<なんせ本物のマフィア!>
『ゴッドファーザー』ができるまで。
見るのが楽しくて一気見してしまった。
制作系の仕事って、なんでも一難去ってまた一難みたいになると思うけど、
この場合、一難去らないうちにまた一難と「難」が蓄積していくのが怖いし、面白い。
きちっと解決するところもあれば、剛腕でねじふせるところもあり、なだめたりすかしたりしてごまかすところもある。
さらに物事を複雑にしているのがマジモンのマフィアの存在。
うまくやらないといけないけど、深入りして借りをつくるのはより危険。
本当に危険。
マリオ・プーゾとコッポラのやりとり、マーロン・ブランドの説得と共演者との会食、アル・パチーノの抜擢と面白いことづくし。
当時、注目されてなかったアルの秘書、ベティーにもスポットが当たってたのもよかった。ジュノー・テンプルは「テッド・ラッソ」と同じような役柄。マイルズ・テラーとマシュー・グッドもいい。