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とある資材置き場で発見された女性の刺殺体――。被害者は地元でスナックを営む坂井葉津子(北香那)。殺人および死体遺棄の容疑で逮捕されたのは、彼女の妹である佳江(秋田汐梨)の交際相手、宏(望月歩)だった。元裁判官の弁護士・菊地(椎名桔平)は宏の弁護を引き受けるが、彼自身、過去のトラウマから真実と向き合うことを恐れていた。事件の背後でさまざまな思惑が絡み合う中、菊地はどんな“真実”をたぐり寄せるのか?
菊地が挑む、悪魔の証明――。葉津子を刺した時の記憶がないと言う宏に、殺意がなかったことを証明するのは果たして可能なのか? エース検察官の岡部(入山法子)から厳しい追及を受けながらも、菊地は証人として呼ばれた大村(中村シユン)が葉津子とある契約を交わしていたことを暴き出す。一歩ずつ真実に迫っているかのように見えた菊地だが、葉津子の元恋人・宮内(高橋侃)の口から、宏にとって不都合な秘密が語られて……。
葉津子と宏が愛し合っていた―。宮内の証言に動揺する菊地。さらに、かつて菊地が裁判長として下した判決に起因する事件がSNSで蒸し返され、法廷の空気が一変する。心配する坪田(ふせえり)だったが、高橋(髙嶋政宏)は依頼者の喜平(堀部圭亮)をなだめ、菊地に宏の弁護を続行させる。菊地は事件当日の葉津子の足取りを明らかにしていくが、そんな中、葉津子の母・すみ江(いしのようこ)の口から衝撃の告白が―。
「葉津子を殺したのは俺です―」宮内が放った言葉の真意とは? 事件当日の宮内の動向が判明し、菊地は異例ともいえる現場検証のやり直しを求める。その結果、事件の意外な真実が明らかになり、宏も失った記憶と対峙することに。迎えた最終弁論、菊地が法廷で口にしたのは、かつて菊地自身が谷本(永島敏行)から受け取った言葉だった。そして下される判決。過酷な真実と向き合った先に、どんな結末が待ち受けるのか―。
人は時として、間違えてしまう。一瞬の判断の過ちが、誰かの人生を狂わせてしまう。母親の選択はその最たるもの。気持ちが悪くなるほどあり得ない。全貌はほぼ明らかになるが、それぞれの感情の部分では含…
動きは少ないドラマだったけど、面白かった。法廷をうろちょろしない検察官や弁護士、形式に則った裁判官とのやり取り、裁判員たちの苦慮、証人のプレッシャー。エンタメに寄せすぎに法廷を描いたって感じがして…