Mariko

さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~のMarikoのレビュー・感想・評価

3.0
各種設定に現実味が全くなく色々テキトー過ぎる上に、とにかく薄っぺらい。
1話でそれがわかっていたにも関わらず7割方観てしまったのは、西島さんのポンコツぶりと笑顔があまりにもあまりにもチャーミングだったから。西島加点なかったらスコア2とかかも。
あの人は殺伐とした公安モノとかより絶対こっちの方が似合う。そこがマッチして作品自体も素晴らしいのが今のところ(知る限り)『きのう何食べた?』しかないのが残念すぎる。

自分の絵を見て「素晴らしいよ!」を連発するシュンペイに「ほかにないの?音楽家にコメントを求めたのが間違ってたわ...」っていう石田ゆり子のセリフ、相手が作曲家や演奏家ならまだわかるんだけど(もちろん個人に拠ると思う)こと指揮者に関して、言語表現に長けてない人って見たことないんだけど。そういうとこよ。それとも、心底感動してほかのことばを失った(ほぼ元)夫に対するテレ隠し、みたいな深い表現だったりする?(しないよな...)

あとは、満島真之介がドイツ語うまくてビックリした。
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