実はあれだけミュージカル化されていたりするエリザベートもの、今回が見るのが初めてで、エリザベート自身についてもざっくりした知識しかなかったもので、「こんな人だったんだー」と感じた。
（いえいえ、当然脚色しているので、こんな人ではなかったとは思いますGが・・・） 野生の暴れ馬のような意志の強さと縛られることを厭う心、あの自由人なお父さんの血を色濃く受け継いでいるんだなぁと。
そして、ある種真逆の気質だからこそ、フランツに惹かれるのよね～というのもわかる・・・。
また、時は19世紀後半、ここを抜けるとまさに近現代史に足を踏み込む時代、現代に通じる感性と時代性を感じる部分とがすごくミックスになっている。
ハプスブルグ家はこういう時代の中で終焉を迎えていったのね・・・
衣装の可愛さ、宮殿内の様子や、庭園や森などの風景等もみどころ。
