CRISIS 公安機動捜査隊特捜班のぼっちザうぉっちゃーのネタバレレビュー・内容・結末

放送当時リアタイで楽しんでいた本作、再鑑賞。

やはり澤野弘之音楽はそれだけで３割増しで作品の質上げるな。
あと硬派な作風でぶっ飛んだ組織描く感じはやっぱり好きだ。

とにかく全員が当て書きかってくらいぴったり。カラーの濃い少数精鋭で、力みの無い感じと面の皮の厚さが憎い。この手の作品のメカ担当の有能さは尋常じゃないな。
長官の、序盤から敵でも味方でもない感じがまさに狸っぽくて良い。
貞淑で、ちょっとイケナイ感じの石田ゆり子も綺麗。
あとは西島秀俊の撫で肩に小栗旬のインナー覗きがずっと気になってた。

毎回しっかりアクションの見せ場があってステゴロの見応えもしっかり堪能できる。
そうして全体としてスタイリッシュでカッコいい内容なのに、シナリオとしてはどこまでも残酷で負け続きのエピソードとなっているのが印象的で、ラストのめちゃくちゃ不穏な終わり方にも当時すごくぞわぞわした記憶がある。