「聞こえない父と聞こえる娘」
※しずかちゃんの入浴シーンこそありますが、ドラえもんは一切関係ありません
ろう者のパパを演じた笑福亭鶴瓶は言わずもがな。娘・静を演じた吉岡里帆、影のキーパーソン・圭一役の中島裕翔の両名が好演。配役◎
コメディとシリアス(笑いと涙)のバランスが絶妙で見やすく、派手なエピソードはないけど、何気ない会話やひとつひとつのシーンに色々な"ヒント“や"気付き“が隠されている。
長所と短所は表裏一体。少し角度を変えて見てみるだけで、ほんの一歩でも踏み込むことで知る相手のこと。そんなことを感じさせて貰える作品でした。
ベタではありましたが、最終話のタイトル回収とラストシーンには気持ちよく泣かせられましたね。
個人的に吉岡里帆さんのベストアクト作品だと思います。何かいいドラマない?と聞かれた時に候補に入れておきたい、誰にでも気軽におすすめできる良作ドラマ。
"あなたをそう見る側になにか理由があるんだと思います。あなたにそうであってほしい何かが。あなたは何も悪くないです“
"その人がかわいそうかどうかを決められるのは、その人だけなんです。人のかわいそうを勝手に決めてはいけません“
"おまえを泣かした奴らより楽しくしていろ、それが仕返し“