Mariko

地球に落ちてきた男のMarikoのレビュー・感想・評価

地球に落ちてきた男(2022年製作のドラマ)
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U-NEXT再お試し中に、ふと目に止まって「なんだなんだ、ドラマにこのタイトルつけるとはいい度胸だな」と思ったら、なんとまさかの「あの」続編!
ものは試しついで、と観はじめたら悪くない、どころか...

お薦めです。そしてコレ、76年作の映画観て、あと何も知らずに観るのが結構オススメかと。


(以下若干ネタバレあり)

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1話のラストでビル・ナイが登場。えええええ、ビル・ナイさまが「あの後」年月を経たトーマス・ジェローム・ニュートンなの?!ここで心拍数爆上がり、で、もう一気に(と言っても1日1話ペースくらいだけど)鑑賞。
非常に現代的・社会的であり、案外哲学的でもあり、最終話は泣いた。何より続編とはいえまったく別の物語であり、けれどあの謎に包まれていたニコラス・ローグ作品の補完的意味も大きく、とてもおもしろかった。
キウェテル・イジュフォー(この方の名前、いつも言えない書けない💦)のinnocenceとintelligenceを一瞬で切り替える表情が素晴らしく、その他キャストもとてもいい。メアリー・ルーはちょっとイメージ違ったけど。ビル・ナイさまは、もちろんボウイ演じたあのニュートンとはまったく違うんだけど、地球という星で歳月を経た結果こういう風になったんだ、って思わせてくれる説得力があったんだよなあ(ココ大事)。
あと、私がソウル・ジャズ好きだったら更にグッときてただろうな、とかも(選曲すごく良いけど、そもそも全く造詣が深くないので…)

それにしても、観てる人が少なさそうでもったいない。昨今こういうドラマの露出としては、AmazonやNetflixに比べると圧倒的に少ないのかな。
少なくとも、20年後の本人が出てる某SWのドラマよりは数百倍おもしろかった。
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