安定のバカリズム節と仕掛けに満ちたシナリオが楽し過ぎた。
とにかく生の会話を覗き見ているようなリアルなリズム感が堪らなくて、メイン四人がどんどんと好きになっていき、幼馴染がどんどん馴染む。
あとなんとなくバカリズムって作中で寸劇みたいなことするの好きだよなって思う。
その他ぎりぎり見かけたことあるかもしれない古いアイテムが多数登場したり、何気ない面子の豪華さにも見所があった。毎度の懐メロエンディングは絶妙に心に染みたり染みなかったり。
大枠のやり直しのファンタジックな面白さだけじゃなくて、より細かい現実的なところでの面白さの積み上げがさすがだなと思った。子供のころから大人の視点で周囲に首を突っ込んでいったり（徳を積んだり）、大人になってからの違う職種のマルチな味変展開だったり、それに付随する一貫したストーリーライン（サブクエスト）が、食べれば食べるほど、噛めば噛むほど美味しい巧みな構成になっており、回を追うごとに加速度的に面白くなっていった。
