役者陣がめちゃめちゃよかった。杉咲花ちゃん安定すぎる！森山未來さん圧巻すぎる！匙加減が彼にしかできない役。そしてこれは藤原季節くんを売り出す為の作品だね。よく考えたら新旧オフィス作！(私オフィス作好きだよ！というほど詳しくないけど…)季節くんのファン増えそう^^
脚本家の期待値低すぎたせいか結構良かった(途中から原作のみ)だけど！メ～テレ意識しすぎ(笑。映画強いから！)季節くんだからhisは想定してたけど監督にヴィレヴァンの船谷純矢さん！あとホテルローヤルの桜木さんの番宣文句が出てきて驚(制作観た？)花ちゃん衣装が白→黒で自我発露の表現良。
圧巻は8話ラス前回の長回し！舞台みたいだった…凄！この為にそこまで3人とも抑え気味の演技してたんだなと思った(特に花ちゃん)連ドラを長い映画に見立てた山場。最終回後半蛇足(というか詰め込みすぎ)だけど石井杏奈ちゃんも寛一郎くんも好きだからよし。霧島れいかさん私得(ここも絶対ドライブ・マイ・カーでしょう！NHKほんと映画好きだよね^^)。ベストは信爾の岡田義徳さん！
この脚本家(原作)さんの私のイメージは結構金関係がしっかり出てきて(そこは好感。だけど今回はどんぶり勘定感あった)、あとどうしても母親像が好きになれない…紋切型というか。女性が描く「愛に依存してる系」(ちなみに男性脚本家だと聖母系が苦手)後半マシになったのは脚本家変わったから？
ちなみに私は主題歌あんまりハマらなかったのだけれど(むしろ劇伴が良すぎて響いた…谷口尚久さん。直近で映画「五億円のじんせい」観てたわ！「湖底の空」も。あんまり印象無かったけど今回めっちゃ良かった)、原由子さんの代表作は「花咲く旅路」…だから依頼されたのかな？(ただし私の中では超えられていない。あの曲がめっっっちゃ好きだから！！)
ぶっちゃけこのネタは若干もう食傷気味で(しかも私はNHKの連ドラ(朝ドラ大河以外で)直近で観てたのが「恋せぬふたり」なのでどうしてもあちらと比較してしまう…出来が凄かっただけに)、あとこのドラマは設定にかなり寄せ集め感があった(his＋逃げ恥＋何食べみたいな？苦笑)
なのであまり点は良くないけど、序盤から8話までの静謐な雰囲気が凄く良かったし、啓蒙という意味ではまあいいのかなと思った。図らずも当事者になってしまうという立場は体験してみないと分からないもので、傍観との違いが的確に表現されており、その点はかなり響いた。
一番印象に残ったシーンは、中間位で藤原季節くんがベンチに横たわっているシーン。綺麗だなと思った。
(元々季節くん見たさで本作観た)
で！それに呼応するように最終話(かな？)で森山未來さんも同じ様な場面があり、制作巧いな！と思った。陸と悠磨の関係性が非常によく表れていたと思う。
