今シーズンはかなり暴走気味でした。
あまりにも振り切れていて、個人的には前シーズンまでの方が好きでしたが、本作のコメディ度合いはかなり高く面白かったのも事実です。
まあちょっと不謹慎があまりにも過ぎるとは思いますが。
まさかの展開の連続で、笑いには事欠かない感じでした。それでいて、ミステリー部分も安定しており、やはり最高でした。
一番好みが分かれるシーズンかとは思いますが、人によってはこのシーズンこそが至高なんだろうなと思います。
不謹慎に寛容で、ラブコメ系ミステリが見たい方にはおすすめです！

　今回は事件というよりもモルガンの恋模様をメインに描いていました。相変わらず、事件の解決のためのひらめきはすごいですが、少し雑になってる感じがありました。

　カラデックと付き合ってた人、キャリアも諦めて同棲始めようとして別れ切り出されたのは酷すぎる、、、
モルガンとカラデックがやっと付き合い始めるかなと思ったのにまたもやモルガン家族の無茶苦茶で付き合えず、でも最後の話でカラデックとの子供がお腹にできていたので次のシーズンも期待です！

ヒロインの破茶滅茶なキャラにさすがについていけなくなった。面白さはシーズン2がピークだった。

これはもう古今東西ミステリもののテンプレパターン。トリックのアイデアがどうしても陳腐化、枯渇するものーー「謎解き」と「長寿」の両立がレアな所以。

同じ仏ドラマ「アストリッドとラファエル」もそうだったが、最初のうちはユニークなキャラの探偵役が不可能トリックを解決するところに惹かれる。

しかし、ロケット発進したミステリドラマも回を重ねると恋愛やら家族問題やらに色合いがシフトしていき、ミステリは添え物、トッピングになってくる。まあ、仕方ないのだろうなぁ。

本シリーズは破天荒でしかも息をするように嘘をつくヒロインのユニークキャラに最初から引っ掛かっていた。それでも終盤の謎解きシークエンスでのコメディタッチが面白くてカバーできていた。シーズン3ではそのあたりがついに逆転してしまい、もう観るのが辛くなってきた。ヒロインの行動は完全に法律的にも道義的にも一線を超えている、、、

"おフランスもの" との相性の悪さをやっぱり再自覚してしまった。

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