吉野北人クン目当てで観ておいてこんなこと言うのもナンなんですが、これ、主演は柳俊太郎さんでよくないですか？というのは置いといて、青井さん、緑川さん、桃田さん、黄本さん、本当に丸亀製麺のバイトの人たちのような実在感があってよかったデス。それと相対する赤松店長のトンデモ浮き世離れした感じは、市川雷蔵演じる『濡れ髪剣法』のバカ殿様というか、俗世に間違って入り込んだ殿上人というか、こんなリアリティー０の浮いた役を演じてわざとらしくも嫌味にもならないのは、さすがふわふわ感が身上の吉野北人だなと。最後まで一貫してホテルマンの慇懃さをキープしていてブレないのもよかった。
丸亀製麺の宣伝のために作ったドラマ？というくらい丸亀製麺が全面協力してて、近くにあったら絶対すぐに行って、葱山盛り入れて食べてた。しかし、丸亀製麺にホールの人いたかな？それと、あの油揚げどうなったんだっけな？
尾美としのりさん、年取って演じる役柄の社会的地位も上がって偉くなったんだなーと感慨深かった。
結末は、青井さんも含めて、もうちょっと違うパターンを期待してたかも。あんな丸亀製麺、さすがに実在してないよね？オープニングのダンスは何回見てもよい！
