あらなみ

悪女についてのあらなみのネタバレレビュー・内容・結末

悪女について(2023年製作のドラマ)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

なるほど。
有吉さんが原作なんだ! 原作も読んでみようっと。
刊行当時の時代から今の時代にアレンジしたらしいけれど、制作費の問題なのかな。

一代で財を築き上げた公子。
しかし彼女は再婚の結婚式のドレスを着た姿で転落死してしまう。
彼女が死んだのは事故か自殺か、というところにはふわっとしか触れられず、何故か彼女が辿った数奇な人生に焦点が当てられたお話。

行き詰まった小説家と編集者が、調べていくうちに、公子の二人の息子の本当に父親にたどり着いて行くんだけれど、なるほどなぁ。
小説家があんなに泣いたのなんでかなって思ったら一番しんどかった時に、道標になった人だからなんだ。
そこに繋がってくるのね、なるほどね。

結局のところ、小説家に対してはひとりの、子供を育て上げた母親、みたいな感じで接してたけれど、色んな人を利用して、利用しまくって、金を巻き上げて、普通に詐欺なんよ……。
あらなみ

あらなみ