル夫人がこのドラマのメインになってしまうのでは…。