ShinMakita

FUBARのShinMakitaのレビュー・感想・評価

FUBAR(2023年製作のドラマ)
1.8
CIAの敏腕諜報員ルーク・ブルナーは、ベルギーで敵の資金となるダイヤを回収し、無事最後の任務を終えた。隠れ蓑であるフィットネス機器販売会社をゆるゆるやって引退生活に入るつもりのブルナーは、彼の正体を知らない元妻タリーや子供たちとすごそうと考えている。子供のうち特に娘エマは彼の自慢。頭が良くて真面目で、世界救済基金に勤めて貧しい国に水路を敷く仕事をしているのだ。
引退から2ヶ月後、ブルナーは相棒のバリーに呼び出された。南米ガイアナのカルテル「ラペパランモ」に潜入中の諜報員〈パンダ〉の正体がバレ、助け出さなければならないという。カルテルとコネがあるブルナーが適任というわけで、仕方なく武器商フィンに扮してカルテル本拠地に飛んだブルナーは、そこで働く女兵士を見て仰天する。なんとそれは愛娘エマだったのだ。エマもまた、家族に正体を偽って活動していたCIAスパイだった…

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武器カルテルのボス、ボロを捕まえたルーク・ブルナーとエマ。CIA上層部は彼を囮にし、顧客であるテロリストたちを一網打尽にしようと考える。この作戦に猛反対なエマはプロの拷問屋ノームを使ってボロを尋問すべきと提案するが却下されてしまった。結局チームから抜けて「ブルナー家の危機」に立ち向かうことになるエマ。いまブルナーの孫ロミが白血病で入院しており、骨髄ドナーを確保しなくてはならないのだ。だがドナーとなる男カイルは謝礼だけ受け取り移植をすっぽかすハラだった。エマはカイルを捕まえ、ノームの拷問で翻意させようと…


「FUBAR」





お互いに正体を知らなかった父娘が現場で鉢合わせ。いがみ合いながらも力を合わせて巨悪と戦うというコミカルスパイアクション。「トゥルーライズ」のパロディですね。老いたシュワちゃんが娘にイライラする姿が可笑しくて楽しいです。バックアックチームの減らず口も笑えるし。

後半は、孫の病気に娘エマの浮気、元嫁の疑惑かわしと大忙しのブルナー=シュワちゃん。チームメンバーのアルドン、ルー、バリーらの個性もますます磨かれ楽しめます。チーム内の恋愛模様も面白いけど、ほとんどホームドラマコメディ(下ネタ満載)なので困惑しかないかも^_^バリーのオタク度も含めて ドラマ「CHUCK」に近いか。ぜひ。
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