Cisaraghi

良くも、悪くも、だって母親のCisaraghiのネタバレレビュー・内容・結末

良くも、悪くも、だって母親(2023年製作のドラマ)
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このレビューはネタバレを含みます

賢医のミナ先生が出ていると知り、第1話と最後の5話を視聴。間はネタバレあらすじを読んでストーリーを補完。でも、ミナ先生と双子(ウンギや!)の登場場面はほぼ見た。
 ミナ先生ことアン・ウンジン씨演じるミジュとガンホは、ネイリストと検事という格差カップル設定ながら、韓ドラあるあるの男性優位的なそれとは一線を隔す横並びの関係。ミジュは、下積みを支えた苦労やシングルマザーの不遇をかこっている雰囲気を滲ませるでもなく、むしろ双子と共に普通に楽しそうに生きてる風なのがよかった。回し蹴りや、セクハラオヤジの腕を捻りあげるシーンなども自然で無理がなく、こんなのは我慢しなくて当然だとちゃんと描いているのもいい。
 若い頃のレネ·ゼルウィガー似のアン・ウンジン씨、韓国女優には珍しく、普通に明るくのびのび育ったお嬢さんが地で演じているように見えるのが新鮮。極端な設定が多い韓国ドラマの中で、このキャラクターをどう生かしていくのか、今後の活躍が楽しみ。
 
主役のナップンオンマはやること極端過ぎて、感情移入出来なかった。というか、愛情で虐待は正当化できない。ミジュのお母さんと、ミジュ母とミジュの関係には共感したし、サムシク母の誰よりもサムシクを悪く言う理由に泣けた。
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