このレビューはネタバレを含みます
久しぶりに良い作品を見たわ……。
一人の青年が自殺に偽装されて死んだ。
その真相の先にあったのが、搾取するものとされるもの。
派遣法の改正は本当マジで悪法なのよな……。
この作品の感想にも派遣の厳しさへの無理解だったり、自己責任論を諭してた人がいて、どんなに頑張っても這い上がれない社会構造を知らない人・関心がない人がたくさんいることに愕然とした。
だからおかしな政党がのさばるのか……。
それにしても、織田裕二さんの老刑事役があんまりにも板についてて、かつての踊る大捜査線を彷彿とさせて面白い。
こういう、人を食い物にする人達の正体を暴いていく系の作品、増えて欲しいし、手に取りやすくドラマとかで扱って欲しい。